自己嫌悪は「イライラ」を生むけれど、感情は自分で変えられる

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こんにちは

カウンセリングサービスの那賀まきです。

三好成子・：桑野量・服部希美　と一緒に

火曜日＜モテオーラ養成講座＞を担当しています。
 

どうぞよろしくお願いします。

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 はじめに

日差しがどんどんきつくなっていったり、蒸し暑かったり・・。

気候的にも「イライラしやすい季節」になってきている気がします。

みなさんはいかがですか？

いろいろな要因で「イラッ！」とした後、

「あー、なんであんなことで切れちゃったんだろう・・」

「わたし、ダメだなぁ・・」

「なんで、わたしってこうなのよっ！」

というように、自分のことに嫌気がさすこともあるかと思います。

本当は怒りたくないのに怒ってしまった自分のことが許せない。

今日はそんな気持ちについて少し書いてみたいと思います。

 デートに遅れてきた彼に必要以上に怒ってしまう

彼とのデート。

約束の時間になっても来ない彼。

メールもLINEも電話もない。

どうしたんだろう？

と不安になって、LINEをしても反応なし。

10分後、現れた彼は「ごめーん。じゃ、行こうか」と笑顔をむけた。

その態度にムカッとした、わたしは不機嫌そうな顔で無言。

そんなわたしの態度の意味に気づかない彼に腹が立って

「遅れて来たのに、その態度は何！！」と怒ってしまった。

怒りの言葉を口にした瞬間、

「あー、なんでこんなこと言ってるんだろう？」

「これっくらいのことスルーできないなんて嫌な女」

と、自分に対する怒りを感じて自己嫌悪。

そんな自己嫌悪をいっぱい感じているときに

彼が「遅れてごめん。悪かった。」と謝りの言葉を伝えてくれた。

その言葉を聞いたわたしは

素直に笑顔を返したいはずなのに

なぜだか、そうはできなくて

「今更、遅いよ！もういい！」と言ってしまった・・・。

このたとえ話のようなことってないですか？

自己嫌悪を感じていたり、自分が悪いんじゃないか？と思っているときには、このように、怒りたくないのに怒ってしまうことがあります。

 優しくない自分への嫌悪感が次の怒りを引き起こす＜投影の法則＞

心理学の考え方の一つに「投影」というものがありますが

これは、自分の心の状態を他人や自分の周りの世界に映し出すという考え方です。

この考え方を使うと、自分に対して自己嫌悪を感じているときには、周りの人も、自分のことを嫌っているのではないか？と感じる、ということになります。

こういう場合は、「相手は、自分のことをよく思っていないだろう。」と感じているので、

相手に叱られたり、不平不満をぶつけられる前に、先に自分が怒ることで、相手からの攻撃を防ごうとしやすくなるんですね。

思い通りに物事が進まないとき

失敗しちゃったとき

迷惑をかけたとき

できると思っていたことができなかったとき

わたしたちは自分を責め、自分を嫌います。

そしてこう感じるんです。

自分でさえ好きになれない自分のことを誰が好きになってくれるっていうんだ！！

そんなわけない！・・と。

自分に対してイラッとしていると、ちょっと嫌な事があるだけで、プンプン、トゲトゲしてしまうんですね。

 自分の気分は自分で選ぶことができる

でも・・・

イラッとしているのは、他の誰でもなく自分です。

私たちは、他人の思っていることや感じていることを、自分の思い通りに変化させることはできません。

けれど、自分の感じている気持ちは、自分で変えることはできるのです。

それなのに、わたしたちは、そのことをすぐに忘れてしまいます。

そして

「○○さんが許してくれないから」と「気温が高すぎるから」というように、自分以外の誰か（何か）のせいにしてしまい、イライラから抜け出せなくなるのです。

 自分のゴキゲンをとってあげよう

今日は

こんなふうな言葉を自分に投げかけてみてください。

わたしは、わたしの気分を変えていい！

さっき怒ったわたしが、今笑っててもいい！

そんなふうに、自分のご機嫌をとってみませんか？