木曜日担当、カウンセリングサービス の大門昌代 です。
木曜日は5月よりテーマが「うまくいかない恋の処方箋」になります。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。 />
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よく「恋する女性は美しい」なんて言いますが、本当にそうだなと思うのです。
恋に限らず、「すき!」と思えるものに、意識が向かっていくとき、とても美しいです。
私など、まもなく40代にもさようならなお年頃ですが、やはり「すき!」なものはあります。
例えば孫。
大好きですね。
彼らと接しているとき、きっと私はキラキラと輝いていることでしょう。
例えば趣味。
野菜を育てたり、酵母菌を育てたりするのが、最近の私の趣味なのですが、野菜のお世話をしたり、酵母菌のお世話をしているとき、やはり私は美しいのだと思います。
(例え、野良着を着ていたとしてもです)
恋をすると、どうして女性は美しくなるのかと言うと、好きな人へエネルギーが向かうからです。
エネルギーというと、ちょっと怪しい感じですので、気持ちが向かうと言い換えてもいいですね。
恋をすると、意識が相手へ向かいます。
自分の欠点や、コンプレックスよりも、相手を「好き」という気持ちが優先され、意識が欠点や、コンプレックスから離れていくのです。
ところが、恋をしていない時、私たちは自分の欠点や、コンプレックスを何とか隠して、素敵な人に気に入られようとします。
そうすると、意識が欠点やコンプレックスに向かいますから、気分も落ち込むんですよね。
欠点やコンプレックスは、誰にでもあります。
できるなら好きな人には、欠点やコンプレックスを隠しておきたいと思うのですが、実はこれが恋愛を掴む上で逆効果になります。
何かを隠すということは、「隠す」ことに意識が向かいます。
例えば、あなたの着ている服にカレーのシミがついていたとしましょう。
好きな人と会うとなると、そのシミは隠したいです。
ですから、何とかシミが見つからないようにと、手で覆い隠したり、アクセサリーでごまかしたりしようと思ってしまいます。
うまく隠せたとしても、「大丈夫かしら??」「彼に見つかってないかしら・・・」と、意識はカレーのシミ一直線です。
そうすると、せっかく好きな彼が目の前にいても、彼を見るどころか、見るのはカレーのシミだけということになってしまいます。
その姿は、彼からすれば、「僕を見てくれない人」と映ってしまいます。
カレーのシミは、あなたの欠点やコンプレックスです。
そこを、隠そうとするよりも、彼を「素敵な人だな」という熱いまなざしで見つめた方が、彼からの好感度は上がります。
それに、もしも「ここにこんなシミがついているの」と、彼にそのカレーのシミを見せることができたとしたら、彼は何と言うでしょうね。
だいたいの人は、「シミがついちゃったんだね。それぐらい大丈夫だよ」と言ってくれるものです。
欠点やコンプレックスも、自分ではものすごく隠したい気になることなのですが、彼に伝えることができたとしたら、もしかしたら彼はまったく気にしないかもしれないのです。
それどころか、欠点やコンプレックスは、本人が気にしているだけで、他の人は、欠点だなんて思っていないことがほとんどなのです。
自分自身がダメだと思っている部分を、好きな人に受け入れてもらえることは、とても嬉しいことです。
それだけで、彼を見つめる目力が、数倍アップします。
そして、欠点やコンプレックスを隠さなくてもよくなった分だけ、そこに費やしていたエネルギーを、「彼がすき!」と、彼に向うことにつかえます。
欠点やコンプレックスを隠すために使っていたエネルギーは、より美しい笑顔で彼をみるために使うといいでしょうね。
自分の内側ではなく、外側にエネルギーを向ければ、それだけであなたが輝きだします。
自分自身が輝きだすのです。
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