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真実を隠してしまう、私たちが持つ”痛み”

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-小川のりこ


2週に1回、渡辺カウンセラー と一緒に「婚活」を担当しております、小川のりこです。今年小学生になる息子の、学校説明会に行きました。何やかん やと、作るもの買うもの多いです・・・(-"-) 小川はとてもとてもとても不器用で面倒くさがりなため、こういうのはとっても気が重い・・・。お母さん てすごいですね。我が家は3人姉妹なので、母の苦労や努力や我慢、そして愛情を、我が子が成長するたびに強く感じます。

では今回の記事です♪



私たちが恋をするのも、その相手を選び選ばれるのも、誰かと意見を交換するのも、喧嘩をするのも、ほとんどの場合、私たちそれぞれが生きてきた過程による経験と痛みから行動するのだろうと、私は考えています。

それは、私が長く、カウンセラーという職業で、多くの人たちと接して来て考えるようになったことの一つです。

・こんなモノが好き。
というそれぞれの趣味趣向や、

・こういう人が好き。
・こういう人と仲良くなりたい。
という人間関係も、

私たちが経験してきた中で、多くのことを感じ、それによって出来た、私たちの好みや個性なのでしょう。それには良い悪いはなく、みんな正解だと思います。

個人ではそれは何のトラブルもなく、自分が自然と手に入れてきたものなので、どんな感じ方でもどんな考え方であっても堂々としてほしいと思いますが、そんな十人十色の私たちなので、対人関係となると、いろんな違いが出て来ます。

私はこう思うけど、彼は違う。
私は全く興味がないのに、彼はいつも熱く語っている。
私は絶対こんなことはしないのに、彼は平気でそれをやっている。


こういう場合、時にトラブルになることも多いですね。
自分がしないことや、思わないことを理解したり、受け入れたりすることは、とても難しいものですが、その違いがこと男女関係になると、相手の魅力に映る場合も多いようです。自分にない要素は、”なんで!?”という感情が起こるので、 ”刺激的” に感じることもあるのだと思います。

ただし、最初に刺激的に感じる部分であっても、その感情に長く接していると、それは男女間では

意見の違い
価値観の違い


というとらえ方をすることもあり、喧嘩や口論になることも多いんですよね。

刺激的に感じる部分って、実は私たちの痛みに関係することが少なくありません。


自分が得られなかったものを相手が持っていたり、自分がしないことを相手がやってのけたりする。それは自分が今までに、自分なりのある理由があって、学んで来ることが出来なかったり、欲しいのに得られなくて、諦めたものが多いので、それを一方では、許せなかったり考えられなかったりするんですね。けれども、一方では羨ましかったり、魅力に映ったりすることもあるものです。


それを、男女関係で例えて考えてみますね。

女性は一言でいえば依存的な人。

甘えたかった寂しかった時代が長くあり、でもそれを求めることも出来なくて、自立せざるを得ない状況で生きてきた人。だから、頭(思考)を主に働かせる社会では自立出来るのに、この甘えたい寂しいというこころ(感情)に重きを置く男女関係になると、我慢していた淋しさと、それを受け取ってくれる、大らかさや頼もしさがすごく欲しくなります。

男性はとても自立心が強い人。

父親が厳しくて、叱られ怒鳴られ生きてきて、感情など感じる余裕すらなく、でも男なのだから、父のように厳しく強く男らしく生きなければいけないと生きてきた人。なので男女関係問わず、相手に甘えを感じたり、人に頼ってばかりいるような人を見ると、怒りが出てきてしまう。

こんなカップルって実はとても多いんですね。

こ の女性から見ると、甘えたい気持ちが隠れているけれど、頑張って生きてきたので、厳しさは時に苦しいし、頼れないというのはとても悲しいこと。だからそんな人は避けたい人のはずなのに、自分には、決して得られない強さを持っているように感じるから、相手が男性ならば、そんなところが強く頼もしく映り、甘 えさせて欲しい気持ちが出てきます。

男性から見ると、こういう女性の甘えや依存的に見せる姿勢は、あまり好まないところ。でも自分は片意地はって、無理しているところもあるから、人に頼りたかったり時には甘えたい気持ちも隠れている。だからそれを出す人に、全くの無関心にはいられない。怒りも出るが気になる。そして、こういう女性の姿を見ると、男として・・・と、強く思い生きてきた男性にとっては、助けてあげたい、頼ってもらいたいという気持ちにもなる。

そして惹かれあうんですね。
でもね。

先ほど書いたように、こういう真逆な違いがある場合、長く接していると、その違いを羨ましいとは思えども、やはり自分が抑えていたり、手に入れようとしていなかったことなので、

イライラ。
むかむか。
どうして分からなのだろう。
どうしてそう思うんだろう。


・・・となっていくのはある意味必定かもしれません。

でもね。

なんでこうなの?

という相手の考えや行動による 「?」 は、


実は私たちが一生かかっても、こころから理解して納得出来るものではないかもしれません。

なぜならば、



相手は私ではないから
相手も私ではないから


です。
頭(理屈や理論)では、「ああ、そういうことだったらそうかもしれないなぁ。」と分かったとしても、長く一緒にいると、

「またかぁ・・・。なんでまたこうなんだろう・・。」

相手に対して、そいういう気持ちは何度も何度も現れると思います。
でもその違いは男女関係ではとても大事なんです。
なぜならば、相手と意見の違い、行動の違いがあってこそ、私たちは、



その刺激に学ぶことがたくさんあるからです。



ただ強く抵抗して、受け入れたくないと思ったり、腹が立ってしまうだけならば、そのたびに苦しいだけですよね。

ああ、そっか。そうだったよなぁ。私がやらないから特にムカつくだけで、彼には悪気はないし、その考えが彼にとっては、 ”普通” ってことなんだろうな。


そう思うことが大事なのかもしれません。


逆に、相手にとってはこちらがやっている行動や言動が、多分いつまで経っても分からないだろうし、理論的に理解はあっても、感情的に全てをこころから受け入れるようなことは出来ないと思います。特に男性なら尚更ね。



でもそういう違いによる、衝突は、ここにすごく多くの誤解があり、真実を隠してしまう要素がてんこ盛りなんです。



私が嫌いだから?  → 違います(- -)。
俺が役立たずなんだろう。 → 違います(一一")。
もう愛されてないんだ。 → 違います(`´)。
騙していたの?  → 違います~(~_~メ)


私がカウンセラーとして、長く関わらせて頂いた、ほとんどの男女関係で、

ああ、モロ騙されてたな。
ああ、超遊ばれてたな。

・・・と思うことは、ほとんどありません♪



でもお互いに、痛みがあると、そこは本人には見えないものです。



痛みの多くは、「私が悪い(ごめんなさい)」という感情が隠れています。
私が悪い・・・と思っているところには、同時に「怒り」も存在します。

「ごめんなさい」「腹が立つ」 が何度も存在するところに、 『愛されてる』 と、人は感じないものだから、誤解して当然かもしれませんね。

だからね。
喧嘩や口論が何度も起きてしまうなら、



ここにどんな誤解があって、お互いに何を悪く感じていて腹が立っているんだろう・・・



と考えることが大事なの。
でもそれは・・・。

自分に余裕がなければ出来ません。


余裕というものは、人に話して時には泣きじゃくってしなければ、生まれないものなの。だから、つらければつらいほど、誰かに頼って欲しいと思います。


覚えていてくださいね。



あなたの大事な人との喧嘩には、必ず 『誤解』 があるということ。

それには、お互いの、長く背負う痛みが少なからずあるはずです。その痛みが二人の 「愛情がある」 という真実を隠しているということだということを。



今回はとてもややこしく難しいお話を書かせて頂いたかもしれませんね。
それでもここまで読んで下さったことに感謝します(*^▽^*)♪

皆様の優しい未来のために。
これからの男女間の参考になれば幸いです。





小川のプロフィールでございます~♪

小川のりこの赤裸々ブログはこちら~

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2週に1度の「婚活」担当、


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