Ｑ＆Ａ　付き合うと気持ちが冷めてしまう

こんにちは、原　裕輝です。いつもありがとうございます。
恋愛心理学を平準司と一緒に担当しています。
今週は、私、原裕輝がおおくりいたします。

肌寒いこの季節。朝お布団からでることからちょっとためらいます。
もうちょっとだけ・・・と布団にくるまっている時の布団の中のホカホカ感に幸せを感じているのであります。
できれば２度寝、３度寝をしたいと思うのであります（笑）

今回は読者からのご相談にお答えしたいと思います。

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本編の前に原が行うワークショップのお知らせです。

心は頭で理解するだけでなく、体験することで心はふにおちていき、心に変化がおきていきます。

ワークショップは、聞く、話す、ワーク（心理療法）をやってみるという体験をしていただけます。
楽しみながら受けていただけるワークショップです。皆さまのご参加をお待ちしております。
（‐＾▽＾‐）

★癒しの１DAYワークショップ　　　
深い癒しの体験がしたい！自分を変えたい！成長していきたい！癒しを使って問題を改善したい！という方に特にお薦めのワークショップです。キラyellow
料金：￥2,1000-
11/24（土）10:00～20:00　東京開催　
12/09（日）10:00～20:00 名古屋開催
※＞＞＞お申込はこちらから
※＞＞＞携帯からのお申し込みはこちら

★心理学ワークショップ
12/01（土）大阪開催
●昼の部のテーマ　13:30～17:30 料金：￥5250（税込み）
『心の内にいる子供を勇気づけるとあなたはもっと自信がもてる～インナーチャイルドを癒すと人生はよくなる・前編～』
●夜の部のテーマ　18:30～20:30 料金：￥3150（税込み）
『心の内にいる子供を解放するとあなたはもっと自由になれる～インナーチャイルドを癒すと人生はよくなる・後編～』
※あわせてお申し込み頂くと、あわせて￥7,350とお得です。
※申し込みフォームはこちらへ＞＞＞
※携帯からのお申し込みはこちらへ＞＞＞

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Q：ご相談内容

原カウンセラー　様
　いつも、ブログを拝見しております。
　今回、私の恋愛について、相談したいことがあり、投稿しました。
　私は、片思いの時には、大好きな彼とつきあうことを夢見て、追いかけるのですが、告白をして、本当にその彼と付き合うことになると、片思い中の時に比べて、情熱が冷めてしまいます。まるで魔法が解けたように、冷静になってしまうのです。
　恋愛に限らず、達成できないでいた目標が達成されると、熱が冷め、次の目標を探してしまうのです。
　自分でも驚くくらいの冷め方なので、いつも自己嫌悪に陥ってしまいます。
　あんなに好きな人だったのに、なんで覚めてしまうんだろう。。。。。
　私はそんなに彼のこと、好きではなかったのかな。。。。。
　こんな気持ちになってしまった彼に申し訳ない。。。。。
と思ってしまうので、恋愛をすることが怖くなってしまいます。
　彼が私にひどいことをしたわけではないのです。告白をし、成功したのに、好きな気持ちが冷めていくんです。

　こういった恋愛のほかにも、人間関係の修復の際にも、修復しようとしているときは、いろいろ悩み、いろいろ行動し、いろんなことを試み、自分からアクションを起こし、その努力が実って、人間関係が修復するとなぜか、修復できた人から、自分から離れていこうとしたりしてしまいます。。。。。

　どうしてこのような気持ちになるのか、わかりません。心理学的には何が起きているのでしょうか？
　また、このような気持ちにならないためには、どうしたら良いのでしょうか？
　
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Ａ：原からの回答

匿名様へ

こんにちは。カウンセリングサービス原です。
ご相談ありがとうございます。

好きになった人が付き合うと好きと思いが冷めていかれるのですね。
好きな人を好きなままいつづけたいですよね。
親しくなった友人を親しいままでいつづけたいですよね。
「あんなに好きだったのに・・・」という気持ちになるのは寂しいし、悲しい気持ちをされているんじゃないかなと思います。

次の恋も冷めてしまうんじゃないの？
彼のことを好きじゃなくなってしまうの？
そう思うと次の恋が怖くなるし、好きな人と上手く行くことが怖くなりますよね。
お気持ちわかります。

『こんな気持ちになってしまった彼に申し訳ない。。。。。』
と思うのは誠実さがある方なんだと思います。
誠実だからこそ罪悪感も余計に罪悪感も感じてしまうのかもしれませんね。

カウンセリングで他の方からも「なぜあんだけ好きだった人なのに冷めていくの？　」というご相談をお受けすることがあります。
どんな気持ちに変化していくのか？、相手のどんなところを見て冷めていくのか？、過去の人間関係は？、両親との関係は？などなど、いろんなことをお聞きしていると心理的な距離というキーワードが見えてくるケースがあります。

出会ってからお付き合いが進んでいくいくのを段階的に表現すると・・・
＋＋＋＋＋＋
知り合いの距離→友達の距離→恋人距離（付き合い初め）→恋人の距離（より付き合いが深まっていく）→結婚の距離→家族の距離
＋＋＋＋＋＋
というような段階的な表現ができるかと思います。

知り合いの距離より友達の距離のほうが、友達の距離より恋人の距離のほうが二人の心の距離は近くなっていき親密感は増していきます。

例えば、お父さんやお母さんとの元々の家族との関係に親密感がなかったり、心の距離が離れているなどがあったりすると、その親密感がない感じや心の距離が離れている感じが親しい人との違和感のない心の距離の基本となり、それ以上に心の距離が近づくと違和感を覚えてしまうことがあります。
つまり心の距離が少し遠いくらいが心地よいつきあいだったりするんです。

すると付き合い初めのころはいいのですが、付き合ってしばらくたち親しさが増し、どんどん親密感が増していくと心は違和感を感じてしまい無意識的に心の距離が近くなった相手を遠ざけたくなることがあります。
相手のあらが見つけてしまい相手を嫌いになったり、急に気持ちが冷めてきたりして、これ以上親密にならないようにしてしまうんですね。

親しい人との基本的な心の距離を変えていくためにカウンセリングでは離れてしまっている元々の家族との関係との心の距離を癒していくことに取り組んでいったりします。

自分と家族との心の距離が離れているということは、自分と家族との離れてしまっている心の距離の間に寂しさや、悲しさ、怒り、家族へのわだかまりなどの様々な感情が詰まっていることがあるんですね。

とっても簡素な図ですが、上の文を図にするとこう表せます。
　　　↓
＋＋＋＋＋＋
私　　寂・悲・怒・わだかまり　　おとんおかん家族
＋＋＋＋＋＋

その感情を癒していくと家族との心の距離に詰まっていた感情が無くなるので家族との心の距離が近くになっていきます。
　　　↓
＋＋＋＋＋＋
私　　　　家族
＋＋＋＋＋＋

親しい人との基本的な心の距離感が変わっていくわけですね。
そうすると恋人と親しくなり心の距離が近くになっていくことに違和感を覚えなくなり、相手のあらが見えて相手を嫌いになったり、急に気持ちが冷めてきたりなどしなくなっていき好きな人を好きなままいれるようになっていきます。

また、グループワークなどでは親密感になれる練習をすることもあります。
親密感になれることで心が違和感を覚えないように練習をしていくんですね。

また家族との心の距離が遠いわけではないのですが、過去の人間関係や過去の恋愛で傷ついた経験から人との心の距離が遠くなってしまっているケースもあります。

過去の人間関係や過去の恋愛で傷ついたことから『もう傷つきたくない』という力が働き、親密になることや、人を自分の中にいれることが怖くなってしまっており、人との心の距離が近づくと無意識的に距離をとろうとしてしまうんです。
過去の人間関係や、過去の恋愛での傷を癒していくと、親密になることや、人を自分の中にいれることへの怖れがやわらいでいき人との心が近づくと無意識的に距離をとるということがなくなっていきます。

カウンセリングのようにご質問をさせていただいたり、詳しくお話を聞かせていただくという形ができなかった為、匿名さんの場合は・・・という形ではなく匿名さんと同じようなご相談をいただいた時にあったケースでは・・・という形になったことをお許しください。
何か参考になることが少しでもあれば幸いです。

好きな人を好きなままでいたいと思うんです。
次の恋を怖がらずに進んでいきたいと思うんですね。
ヒントがみつかっていき解決に向かっていけるといいですね。応援していますね。

もしよろしければ初回無料電話カウンセリングはじめてとする色々なカウンセリングがありますので、カウンセリングも使ってみてください。
もう少し詳しくご事情を聞かせていただいて匿名さんの心に何が起きているのかを一緒に見つけていったり、解決の道を見つけていくお手伝いができればと思います。

ご相談ありがとうございました。
今回はこの辺で、失礼いたします。

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