東京地区で、面談カウンセリング・心理学講座・講演を行う。恋愛・夫婦など男女関係、家族の問題、アダルトチャイルドの問題など、感情を癒すセラピーが人気で、その実績は東京地区ダントツNO1(全国では3番目)。コラージュをとりいれたマインドマップカウンセリングも好評。資格は日本産業カウンセラー協会認定、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントをもつ。(コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります)
こんばんは、清水です。GWのも終わり、またお仕事に戻られた方も多いかもしれませんね。GWにお仕事だった方は、これから代休が楽しみという方もいらっしゃるかもしれません。私はGWもお仕事でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
さて、これまで男心のウラオモテというテーマで、男性心理をお届けしてきた水曜日ですが、今月から男性心理、女性心理の心理学というテーマに変わりました。これまでは女性の読者の方に向けた内容になりがちでしたが、これからは女性の方向けはもちろんですが、男性の方に向けて女性心理を知っていただくような内容もお伝えしていくこともできそうです。今回は早速、男性向けに女性心理をお伝えしてみたいと思います。女性の方もご自身をみつめるのにヒントになるところがあると思いますので読んでくださいね。
◆急に怒り出す女性の心理
男性でも急に怒り出す方はいらっしゃいますが、女性というのは男性に比べて感情を感じやすいところもあり、中にはヒステリックなところを持った方もいらっしゃるので、急に彼女さんや奥さん、職場の女性が怒り出しだしたというお話も、ご相談の中に割りとよく登場するんですね。そういった女性の心理について考えてみました。
◆怒りだしたのは本当に「急に」なのでしょうか?
男性目線だと急にどうしたんだ!?というお気持ちになられる場面があると思うのですが、怒るというのは一般的によく噴火に例えられますが、噴火するということは、火山のようにマグマやガスがある程度たまっているからこそであって、何も準備なく急に噴火することは難しいんですね。つまり、だいぶ前からイライラと怒っていた状況があって、ためこんだ上で、ついに怒っているわけです。
たいてい女性というのはイライラと怒っている時にも気持ちをわかってほしいと思って少しずつ何かサインを出しているはずなので、男性がそのサインに気づいていて、しばらく無視をしていたという自覚があれば、急にとは感じにくいでしょう。つまり男性側が女性が出していたいサインを見逃してしまっていた可能性が高いのですが、いかがでしょうか?
◆男性側はどうしたらいいのでしょう?
男性側がどうしたらよいのか、3つの方向からお伝えします。
女性の心理を考えてみましょう
まずは男性側は女性に対して逆ギレのように怒ってしまわないよう気をつけてくださいね。そして女性の心理について考えてみましょう。
急に怒ってしまう女性というのは、女性側がしてほしいことや、したくないことを上手に伝えることが苦手、もしくはできない場合が多いんです。そして、してほしいことを言えないのに、かえって何も求めていない様子だったり、したくないと言えずに、むしろ笑顔で喜んで見せてしまったりと、裏腹なことをしてしまう場合があるんです。
男性側としては、言えばいいじゃないかと思われるようなことでも、男性から見て些細なことのように感じることでも、これを言うと嫌われてしまうのではないか、見捨てられてしまうんじゃないかという不安な思いや、男性に合わせて男性をできるだけ喜ばせなくちゃ・・という義務感や優しさを感じて、女性側の自分の気持ちをガマンして無理をして男性に合わせてしまうことがあるんです。また女性側としては散々言ってきたのだけれど、男性側がきいてくれなかったんじゃない!と感じていることも多くあります。
女性側が出していたかもしれないサインをふりかえってみる
女性側が出していたかもしれないサインを男性はどんなときに見逃していたのかみつけるとしたら、女性が笑顔だったり、すすんで男性の言うことに従っている場面を実は違っていたのかも・・・と疑ってみてください。
また、男性側にとって、原因がありそうな時期として直前の様子をふりかえりがちだと思いますが、男性が思っているよりもだいぶ昔のことでも女性は不満や心の傷として心の奥にガマンしてしまいこんでいることもありますので、ふりかえる時期もかなり過去にさかのぼって考えてみましょう。例えば、男性にとって済んだはずのことと思いがちな十数年前の浮気の問題などが、現在のことと結びついているというのは大いにありえるのです。
女性が怒っている真っ只中では、男性は謝るしかないですが、ある程度落ち着いたときに、男性がふりかえって心当たりがあったことを伝えてみましょう。
これもなかなか難しく、見当はずれの場合、また女性は「全然違う!何もわかっていないじゃない!」と怒る場合もありますが、もし見当が当たっていても、「正解だけど今頃遅いんじゃ!(という気持ちで)」怒られるものなので、どちらにしても今は怒られるんだなととらえておくと、男性はよりおちついて女性をケアしやすいと思います。
もし怒られたとしても、たいていは過去に女性が怒った時にも、男性側は上手な対応ができていないはずですので、ふりかえって、反省してあの事かなと少しでも伝えていてそれが万一見当はずれでも、ニアミスでも、しばらくした後から女性側は、今までより少しマシか・・・という気持ちになることがありますので、伝えた意味はありますので、やってみてください。
それでも女性は男性の愛を求めているかもしれません
女性が男性に怒るとき、女性側は頭の中で意識していることは少ないですが、無意識的にはどこかで、男性がわかってくれるはずだ、自分を見捨てることはないだろうと信頼しているからこそ、職場や女性同士では爆発させにくい怒りをあなたにぶつけてくれるのです。
とはいえ、女性にとっては、いやいや、旦那や彼が悪いからですアホだからです!!となっていますので、そもそも女性側が出したサインを男性側が、見逃さずにキャッチしていれば何も問題はなかったという大前提を忘れないように気をつけてくださいね。
もし、浮気だとか離婚だとか最悪な状況だとしてもそれでも男性を当てにしていなければ、怒りを超えて呆れた気持ちになるものです。そんな女性の気持ちをわかってあげられると女性もおちつきやすいですし、男性側も対処がしやすくなってきます。
※ご自身で過去をふりかえって見当をつけるという部分で、もし不安でしたらカウンセリングでご相談ください。
※女性の読者の方で、自分が感情的になりすぎていてどうしても落ち着かない、男性と冷静に話し合えないという場合にはカウンセリングやセラピーで癒していくことはできますので、ご興味があれば使ってみてくださいね。
◆最後に
女性がどんなに怒って、関係性がもうこれで終わりそうだと感じるような過去最大の怒りの場面があったとしても、男性側が逆ギレせず、忍耐力をもって、もちこたえてあげられれば、乗り越えられるものです。(過去の大げんかを思い出してください。)
なんとか持ちこたえて、今後は、女性側の気持ちをこちらが察してあげて、女性側のしてほしいこと、したくないことを事前に聞き出してあげるコミュニケーションを心がけていけば、同じことは繰り返さずに済みますので、前向きにとりくんでくださいね。
文の長さに限度があるので、すべてにお答えしきれていませんが、ヒントにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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■急に怒り出す女性の心理
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