毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀・池尾千里、夫婦でさせていただいています。
今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。
お盆がすぎて、なんとなく、暑さもピークを過ぎたような気がしますが、みなさんお元気でしょうか。
エアコンなくても、過ごせる日があります。
でも、うちは、飼い猫ちゃんがお年頃を迎え、すっごく大きい声で鳴くので、窓を閉めて、エアコンにしたりしております。
なんだかもったいない・・
今日は、ひとりの時間とパートナーシップについて、書いてみたいと思っています。
おつきあいください。
結婚した時、夫に言われたこと
結婚して、私が実家から、夫のアパートにお引越ししてきた日に、夫は、こう言いました。
「1週間に1日くらいは、ひとりにさせてね。」
・夜遅くになっても、家に帰らなくていい。
・一緒に家で、映画とか観れる。
・一緒にお酒飲みながら、美味しいものを食べれる。
・ずっと一緒にいられる。
などなど、
ワクワクしていた新妻に。
何を言い出すんだ、コイツわっ!!
とびっくりするやら、腹が立つやら、悲しいやらで、言葉が出ませんでした。
でも、今となっては、ずっと気ままに一人暮らしをしていた夫にとっては、私がやってきて、ひとりの時間はもう無くなる!と思ったにちがいありませんから、「せめて一週間に1日くらいは、ひとりにしてよ」と言っておきたくなったのでしょう。
実際には、不規則なシフト勤務をしていた私とは、普通に生活していても、休みがズレていたり、出勤時間がズレていたりと、夫のひとりの時間は、失われることはありませんでした。
私も、一緒に居たいのに、夫がどこかへ行ってしまうとか、部屋に引きこもってしまうとかいうことは、なくて済みました。
男性のオンとオフ
「男性が帰宅したら、すぐ話しかけるな!」
というのは、何年も前に、先輩カウンセラー(男)に教えてもらいました。
最初は、何のこっちゃと思いましたが、だんだんとわかってきました。
男性が、「ただいまー」と帰ってきてから、いろいろとやりますよね。
靴を脱いで、スリッパに履き替え、カバンを置いて、上着を脱ぎ、ネクタイをゆるめ、洗面所で手を洗ったり、部屋着に着替えたりしてから、リビングに戻ってきて、スマホを取り出して見始めたり、テレビをつけたり、新聞を開いたり、何か飲んだり・・
この一連の流れが、仕事モードから、お家モードへの切り替え時間。
オンから、オフになるところです。
家に帰ってくる前に、コンビニ寄ったり、本屋でぶらぶらしたり、ベンチで一服という形で、オンからオフに切り替えていく人もいらっしゃるかもしれません。
常に、オンのことも、オフのことも考えられる女性とは、ずいぶんとちがうんですよね。
男性が、ひとりの時間を欲しがるのには、やはり理由があるようなんです。
それは、仕事のモードは、緊張状態で、さまざまな案件と闘っている状態です。その状態で、1日を過ごしていたら、その逆に、ゆるゆるとした、ひとりで好きにできる時間が必要になってくるんですね。
女性のご機嫌
男性にとって、女性は、複雑で気難しい生き物です。
女性自身が、自分の機嫌を取るのにも、工夫が必要なほどですから、男性にとってはなおさらでしょう。
女性の機嫌は、日々の日常だけでなく、生理の周期によっても変わります。
体調がすぐれない、気持ちがふさぐ、イライラする・・・
女性は、これを毎月、感じているんですから、大変なことです。
だからこそ、女性は、自分の身体や心のことを、よく知っていて、そのための過ごし方、ご機嫌の取り方、
良くなる時期なども、経験からわかるんですね。
でも、そんな高度な技、男性が理解したり、提供するのは、とても難しいようなんです。
ですから女性は、その技を秘技として持っているだけでは、男性は、気づくことができないんですね。
男性が、オン・オフの切り替えに時間がかかること、知りませんでしたよね。それと同じように、男性も女性が、そんなに毎月、大変な時期があるんだって、よくわかっていないことを、女性が理解しておくといいですね。
自分を満たせるように
なんだか、さびしい。
なんだか、イライラする。
なんだか、なんだか、なんだかなーな気分!
そんな時もありますよね。
言葉にならないけど、落ち着かない、何か足らないような、もやもやした気持ち、理由もわからない。
これをもし、パートナーだけになんとかしてもらおうとしたら、どうでしょう。
きっと思ったようにはいかないのではないでしょうか。
だって、自分でもよくわからない気持ちを、自分でない人に満たしてもらおうとしているんですから、パートナーにとっては、超難問を突きつけられ、何にもできなかったり、逃げ腰になったり、逆ギレたりすることもあるかもしれません。
どこか他の場所、信頼できる人、趣味や好きなもの、自分を満たしてあげられるものを、パートナーの他にも、持っておくといいですね。
自分で自分を、満たしてあげられる、機嫌が取れるというのは、ひとりの大人として、必要なスキルかなと思います。
パートナーだけに頼りすぎたり、寄り掛かりすぎて、負担になってしまうことが防げるだけでなく、自分の足でも立てるし、パートナーに支えてもらうこともできるなんて、安定感がちがいます。
そうすることで、かえって、パートナーもあなたをサポートしやすくなるのではないでしょうか。
よりよいバランスのふたりになれるはずですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
8月29日(月)は、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
池尾千里
あなたのパートナーシップを応援
お年頃のうちの姫。
にゃーにゃー大変です。
「いい♂いないかしら」と見下ろしてるみたい。
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