こんにちは。カウンセリングサービス の根本裕幸 です。いつもありがとうございます。
我が家の2歳児(オス)、言葉はまだカタコトなのですが、こちらが言ってることは大抵わかるらしく、かつ、散歩道なんかも思ってる以上に覚えてるようで、日々、面白い発見が続いています。
朝、一緒に散歩してたら、「ん!ん!」と右側の道路を指すんですね。なんでやろ?と思ったら、その道の先に、数週間前に1回行った公園があるんです。
彼、今、滑り台に夢中で、その公園でも30分くらいずーっと登ってはすべってを繰り返していたんですね。その楽しさを覚えていたんだ!と。
なんもわかってないと思っていても、ちゃんとわかってるものですね。人間の成長って面白いです。
さて、いよいよ、今週は神戸での4日間ヒーリングワークです!
どんなセミナーになるのか、わくわくです。
*
*
毎週月曜日と木曜日に無料配信される「カウンセラー発!すぐに役立つ心理学講座 」もうお読みでしょうか?メールマガジンとして12000人以上の方に読んでいただいています!
自分を知るために、気になるあの人を知るために、ぜひ、お役立てください(^^)登録はこちらから可能です!
*
根本の出没情報(セミナー)
(東京)
5/10 10:00-13:00 / 15:00-18:00 根本のグループカウンセリング(駒場)
5/11,12 東京ヒーリングワークベーシック(五反田)
5/17 17:00-20:00 根本のグループカウンセリング(駒場)
5/18,19 東京ヒーリングワークアドバンス(お台場)
(大阪・神戸)
5/2(金)19:00-カウンセリング講座(江坂)
5/3-6 ヒーリングワークアドバンス(神戸元町)
5/9(木)19:00-無料説明会(神戸三宮)
5/25(土)10:00-20:00 大阪1DAYワークショップ(江坂)
(名古屋)
5/23(木)面談カウンセリング(鶴舞・名古屋カウンセリングルーム)
6/19(水)面談カウンセリング(鶴舞・名古屋カウンセリングルーム)
(福岡)
6/29(土)13:00-15:00 無料説明会(博多)
6/29(土)16:00-20:00 心理学入門講座(博多)
7/12(金)19:00-21:00 恋愛心理学講座(博多)
7/13,14 福岡ヒーリングワークアドバンス(博多)
その他、面談カウンセリング等の根本のスケジュールはこちらのホームページ に随時掲載しています。
予約状況、予約日、ワークショップの日程、出張予定などがカレンダー形式で確認いただけます。
*
「どうして彼のことを引きずってしまうんでしょうか?」
幾度となく問いかけられた質問です。
つい先日も、面談カウンセリングの中で尋ねられました。
「自分ではもう手放してすっきりしたいと思うのに」と。
そういうとき、「彼はあなたにとって天使のような存在だったのかな」とか「あなたを救ってくれるヒーローだったんですね」とか「ホッとできるオアシスのような存在だったんですね」とか伝えることがあるんですね。
例えば、とてもハードワークをしていた女性のケース。
好きな仕事とはいえ、朝から晩まで猛烈に働いていたんです。不況の風も厳しく、頑張ってもなかなか業績が上がらず、さらに自分を追いつめていたとき、ふとしたことで恋に落ちました。
出入り業者の営業マンで、明るく、元気な年下の男性。人懐っこい笑顔にふと癒されて、気が付けば恋に落ちていました。
でも、相手には彼女がいて、きちんと告白するまでもなく、あっさりと失恋したんです。
彼女としても「デートする時間もないような女だし、いまさら告白しても面倒なだけ」とそれほど傷つかなかったんですが、数か月経ってもその彼の存在はなくなりません。それどころか日々、大きくなってしまうような始末。
なぜかな?と心の中を見ていくと、味気のない生活に彼の存在が貴重な色合いを添えてくれていることが分かりました。
まるで、殺風景な部屋に飾られたかわいい花のような存在だったんですね。
彼を手放してしまったら、忘れてしまったら、またモノクロな世界に戻ってしまうのです。
ある意味、彼の存在は慰みのようなものなのでしょう。
こんなケースもあります。
家が厳しくて自由のない生活をしていた彼女。そんな時に知り合った、とても情熱的でアクティブな彼。
結局、2、3回デートしただけで自然消滅。大人の彼女だけど、両親ともども一人娘の彼女を過保護に守っていたんです。
彼と話をしていると、自然と笑っている自分がいたそうです。元気になれて、明るくなれて、すごく楽しかった、と。
家は閉塞的で窮屈な場所。
だから、彼は私を助けてくれるヒーローだったんです。
彼を忘れてしまうことは、笑顔を失うこと・・・。彼女の心はそんな風に捉えていたのです。
また、平凡な主婦としての生活に退屈していた奥さんが、無意識に刺激を求めて浮気をしてしまう・・・なんてケースもよく耳にしませんか?
そして、浮気相手となかなか別れられなかったり、別れたとしても忘れられないってご相談もとても多いんですね。
あなたの日常を彼が鮮やかに、明るく、楽しく、刺激的に、面白おかしく彩ってくれるとしたら、その彼の存在は「恋愛」を超えて、生活必需品になってしまいます。
忘れたら、あの味気のない毎日がまたやってくる・・・。
その恐怖心が、彼を忘れさせないこともあるんです。
上に紹介した事例は事実を元にしたフィクションで、分かりやすく脚色しているのですが、もっと様々なケースがありますね。
こういうカウンセリングって少し難しさを感じます。
なぜ、彼のことを忘れられないのか、その理由が明確で、かつ、理解や共感できるものだからなんです。
「そりゃあ、彼を忘れてしまったら、しんどいよなあ」
って言ってしまうくらいにね。
でも、幸せになるためには一時的に痛みを通過する必要があることだってあります。
味気ない毎日がやってきたとしても、その先に明るいヴィジョンが見えたとしたら、きっと耐えることができます。
逆に言えば、そんな彼を手放せないのは、その先の人生に希望が見えないからなのかもしれないですね。
そういうときは、自分自身の存在、可能性を否定している、あまりに低く見ていることが多いのです。
仕事ばかりしている女だから、私はこの厳しい家から出られないし、私はとりえのない普通の主婦だから、と自分を卑下していませんか?
「女性としての自信、取り戻しませんか?(育みませんか?)」と提案します。
彼らの存在が忘れられないということは、あなたは紛れもなく女であり、彼の存在によってそれを思い出してしまったのです。
つまり、あなたの潜在意識は自分が女であることを望んでいるのではないでしょうか。
だから、女としての自分を受け入れ、よりそこに磨きをかけるときだと思うのです。
また、こんな提案もします。
「幸せになりましょうね。そういう許可を出しましょうね」と。
今の生活に幸せを感じられないのではないかな、と思うのです。
しかし、そこから抜け出せないとも感じていますよね。
仕事が自分のアイデンティティ、過保護なご両親、主婦であるということなど。
彼の存在は刺激であり、オアシスでした。それはあなたが「冒険したい」「変化したい」「この窮屈で退屈な日常から抜け出したい」という思いが引き寄せたものです。
だから、自分の幸せ、についてきちんと向き合っていきたいな、と思うのです。
私のことだ、と思った方。
女である自分について、幸せについて、見つめなおしてみませんか。
参考になりましたら幸いです。
>コラムやスケジュールなどが読める“根本裕幸”のブログはこちら!
カウンセリングサービスの携帯サイト
カウンセリングの現場から生まれた「恋愛」「人間関係」「仕事」「家族」に関する目からウロコのメールマガジン。毎週月・木発行中です!(でも、パソコン専用です。携帯の皆さん、ごめんなさい。)
携帯&パソコンで読める本
『こころがちょっぴり満ち足りる50のヒント 完全版』
(525円)
『ほんとうに愛されてるの? 完全版』
(525円)
『「女子校育ち」のための恋愛講座 完全版』 (525円)