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二人のバランス

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代


木曜日担当、カウンセリングサービス大門昌代 です。


木曜日「不倫と浮気」は大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。 />


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浮気には、不足原則が・・・なんて話しもありますが、明確な理由がないのに、浮気問題が浮上するということも、少なくないんですよね。


ちなみに、不足原則というのを簡単に説明しますと、、パートナーに不足しているもの(優しさ、安らぎ、思いやり、色気、無邪気さ、お金、包容力、男性性、女性性、おもしろさ・・・等々)を、浮気相手から調達しようとすることで、浮気が発生するということです。


でも、それだけでは、説明がつかないような場合もあるんですよね。
「なぜ?」
「どうして?」
そう思ってしまうことも多く、そういった場合は、二人のバランスというものに、目を向けてみると良いかもしれません。


無口で、感情をほとんど表に出さない男性と、感情表現豊かで、事と次第によってはヒステリックとも言えなくもない女性のカップル。


自由奔放で、趣味や友達も多く、じっとしていない女性と、「実直」「まじめ」と顔に書いてあるような、家と会社の往復だけの男性のカップル。


権威的で、どなってばかりの男性と、自分の意見が何もいえないおとなしい女性のカップル。


どれも、ある意味、バランスがとれていたりするんですよね。


彼と彼女が、絶妙なバランスをとってきたけれど、そこに浮気問題が浮上したのだとしたら、二人のバランスをとるのに「浮気相手」という存在が必要になったのかもしれないのです。

妙な話しですよね。
二人のバランスをとるのに、浮気相手が必要というのも、頭ではなかなか理解しがたいことです。


でも、ちょっと想像してみて下さい。
二人で絶妙なバランスをとってきた二人。
結婚して子供に恵まれました。
奥さんは、子育てに没頭することになってしまいました。
そうすると、<奥さん+子供>と<旦那さん>で、バランスをとらなくてはいけなくなります。
これでは、アンバランスなので、<奥さん+子供>と<旦那さん+浮気相手>で、バランスを取ろうとしたのが、浮気となるのです。


もちろん、浮気相手でバランスをとる必要もなく、夫婦二人で子育てに関わっていければ良いのですが、なかなかそうもいかないのも現実です。

浮気相手のポジションに、仕事やギャンブル、借金や、親、友達、趣味なんかが入る場合もあります。


もし、<奥さん+子供>と<旦那さん+浮気相手>で、バランスをかろうじて保っているのだとしたら、浮気相手と別れるということは、バランスが崩れてしまうということになります。

ですから、「さっさと浮気相手と別れなさい!」という奥さん対、「そうも簡単に別れられないんだよ・・・」という旦那さんという事態になったりします。


もちろん、浮気は褒められたことではありませんので、さっさと別れるのが筋と言えば筋です。
人の道かもしれません。
でも、できないんですというときは、夫婦の間のバランスについて、考えてみるのも方法の一つですね。


例では、奥さん+子供で説明しましたが、他にも色々あります。


彼女(彼)+仕事
彼女(彼)+趣味
彼女(彼)+アイドルスター
彼女(彼)+友達
彼女(彼)+親

他にも色々あろうかと思います。


ちなみに、私の過去の場合でいくと、<旦那+数名の浮気相手>と<私+私なんてという想い>で、妙なバランスを保っていたようにも思います。


「私なんて」という想いは、無価値感と言ったりもするのですが、その無価値感まみれになっている私は、「せめて誰かの役に立たねば!」と頑張りすぎたり、「価値が無いのだから、ひどい目にあっても当然」という想いにどっぷりつかったりします。

対して旦那側は、たくさんの浮気相手を持つことで、「俺って悪い奴だろ」という罪悪感を、強化させていた罪悪感男でもあります。

お互いに、無価値感と罪悪感という、あまり感じたくない感情を抱えて、妙なバランスをとっていたわけですね。


私が自分の無価値感を払しょくしていくと、妙なバランスを崩していくことができます。

ただ、しばらくの間は、バランスがとれなくて不安定な状態に陥ってしまうのが、難点です。
でも、妙なバランスを一旦崩さない限り、妙なバランスは永遠に続いてしまうのも事実なのです。


バランスを一旦崩して、再度バランスを二人でとっていくことは、二人で共に問題に向き合っていくことになるのです。


二人で共通の趣味を持つ、共通の友達をつくる、家族の問題に二人で向き合う、そんなことが必要になってきますね。


「収入と支出のバランスは大切」などと言ったりしますが、カップルの間のバランスもとても大切なのです。

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