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恋愛は二人でするもの〜聞いてみないとわからない〜

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大塚統子

カウンセリングサービス の大塚統子 です。

木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。今回は大塚が担当です。

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「私って、本当に愛されているの?」と不安になる方は、とても多くいらっしゃいます。

 

「彼はどう思っているのでしょうか?」は、カウンセリングでも非常に多く質問されることです。

 

相手の気持ち、いわゆる男性心理がわからないと不安になりますよね。

 

一般的にお聞きする機会の多い例を紹介しますね。

 

◆「好き」「愛してる」問題

 

ほとんどの女性は、彼氏から「好き」「愛してる」と言ってほしいと思うのではないかと思います。

 

しかし、この二言を言わない男性も非常にたくさんいます。

 

彼らの言い分では、次の通りです。

 

●時間を作って会うのは、好きだから。

 

●一緒にいるのは、好きだから。(嫌いならば、一緒にいない)

 

●「好き」「愛してる」って言うのは恥ずかしい。抵抗がある。

 

ハッキリと言葉で聞きたい女性に対して、男性には「言葉よりも、行動から感じ取って欲しい」傾向があるようです。

 

また、「好き」「愛してる」と自分がわざわざ言わなくても、相手は「わかっているだろう」と思っていることがよくあります。

 

特に、周囲に言葉にして伝えなくても気持ちを汲んでくれた人(例えば、よく気の利く母親など)がいた場合、男性本人は「言わなくてもわかるだろう」と思っていることにすら気がついていないことがあるようです。

 

◆「付き合おう」問題

 

女性からリクエストが多いものに、ちゃんと「付き合おう」と言葉で言ってほしいというのがあります。

 

このお言葉、気にしない人はまったく気にしないのですが。

 

とても大切に思っていたり、特別なこだわりのある女性は少なくありません。

 

一方、男性側は自分から言う必要があると認識している人はそう多くないようです。

 

「わざわざ『付き合おう』と言葉にしなくても、付き合っている状況があればいいじゃないか。」とか。

 

「『付き合おう』と言うと、責任を取らなければならなくなりそうで言いにくい。」という、いかにも男性的な意見もあります。

 

「付き合う」「結婚」は、責任と切り離せないと感じている男性もいるようです。

 

責任感が強い人ほど、「ちゃんと責任を取る覚悟ができるまで言わない」という考え方をしやすかったりします。

 

考えていないわけではないんだけれど、言葉にしにくい男性心理があるようです。

 

言い出しにくい男性を待つよりも、しれっと、「私たちって、付き合ってるってことでいいのかな?」と聞いてみてもいいのかもしれません。

 

◆連絡するのは誰から問題

 

どちらかというと、こまめに連絡したいと思うのは、割合的には女性の方が多いようです。

 

というのも、もともと男性は会話やコミュニケーションを楽しむという習慣がない方もいます。

 

男同士で出かけても特に会話がないのが普通とか、男友達の家に遊びに行ってもお互い別々のことを楽しんでいる(片方は漫画を読む、片方はゲームをする)こともあるらしいです。

 

ここで起きやすいのが、「連絡するのはいつも私からで、彼の方から誘ってこない。」という問題です。

 

「私の方ばかりが好きで、彼は私をなんとも思っていないのでは?」

 

「まさか他に気になる女性がいるのでは?」

 

「本当は私と会いたくないと思っているのでは?」

 

などと、愛されている自信がない女性が不安になりやすいポイントです。

 

この点、男性側にリサーチすると、太文字にしたコメントが多く聞くものです。

 

●どちらから誘っても、結局会えるならいいじゃないか。

 

●ちゃんとしたデートプランが立てられるか自信がない。

 

●自分から誘って、断られるのが怖い。(割と少数派)

 

●確実にデートできる確信がないと、気軽に誘えない。(ドタキャンしたら、申し訳ない。期待させて、がっかりさせたくない。)

 

機能重視、効率重視、結果重視といった、男性に多くありがちな考え方からいうと、どちらが誘うかは問題ではなくて、会っている事実が重要のようです。

 

また、ギリギリにならないとデートの予定が決められないと苦悩する女性は少なくありません。

 

彼の態度がハッキリしないから、デートできるよう趣味や友達との約束もがまんして、「彼の返事待ち」していたりすると、「なんで決めてくれないの」とイライラすることもあるかもしれません。

 

人にもよりますが、一般的に女性は彼氏ができると、友達よりも彼氏を優先することが多くなる傾向があるかと思います。

 

一方、男性はそれまで持っていた仕事・友達・趣味に、彼女という新しい分類ができるような感覚でいる人も少なくありません。

 

優先順位が入れ替わるわけではなく、仕事・友達・趣味は今まで通り、空いた時間に彼女と会おうとする人もいます。

 

ただでさえ、自分の予定をがまんしていたりすると、男性の時間の使い方に納得できないといったことも起こりやすいです。

 

ここでまた、男性側のコメントを聞いてみると、「俺のことだけ考えるのではなく、彼女にも彼女の友達と楽しむ時間を過ごして欲しい」と思っておられるようです。

 

価値観が違うとは、こういうことですよね。

 

どちらかが悪いわけでもなくて、どちらも相手のことが好きで、ただ大切にする仕方が異なっているのです。

 

◆二人のやり方を作っていく

 

こんな時、よくご提案させていただことがあります。

 

それは、「一人で悶々としているよりは、聞いた方が早いですよ」ということ。

 

そして、おすすめの聞き方は、直球で「あなたはどう思っているの?」ではありません。

 

先に「私はこう思っているの。」と伝えてから、「あなたはどう思っているの?」と聞いてみましょう。

 

これは、何が正解かわからないまま答えを求められると、人は不安や警戒を持ちやすいからです。

 

先に、自分が何を感じているのか、何を考えているのかを、全部伝える勇気が必要です。

 

例えば。

 

「ずっと気になっていることがあって。最近、連絡するのはいつも私からじゃないかな? もしかしたら、本当はあなたは私に興味がないのかなって不安になっちゃうことがあるの。あなたは私のことをどう思っているのか聞かせてくれない?」

 

とか。

 

「ここのところ、デートの予定がなかなか決められないよね。実はさ、あなたが趣味や友達との約束はすぐ決まるのに、私との約束はなんで決まらないんだろうって思っちゃう。私ってあなたにとってその程度の存在なのかなって悲しくなっちゃうことがあるの。仕事とかの都合で変更になることがあってもいいから、仮にでも予定を決めさせてもらうことってできないかな? そうしたら、私も自分の友達と遊ぶとか他の予定が入れやすくなるし。」

 

とか。

 

こんなふうに聞いてみたら。

 

「そんなことで不安になっていたんだ」

 

「いつも連絡くれるから、それでいいと思ってた」

 

「じゃあ、これからは、仮の予定を決めるようにしようか」

 

といった反応が返ってくるのかもしれません。

 

そして、お互いの気持ちの折り合いのつく、二人のやり方を見つけていけたらいいですね。

 

**

 

なお、二人のやり方を見つける時に、気をつけたいことがひとつあります。

 

それは、今彼さんと他の誰かを比べないことです。

 

例えば、「元彼はこうしてくれたのに」は手放していくようにしましょう。

 

元カノと比べられて、「元カノはしてくれたのに」と言われたら嫌でしょう。

 

逆に、「意地でもしない」と頑固な態度を引き出してしまうかもしれません。

 

もうひとり、気をつけたいのが、愛してくれた父親との比較です。

 

この世に生を受けてからずっと見守ってきた父親と、出会って◯ヶ月の今彼を比べたら、今彼に勝ち目はありません。

 

立場が逆で、彼の母親が彼にしてくれたように愛して欲しいと求められたら、嬉しくはないでしょう。

 

父親は親だからこその愛、今彼はパートナーとしての対等な愛と、別モノと思うくらいがちょうどいいかもしれません。

 

**

 

恋愛は二人でするものです。

 

ひとりで「なんでだろう?」「どうなんだろう?」「きっとこうに違いない」「こうかも?」と考えすぎずに、本人に聞いてみることをお勧めします。

 

聞くからこそ、お互いをより深く知ることもできるでしょう。

 

お互いの価値観の違いの溝を、コミュニケーションとお互いへの愛で埋めていってくださいませ。

 

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