担当:渡辺晴美
こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。
毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。
小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。
いつも御覧頂きありがとうございます。
最近無性に麺類特に、うどんが食べたくてしょうがありません。
うどんが好きな夫は、これを気に、大量購入しようと検討中らしいです。
賞味期限1ヶ月のうどん30食(×2箱)が我が家にやってくる日もそう遠くないみたいです・・・。
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~お願い♪~
みなさんは、上手にお願いって出来ますか?
自立的に生きてきた方ほど、お願いするのって苦手だったりしますよね。
誰かに頼むくらいなら、自分で頑張った方がよっぽど楽と言う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は私もあまり上手ではありません。
夫は末っ子さんだけあって、お願いするのはとても上手で、ついついお願いされるままにやってしまうこともしばしばなんです。
上手にお願いできるのって素敵ですよね。
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「ジョハリの窓」というものをご存知でしょうか。
これは、「自分が知っている領域」と「自分が知らない領域」、「他人が知っている領域」と「他人が知らない領域」の組み合わせから、対人関係における心の状態を4つの領域に分けて考えようとしたものなんです。
一番対人関係を円滑にするのが、「開放領域」で、自分も知っていて他人も知っている領域ですね。
これに対して先ほどのお願いできずに頑張ってしまったり、飲み込んでしまったりするのは、どちらかと言うと、自分が知っていて他人が知らない「隠蔽領域」になるのかもしれませんね。
自分では気を遣ってしまったり、弱い自分を見せられないために、頑張ってしまうのですが、人から見えない領域という、「何かあるけどそれがわからない」と言うのは、人にとって恐怖感を与えてしまう事もありますし、近寄り難さを与えてしまう事もあるのかもしれませんね。
こんなに、頑張ってるのに、なによ~!!
と言いたくもなってしまいますよね![汗]()

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自分が故意に隠しているわけでもないんですよね。
頑張りたくて頑張っているわけでもないんですよね。
誰かに頼ってしまったら、嫌われてしまうかもしれない。
がっかりされてしまうかもしれない。
負担になってしまうかもしれない。
そんなことを考えてしまうんですよね。
ここでは、自分を責める材料に使ってしまわないでくださいね。
頑張ったり、無理してしまう事を卒業してみたり、別の手段を手に入れてみても良いかもしれないということなんです。
気になる人が出来たときに、自分の欲求を抑えてしまうのは、相手から見ても、距離をとられているように感じてしまうかもしれません。
そこで、今日は、お願いできる自分をちょっとだけ目指してみませんか。
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自分のお願い事を表現するのってとても難しいように感じますよね。
夫のようにお願いする事に慣れている人は、体でその表現方法を知っているような気がします。
でも、自立的な私たちは、そんなやり方はマスターしてきていないんですよね。
そこで、表現方法について、ちょっと考えてみましょうね。
例えば、もうすぐクリスマスだから、ディズニーランドに行きたいな。
なんて思ったとしますよね。
でも、自立的な人は、素直に「ディズニーランド行きたい」なんてとてもじゃないけど言えないんですよ。
さりげなく特集を組まれている雑誌を置いておいたり、誰かが行ったんだってなんて話をしてみたりして、相手が気が付いてくれるのを待っていたりします。
付き合っているならまだ言い安いかもしれませんが、付き合ってもいない好きな人だったらもっと、言えませんよね。
そこで、自分から誘うとしたらどうしますか?




とこんな感じでしょうか。

このやり方は、慣れていない人がやるにはちょっとハードルが高いんですよね。
これを言ったとたんに、すみませんと言うような、消えてしまいたいような気持ちも出てきてしまうかもしれませんね。
「行きたい」を「行きたいな」とか「行きたいね」に変えてみると少しマイルドになるかもしれませんね。
ここで注意していただきたいのは、「行きたいね」にしてしまうと、相手の共感は誘いますが、未来の要素が入ってきてしまうので、「冬に」とか「12月に」というように、時期を加えてあげると叶う可能性も高まるかもしれませんね。

こそで、勇気を出して
のように「連れて行って」となると、ちょっと相手に考える余地と言うか、選択権が出来るような感じがしますよね。

「連れて行って欲しいな」と言う感じが加わると、相手にもわかりやすくなって良いですよね。
そして、
の「嬉しいな」が加わる事によって、「私はそれをしてもらうと嬉しい人なの」という事が伝わります。相手がどうしたら自分を喜ばせられるのかが相手に伝わる表現の仕方なんですよね。

お仕事上であれば、「○○してもらえると助かります」というような表現になるかもしれませんね。
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先ほどの「ジョハリの窓」の「隠蔽領域」では、相手から見て、自分がどういう人なのか、何を嬉しいと思う人なのかがわからないのが、近付き難さにつながっているとお話しました。
この、隠している欲求を、私はこうしたら嬉しいんだという表現にしてあげる事で、相手に伝わりやすくなると思いませんか。
わかりやすい人になるんですね。
自分ひとりで頑張ってしまうと、相手があなたを愛する隙間がないんですよね。
「自分なんか必要ないよね」と言う相手の無価値感を誘ってしまうかもしれません。
でも、お願いを表現する事によって、相手があなたを愛するチャンスを作ってあげる事ができるんですよね。
全ての人にやる必要はありませんが、いきなり好きな人で実践するのはリスクを伴いますよね。
そこで、日ごろからちょっとずつ、自分のお願いやヘルプを表現できるように、練習しておいてみると良いかもしれませんよ。
そして、誰かが助けてくれる事に、誰かが自分のサポートをしてくれる事に慣れてみてくださいね。
出来れば、お願いが叶ったときには、「ありがとう」「嬉しい」などの表現も出来るともっと素敵です!
相手にとっての自信につながるんですよね。
特に、男性は女性をどうしたら喜ばせるかあんまり自信がなかったりするんです。
そんなときに、こうしたら私喜ぶよと言う事、そして、それを実行したらすごく喜んでもらえたという経験が出来たら、もっとやりたくなると思いませんか。
お願い上手になる事で、優しいパートナーも手に入れる事が出来るかもしれませんよ。
よかったら試してみてくださいね。
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