カウンセリングサービスの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
最初に大切なお知らせです。
緊急事態宣言に伴い、10/31までは全地域のカウンセリングルームでの対面の面談カウンセリングは一時中止いたします。すべてオンライン面談に振替させていただきます。
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。
●「これじゃ上手くいかないのは分かっているのに」、恋愛の悪いパターンはどうしたら止められる?
前回、前々回と「パートナーに感情をぶつけたくなる時」についての記事を投稿しました。
そのせいか最近は、ついパートナーに対してやってしまう癖が、恋愛を上手くいかないパターンにしてしまっている、というご相談が多かったように思います。
例えば
・パートナーに嫌われないように、言いたいことがあっても我慢してしまう
・いつかフラれても傷つかないために、別の気になる人を見つけて浮気をしてしまう
・パートナーを思い通りにする為に、ワガママになる
・会えない寂しさを分かって欲しくて、思わず怒りをぶつけてしまう
などなど。
皆さんは自分を振り返ってみた時に、どんな恋愛での癖やパターンがありそうですか?
「色々ある!」という人もいれば、「これをずっと続けてしまっている」という人もいるかもしれませんね。
じつは私たちが恋愛などの対人関係で持っている、ついやってしまう癖やパターンには、それを持っているがゆえに得ているモノ、メリットがあるんです。
これは意識的にそうしているというより、無意識的に感じているメリットです。
先ほどの例で言えば、先に書いている青字の部分が欲しいモノなんです。パターンの方はそれを手に入れる為の手段になっているわけです。だからなかなか止められないんですね。
パートナーは嫌な思いをしているのはどこかで気づいているけれど、お互いの幸せよりも、青字の方(欲しいモノ)を大切にしてしまうと、なかなか恋愛が上手くいかないパターンを繰り返してしまいます。
仮に、相手が傷つくことよりも自分の欲しいモノを手に入れることが優先されてしまうと、大げさに言うなら「パートナーをそれを得る為の犠牲」にしてしまうことにも成りかねないんですね。
*
皆さんが気づいた自分の癖・パターンを良く見てみてください。それによって得ているモノがあるとしたら、それは何でしょうか?
そしてもう一つ思い出してみて欲しいんです。
直近で、いつ、そのパターンが出てしまっていたでしょうか?
その時に皆さんに起こった出来事、あるいはパートナーとの間に起こった出来事はどんなことだったでしょう?
自分の悪い癖だなー、と感じたことなら、恋愛以外の人間関係でもOKです。
ここまで思い出せたら、この次が最も大事なことです。
それは「その出来事が起きた、まさにその時に、あなたの感じていた感情はどんな感情だったでしょうか?」
私たちは感情が出発点になって、さまざまな行動につながっていきます。
ということは、皆さんの癖が出ている時には、必ず感じている「ある感情」があるはずなんですね。
それがどんな感情だったか、思い出してみましょう。
寂しかったのか?悲しかったのか?
もっと自分を見て欲しかったのか?相手から近づいてほしかったのか?
親密になることが怖かったのか?自分を見られるのが恥ずかしかったのか?
思い出せたら、その感情をあなたの心でもう一度感じてみましょう。
「あの時、つい反射的にパートナーに思いをぶつけてしまった(あるいは自分から離れた)のは、この感情が先にあったから・・・」
その何とも言えない気持ちを、あなたの心でもう一度、受けとめてみようと思ってみてください。
あなたの柔らかなハートを、自分の手の平で優しく丁寧に受けとめるように。
すると、感情は感じてあげると、スーっと軽くなる瞬間がやってきます。
*
私たちの恋愛での癖には、こうした何らかの感情が結びついています。
「私はいつも寂しくなった時に、彼の方から近づいて欲しくて、つい突き放してしまう・・・」
もし、あなたがそういう癖・パターンを持っていたら、「寂しい」という感情と「突き放してしまう」という行動が結びついて、パターンになっていると考えられます。
もしかしたら、今までは「相手を突き放す」という行動意外に表現する方法がなかったのかもしれません。
だとすれば、もっと上手に「寂しい」という気持ちを伝えられるよう、パートナーが受けとりやすいような、今までとは違う表現を探してみましょう。
パートナーが少しでも、今までよりもポジティブな受けとめ方をしてくれたら、それをきっかけに劇的に恋愛が変わっていくはずです。
私たちの心理パターンは、感情と行動がセットになっています。
ただ、実際には感情を感じることと、どんな行動を選択するかは別なんです。例えば、「腹が立つ」ことと「相手を攻撃する」ことは別ですよね。
攻撃したくなるくらい腹が立つことはあるかもしれませんが、それを実際に行動にしてしまうのは問題になります。
私たちは、何らかの感情を感じることが怖くて、それを感じなくていいように「自分で問題を作りだして」いるのです。
そこを意識できると、感じたくない感情がある為にいつの間にか「幸せ」を自分で遠ざけてしまっていることに気づけます。
とは言え、無意識にそうしているだけに、気づくことはなかなか難しいです。
ただ逆に言えば、無意識で繰り返してきた自分のパターンに気づくことができれば、それだけで解決まで50%のところまで来ている、と言えますからね。
自ら作りだしている問題というのは、私たちの心の痛みであり、同時に癒されるのを待っている部分なんです。
今日は、パートナーとの関係で、ついやってしまっている癖やパターンを振り返ってみることで、あなたを幸せから遠ざけている感情があることに気づいてみましょう。
もし意識することができたなら、今、その感情を癒せるタイミングが来ているということです。
「パートナーとの幸せな恋愛を手に入れるために、心の痛みを癒したい」と思われたら、ぜひ私たちを頼ってください。いつでもお手伝いさせていただきます。
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それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
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最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は11月6日(土)です。お楽しみに! 来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。
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読者さまからステキな感想をいただきました。
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html
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