こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
火曜日<モテオーラ養成講座>を担当しています。
どうぞよろしくお願いします。
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先日、電車に乗っていたときにこんな光景を見かけました。
その日の電車は少し混雑していました。そこへ年配の女性がよろよろとした足取りで乗ってきました。それを見かけた一人の女性がすっと席を立って、「どうぞ」と席を譲りました。
すると、その年配の女性はにっこり微笑み、「ありがとうございます」と言って、その席に座りました。
そして、降りるときに、もう一度席を譲ってくれた人に会釈をして降りて行きました。
何気ない光景なのですが、この出来事が起こった時、なんとなくその場の空気が柔らかく、温かくなったような気がしました。
でも、もし、年配の女性が
「いえいえ、わたしはダイジョウブですから」と冷や汗をかきながら断ったとしたら・・?
そうして、とても辛そうな顔をしたまま、立っていたら・・?
席を譲ろうとした人は、居心地が悪い気分になったかもしれません。
もしかしたら「なんなのよ!」と腹が立ったかもしれません。
人は、自分の好意や親切、思い、愛など自分の与えたものを「受け取って」もらった時、うれしくなります。
でも、逆に「受け取ってもらえない」時には悲しくなったり、腹が立ったりするのです。
つまり、「受け取る」という行為は、「相手の気持ちや思い」を大切にするという行為なんですね。
だから、人は「受け取ってくれる人」のことが大好きです。
このプレゼント気にいってくれるかな?とドキドキしながらプレゼントを渡した時、「ありがとう!うれしい!」と言って受け取ってもらえると嬉しくなる。
はりきって作った手料理を「おいしい!」と言ってパクパク食べてくれると、「よかった~」と思う。
というように、自分の思いを受け取ってもらうと、プレゼントしたり、料理を作った方も幸せな気分になります。
そして、自分を幸せな気分にしてくれた人に「いい人だなぁ」と好感を覚えるのは、自然な感情だと思うのです。
「受け取り上手は愛され上手」という言葉があります。
周りの人からの好意を「ありがたいな~」「うれしいなぁ~」と素直に受け取ることができる人は、自然とみんなから愛される、という意味です。
ところが、この「受け取る」ということ。
「苦手なんです~」とおっしゃる方は少なくありません。
子どもの頃から、
「一人でできるようになりなさい!」
「甘えてはいけません」
「もっとがんばらないと!」
「もっと努力しないと」
と言われて、立派な大人になるためにがんばってきた人ほど、
価値を認めてもらっても
「いえいえ、まだまだです。」と思いますし、
誰かが手を貸そうとしてくれても
「まだまだ、がんばれますから!」と断ってしまいがち。
それ以外にも、
「わたしには、誰かに認めてもらえる才能や価値なんてない・・」といった自己価値を持っている時には、
「わたしなんかのために・・」
「そんなこと言われても・・」と感じてしまいがちですし、
「期待の応えないと!」という意識が強すぎると、
ほめ言葉や価値を認める言葉を聞くと
「そんな期待に応えられません」と感じてしまいます。
あなたが「受け取るの、苦手だなぁ」と感じているなら、どんな気持ちが、受け取ることを邪魔しているか一度チェックしてみてもいいかもしれません。
そして、「受け取り上手になりたい」と思ったなら、
ちょっとずつでいいし、下手でもいいから、
素直に「ありがとう」「うれしい」と自分の気持ちを伝えてみる練習をしてみましょう。
受け取ることに慣れれば慣れるほど、あなたが微笑む時間が増え穏やかな気持ちになることも多くなりますよ
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のモテオーラ養成講座は野村香英が担当します。
どうそ、お楽しみに~
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