忙しさの裏側にある本当の心理

今日は講演イベントのお知らせから。

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＜開催概要＞
・日時：2022/4/23（土）13:00～17:45
・会場：Zoom｜オンライン会議システム
・料金：3,300円
・参加条件：18才以上の方
右矢印詳細、お申込みはこちら＞＞＞

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土曜日の恋愛テクニックは「魅力ＵＰ術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。

●忙しさの裏側にある本当の心理

カウンセリングでこんな相談をいただくことがあります。

「仕事が忙しすぎて、パートナーや家族と過ごす時間がとれない」

「いつも時間がなくて、パートナーと向き合う機会が作れない」

こうしたクライアントさんと話していると感じるのが、いつも“何かしなければ”、“やらないといけないことがある”という感覚です。

もし、そんな雰囲気のままパートナーや家族と関わっていたら、おそらく相手は「この人、真剣に向き合ってくれていないな」と感じてしまうでしょう。

そんな状態で、どれだけ愛情や時間、お金を注ぎ込んでも、残念ながらなかなか相手には伝わらないものです。

そして同時に、相手が贈ってくれる自分への愛情も感じにくくなってしまうはずです。

もし、あなたが今、大切な人からの愛を感じられないと思っているとしたら、忙し過ぎることで、いつもパートナーや家族以外の何かに気を取られているのかもしれません。

そして、その根底にはこんな観念（思い込み）が隠れていたりします。

「何もしていない自分は愛されない」

この観念を強く抱えていると、人は何かをすることに一生懸命になったり、何もしていない自分を責めることに一生懸命になってしまいます。

私たちは自立するプロセスで「何かができる自分＝愛される自分」という観念を作りますが、家族やパートナーや友人たちは「一緒にいてくれるだけでいい」と感じていることだってあります。

とくに長い間、「与えることで愛される自分を実感」することが習慣になっている人は、「何もせず、ただ、一緒にいる」という時間の中に、愛情や優しさを感じると戸惑いを覚えたり、「本当にこれで良いの？」と疑いを感じることがあります。

「何もしていない自分が愛される」という現実が信じられないからです。

ですが、その時にようやく長年忘れていた自然で自分らしくいられる感覚、また同時に、目の前の大切な人が自分に送ってくれている気持ちに気づける機会にもできるのです。

「忙しい」とは心を亡くすと書きますが、まさに心を亡くしてしまうことで、パートナーとのつながり、家族のつながり、周りの人とのつながりを感じられなくなっていきます。

①.心を亡くした為に、つながりや愛が感じられないから不安になる
　↓
②.不安を感じたくないので頑張る。そして、さらに感じられなくなる。
　↓
③.さらに不安が増す。さらに「何かしなくては」と頑張る
　↓
④.①に戻って繰り返す・・・

もし今、あなたがこうした悪循環にはまっているなら、止まることが答えかもしれません。

「成功法則」を手放すには勇気が必要ですよね。

でも「走っていても、止まっていても愛し続けてくれる人がいる」と気づく大きなチャンスにもなるはずです。

そうすれば、「走り続ける」しか選択肢が無かったところへ、「走り続ける or 一旦止まる」、「いつも与える側 or 受けとることもできる」という選択肢があなたの手の中に入ってくるんです。

カウンセリングで「忙しくて時間が無い」という人に、手放すための心理セラピーをすると、「しなくてもいいことをたくさんしていた」ことに気づきます。そして、余ったエネルギーを本当にやりたいこと、自分の幸せのために使えるようになるのです。

あなたにとって本当にやりたいこと、幸せは何だったのか？忘れてはいないでしょうか？忙しさにかまけて、つい先延ばしにしていることはありませんか？

今の生き方の先に幸せな未来が見えないとしたら、「過去の成功法則」を手放す必要があるのかもしれません。

上手くいっていたやり方を手放すのは本当に怖いことですが、遠い昔に亡くした心を取り戻すチャンスにすることもできます。

それは、まったく新しい幸せの秘訣を手に入れる為にもたらされたプロセスなのです。

皆さんの幸せなパートナーシップに役立てていただけたら嬉しいです。

それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし

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最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は４月２３日（土）です。お楽しみに！来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。