
■カウンセリングサービス の浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。
☆さて、今日はまずお知らせをさせてください。
名古屋地区所属のカウンセラー中心にゲストを迎えながら、2時間X3本のワークショップをドドンとお届けします。
今回、私は1本目のワークショップ講師を担当させていただくことになりました。同じ名古屋のくにさきさとみカウンセラーとペアを組んで。
扱うテーマは「恋愛・対人力を磨く」。恋愛や対人関係を向上させるためのメソッドをご紹介したいと思っております。
*各講座に関する詳しい情報やお申込みは↓のリンクからどうぞ。皆様とお会いできることを楽しみにしています。
日時:2013年8月17日(土) 13:30~
会場:名駅・ウインクあいち
交通:名古屋駅徒歩5分。ミッドランドスクエア奥。
もし私が彼のような態度をとっているなら・・・という投影
例えばこんなケース。
彼が「私と一緒にいると苦しい」って言うんです。
何度話し合っても変わらない彼の言葉。何だかどんどん距離が遠くなっていくような気がして。
だったらもう私も、もう無理かな、やめようかなって思うんですけど、そう思えないっていうか。やっぱり一緒にいて楽しかったし、私は好きだから。
きっと彼は私のこと、もう愛してないんでしょうね。こんなに拒絶するなんてよっぽど心変わりがあったと思うんですよ。
でもこのまま簡単に別れるのも辛くて。本当は割りきってしまえば楽なんですよね、きっと。
執着するのは嫌だけど、でももしできるならもう一度彼と向き合いたいんですよね。
今日はそんな女性の思いと、その「投影」という心理作用についての話。よろしければお付き合いください。
■例えば、男性が別れを告げた、関係を終わりにしたい・・・そんな言葉を告げるとき。その言葉の裏には様々な動機、感情、観念などがあるものです。
しかし、そんな彼の「もう終わりにしよう」という言動を目の当たりにし、動かぬ彼の態度を見たあなたが
「もし私が彼のような態度をとっているなら、本当に二人の可能性がない時・・・」と感じたとしたら・・・。
彼の愛がなくなった。
そう強く感じてしまうことがあるのかもしれませんね。そう強く感じる度合いだけ、好きだという思いの分だけ相手の気持ちを離さないようにと考えたり、反面、さっさと割りきってしまうほうがいいのかなと思い悩まれることがるのかもしれません。
ただ、実際のカウンセリングの場にいて思うことは、向き合わない、別れると表現している男性だからといって、そうとは限らないのケースだってある、ということ。
もちろん拒絶という意思表示をしている彼にそのまま迫っても、うまくいかないことが多いのかもしれませんが、時間をかけてじっくり見つめていくと、彼がどんな人で、その別れの理由によって、彼の言葉の裏にある心理は意外と揺れていることってあるんですよね。
もちろん拒絶という意思表示をしている彼にそのまま迫っても、うまくいかないことが多いのかもしれませんが、時間をかけてじっくり見つめていくと、彼がどんな人で、その別れの理由によって、彼の言葉の裏にある心理は意外と揺れていることってあるんですよね。
■もしかして彼は
今までの関係の中で本当に一緒にいるのは「もう無理」だと感じているのかもしれない。だから次の恋に向かいたいと思っているのかもしれません。そういうケースもあるでしょう。
しかし、本当は一緒にいたいけれど、仕事や経済的な問題、家族の問題があって、このままではあなたを不幸にしてしまうと思って、距離を取ろうとする男性もいるでしょう。
僕自身、カウンセリングの現場にいると、どうにも「拒絶=本当に無理・愛してない」という感覚だけでは語れない男性の気持ちもあるように感じています。
もちろん残念なことですけど、彼の気持ちは変わらない・・・って時もあります。このような時は辛いけれど手放しを考えたほうがいいかもしれない。
ただ、男性は女性と比べて感情的に生きているわけじゃありません。また、理性と感情は常に対立するものなので、心理的な葛藤状態になりやすい。そういう意味では何事も拒絶することでしか、自分の心理的な葛藤を回避できない男性がいらっしゃるのも事実。
あなたが思う別れの理由とは違う理由で、彼は今葛藤しているかもしれないという発想ですね。
「態度が頑な」だから「もう一切愛していない」とは少し違うかもしれない、ということ。それは私だったらそういう気分になるな、という投影であることも少なくないんですよね。
むしろ、彼があなたを愛せないと感じている理由が、好きか嫌いかだけで判断できるものなら、おそらくとっくに結果は出ている。そんな感じです。そんな明快な感覚があり、それで全てが決まるなら、誰も悩みはしないものですよね。
■だからこそ僕自身、実際のカウンセリングの中でこのようなケースを担当させていただくと、まず彼の心理や男性ならではの感覚を「今あるパートナーシップのコンディション」からいつも考えていたりします。
こういう彼の本音の部分に関しては、彼の家族や友人、同僚などに聞くと何となく分かってくることもあるんですけどね。
もしあなたが彼との関係をもう一度立て直したいと思われるならば、ここではよくよく彼という人がどういう人で、何を思って今の態度を作っているのか?を理解する必要があるんですよね。
そして、自分は素晴らしい愛の人で、相手もそうだ、という部分に戻ってこれると随分と楽になりますよね。
もちろんこれ、言うは易しだと僕も思うところがあります。女性にかぎらず、どこか復縁のプロセスって時として無力感をたくさん感じる事があると思うからです。何で?これだけやってもダメ?どうして分かってくれないの?と。
そして、自分は素晴らしい愛の人で、相手もそうだ、という部分に戻ってこれると随分と楽になりますよね。
もちろんこれ、言うは易しだと僕も思うところがあります。女性にかぎらず、どこか復縁のプロセスって時として無力感をたくさん感じる事があると思うからです。何で?これだけやってもダメ?どうして分かってくれないの?と。
だからこそ、できるだけ楽で簡単な道である方がいい。一人で頑張り過ぎちゃうと本当に疲れます。そして、疲れれば疲れるほど、自分を責める時間もたくさんできるかもしれません。
また、パートナーがどう思っているか?の判断もとても早くなります。もう相手の気持ちを受け止めたり、考える余力が無くなっちゃうこともあるので。
だからこそ、一人で頑張らず、また少し時間を使いながら、いろんな知恵を手に入れつつ、あなたの心のダメージをケアしながら、というのが大切になると思うんですね。
また、パートナーがどう思っているか?の判断もとても早くなります。もう相手の気持ちを受け止めたり、考える余力が無くなっちゃうこともあるので。
だからこそ、一人で頑張らず、また少し時間を使いながら、いろんな知恵を手に入れつつ、あなたの心のダメージをケアしながら、というのが大切になると思うんですね。
僕自身、本当にパートナーのことを愛している、という方に出会うことはとても多いし、そういう皆さんの思いって本当に素晴らしいと思うんです。だからこそ、ちょっと一呼吸置くほうがいい時もある。
そして今回お話した「自分だったらそうする」という投影についても考えていただくと、少し気分が落ち着いたり、何か二人の間の誤解が見えるキッカケになるかもしれませんね。
また、いろんな人、それはお友達や家族のサポートを受けながら考えてみるのもいいかもしれませんよ。もちろんカウンセラーでもOKです。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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