こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
火曜日＜モテオーラ養成講座＞を担当しています。
どうぞよろしくお願いします。
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「断るのが苦手なんです。」
とおっしゃる方の中には
もし、断ったら
相手に迷惑をかけるんじゃないか？
相手に怒られるんじゃないか？
そんな不安を感じられている方がいらっしゃいます。
迷惑をかけたくない、と思ったり
怒られたくない、と感じると
「断りにくいな」と思いますよね。
でも、
この思いが
どんな状況であっても・・・となると
ちょっと「苦しい」状況になってしまいます。
断ることは、
悪いことではありません。
引き受けてあげたいことは引き受ければいいし、
引き受けられないときには断ればいいんですよね。
ところが
「断ることは悪いことだ」とか
「断ってはいけない」
という自己概念があると、
「断る」ということを、とても難しいことのように感じてしまいます。
わたしも、実はこんなふうに感じていたことがあります。
例えば
仕事の段取りを組むのが苦手な後輩から
「これ、明日までの締め切りなんですが、間に合いそうもなくて・・。手伝ってもらえますか？」
と言われたとき
「ごめんね。今、忙しくて手伝ってあげられないの」
と言ったら、
後輩は困るだろうな？
ホントに間に合わすことができないんじゃないかな？
途方に暮れるんじゃないかな？
そんなことを思ったり、
後輩の困った顔や悲しそうな顔が頭に浮かぶと
断りにくいなと感じました。
そして、後輩にそんな思いをさせる自分はひどい人間だという感じがしたんです。
（後輩のお願いを断ることに「罪悪感」を感じたんですね。）
すると・・
本当は自分も忙しくて大変なのに
「もう、しょうがないなぁ。」と引き受けちゃっていたんです。
「困っている人」を助けない自分はひどい人間だという思いが
「断ることは悪いこと」という自己概念を作っていたんですね。
断ってはいけない。
断るのは悪いこと。
その思いが強ければ強いほど、断ろうとすると
心の中で
「助けてほしいというのを断るの？ひどい人ね！」
と自分を責める声が大きくなっていきます。
この繰り返しが「断る」ことのハードルをどんどんあげていってしまうのです。
こんなふうに感じているときには
断るという行動を起こす前に
「時にはNoと言ってもいい」という許可を自分に与えていくことが大切だなぁって思います。
確かに自分が断ることで相手は困るかもしれません。
悲しい顔をするかもしれないし
もしかしたら、逆ギレされちゃうかもしれません。
けれど、自分に余裕のない時には「私にも余裕がないからできない」と断ることは悪いことではないのです。
相手のことを思って自分が我慢することが増え続けると心も体も疲れてしまい、
最後には自分を我慢させる相手に腹が立つようになってしまいます。
相手を助けたくて、断らなかったのに、最終的にその人にうんざりしてしまっては元も子もないですよね。
そうなるまえに・・・
「今日はわたしも忙しくて余裕がないの。ごめんね」
といえる人間関係を作っていけるといいですね。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のモテオーラ養成講座は野村香英が担当します。
どうそ、お楽しみに～
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