2週に1回、池尾カウンセラー と記事を担当しております、小川のりこです。
最近息子がどんどんやんちゃくれになって、40代母にはついていくのが大変でございます。毎日のように友達が来て遊びに誘ってくれます。そしてその一人の子が私に言いました。
「俺、小川が好きすぎて仕方ないねん。」と。
子供はなんて、分かりやすくピュアなのだろう・・・・。
ふと自分の欲まみれのこころに反省してしまう、この頃です。
では、今回の記事です。
私たち女性というのは、とても感情豊かな方が多いです。笑ったり怒ったり泣いたりと、それが自然に出来る方が多いですね。顔にはなかなか出せないという方もおられますが、出せないだけで、しっかりと感情が動いていると思います。
男性は感情にはさっぱりんこな方が多いですが、どんな状況であっても目の前のやるべきことに対しては、冷静な対応で、頑張れることを得意とするようですね。それが私たち女性にとっては、頼もしさやたくましさとして、惹かれるのでしょう。
私たち女性というのは、不必要なほどに、しかもオートマチックにいろいろなことを、感じすぎてしまうのかもしれません。
それは、やはり日々喜怒哀楽の感情を何よりも大切とし、人と人との関係性やつながりを大事にするからなのでしょう。母性という部分からも、将来子供を育む上で、必要とする部分が多いので、自然と発達していくのだと思います。
一方男性は、感情的なつながりよりも、社会的なつながりを重んじるようです。それは、上下関係や縦社会で生きて来た自分の父親や、社会で生きる自分より目上の男性を見て来ているからでしょう。
そんな男性が恋に落ちると、自分が重きとしていなかった、感情的なつながりという、さっぱり分からない分野に手を出してしまうことになります。だから、彼らにとって恋愛は、実は手さぐりなんですね。
女性は日頃から、対人という関係に、感情的な部分でつながろう、理解しよう、つながって欲しい、理解して欲しい、と思うもの。だから私たちが恋をすると、ここは感情一本勝負なものだから、
こころ(感情)はフル回転!!!
し始めてしまうんですね。
そうなると私たちはどうなるのでしょう。
嬉しいことは嬉しいと大いにはしゃげますが、不安になったり、怖くなったりすると、相手を疑い始めます。
恋愛をしている今の自分が好きで、等身大で相手に関われる女性は、そこまでしんどくはならないものなのですが、普段から、女性としての自分をあまり評価出来ていなかったり、なんだか素のままの自分を出すことに抵抗があったりすると、
自分の想像する解釈で(-_-)
重箱の隅をつつきまくるようにして(-_-;)
何から何まで細かく突き詰めてしまう('〇';)・・・。
ということを、これまたオートマチックにしてしまうようです。
特に、普段彼がしないことをしたり、自分が思うような反応が来なかったり、彼はきっとこうだろうと、少々期待していた場合は特にやっちゃうようですね。
・いつもはこんなメールしないのに、今日はどうしてなのだろう…。
・あれ?この時間はそこにはいないはず…。
そして苦しくなりすぎると、当然聞きたくなりますね。何とか勇気を出して、こっちが伝えたものの、何も心当たりのない場合だと、男性からの返事はあっけないものなんです。
「別に…。」
「そんなことないよ。」
「何で? いつもと一緒やん。」
(我が家の旦那様は、「別に…。」「だから?」「それで?」「ふーん。」ですけどね(-_-メ))
そうなると、もう焦っちゃうかもね。
え? それだけ?
何か話してよ。
私の話聴いてた??
人によっては、悪い想像はエスカレートしてしまいます。
・ちょっと待って。「別に」って誤魔化したの!? 出掛ける時はこの人と行くと言ってた・・。相手がその人なら、きっと早く帰るだろうし、飲みにも行くことも少ないはず・・・。なのにこの時間に帰るってことは、彼は嘘言ったの!? 相手は実は違う人?? 女性?? 浮気??
それでなくとも悪く考えてしまう状況なのに、更にネガティブになってしまって、はたから見るとあり得ないことまで考えてしまうことだって、少なくないようです。
こうなってしまうと、本人にとっては、それはとても苦しいことです。それ以上聞けなくなっちゃうだろうし、聞くのも怖くなるかもしれません。
自分が何かをしたのだろうかと、自分を責めだすかもしれません。
想像を事実のように捉えてしまい、彼に感じなくていい怒りを感じるかもしれません。
でもね。
女性の皆さん。覚えていて下さいね。
男性は…。
何も考えていません(-_-)
「別に。」
とぶっきらぼうに言ってしまう場合は、本当に、
別に…何も考えてない。
ということなのね(-o-;
女性は感情に敏感で、ついついいろいろ考えまくってしまいますが、男性は本当に何も考えなしで話すことが多いです。それどころか、忙しい人でそのことで頭がいっぱいの状況なのに、それでも彼女に会いたくてそばにいたり、また、寂しい思いをさせたくなくて、無理して時間を作ったような男性ならば、仕事のことや、彼女とのこと以外にやっぱり頭が回ってしまい、
聞いちゃぁいねぇ(-_-メ)…。
ことも多いようです。
彼女といたくて、彼女のそばにいてあげたくて、そういう思いで一緒にいるのに、心ここにあらずになっちゃうことも、案外あるようです。


ゆえの行動なのですが、やっちゃうみたいなの。これもオートマチックにです。
それなら仕事行けーー!
と突っ込みたいそこのあなた! 正しいと思います。
でもねぇ・・・男性なりに考えた愛情なんですよね。でもそれによって、女性が不必要にいろいろ考えてしまって苦しくなる…ということは、彼らの頭の中では、全く考えもしないことなんです。
男性にはね。私たち女性が、
恋愛では女性は、こんな時こんなふうに考えてしまうもの。
ということを、教えてあげないと分からないものなの。(これも男性に対する、”しつけ”です。)
「別に。」
という一言で、女性がものすごく考えて、苦しくなって、いろんなネガティブな気持ちに包まれることがある。・・・ということなんて、全くこれっぽっちも知らないのですから。
私の旦那様は超自立的な方なので、私も何度も伝えました。
彼は私の話を聴いているのか聴いていないのか、極端に反応がなかった人なので、自信のなかった私は(まあ…今もなんですが…)彼のこの反応のなさで、すごくすごく考えたんですね。
「私のこと、もう女として見てない!?」
「それどころか、興味もない?」
「もしかして話しかけられることすら、うざい!!?」
って。
でも、10年も夫婦していて彼を見ていると、嫌というほど学ばざるを得ません。
◎男は一つのことしか考えられないゆえに、車の運転中は、聞いているとこと聞いていないところがあるということ。
◎何か一つ頼んだら他のことは、それが終わってから話して欲しい。頼んで欲しい。一度に二つ言われたくない。言われても出来ない。
◎ぼーっとしているときは、本当にぼーっとしていて、何も考えていないので、そこを責められてもどうしようもない。
◎しんどい時は、例え好きな人の話でも長くは聞けない。
◎自分が悩んでいる時は、ただ優しく見守って欲しい。理由を聴いて欲しいということではない。逆に悩みに関してはそっとしておいて欲しい。こちらが口を開いた時だけ聴いて欲しい。
この話は私の旦那様のように、あくまで超自立系の人に多いということですが、男性ならばこういった方が多いのではないでしょうか。
とかく男女は、いろんなことが真逆な生き物です。
●感情的な女性 理論的な男性
●過程を聴いて欲しい女性 結果を知りたい男性
●相手の気持ちを知りたいと思う女性 特に考えない男性(-_-)
●こころの繋がりを重きとする女性 社会的繋がりを重きとする男性
●深く考える女性 特に何も考えない男性(-_-;)
な・の・で。
女性の皆様方。
彼らの言動や行動に、いちいち反応してしまい、あなた自身を苦しめないでください。
彼らが何も考えない…というのにもちゃんと理由があるんです。
彼らは感情的になるのが不得手なので、だから恋愛という、どうしても感情まみれになってしまう分野では、考えなしに、その場しのぎに話したりしてしまうの。
考えていない。
その場しのぎに対応する。
でもこれにも悪気はいっさいありません。
彼らは日々左脳をフル回転させて社会にいます。でも恋愛では日頃使っていない右脳をフル回転させなければならないの。そこまでして今目の前にいる人のそばにいたいという証拠でもあるの。でもそれは、理数系の人が、日頃全く手をつけていない文系の学びを、必死にやろうとしているようなもの。しんどすぎるのね。
あなたの大事な人ならば、そのままの男でいさせてあげてください。
そして彼らのこういった行動に対して、少しだけ目をつぶってあげてくれませんか?
「あー。疲れて考えられないモードになってるのね(一一")。」
と・・・。
そして、そういう彼らのぶっきらぼうな反応に対して、
自分が~だから・・・・?
と、自分いじめのネタにもしないで下さいね。
ただ、男女の違いというだけですから(^O^)。
この文章が、皆さんの素敵な恋愛の参考になれば幸いです。
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