毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
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次回の開催は以下の日程です。
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お待たせしました。
本日の記事をお届けします。
幸せになるためのやり方や視点はいろいろあるのですが、その中でも大切なのは「ワクワクする気持ちを感じられるようになる」こと。
ワクワクを感じている人は魅力的です。
そんな人は、周りの人を惹きつけます。
ワクワクしている人って楽しそうに見えますよね。
楽しそうにしている人って好感を持たれやすいんです。
極端な例ですが、いつも不機嫌な人と、いつも楽しそうにしている人とがいたら、あなたはどちらのタイプの人に好感を持つでしょう。
いつも楽しそうにしている人が近くにいたら、自分に敵意を感じているとは思いにくいですよね。
喜びや楽しみを感じている人の近くにいると、こちらまで楽しくなってきたりします。
私たちが親しくなりたいと思わせる人は、静かなタイプの人だったり、元気がいいタイプの人だったりと、個性はいろいろですが、共通しているのは「楽しそうな人」なんですね。
そうした人のところには、自然と人が集まってきます。
そんなワクワクしている人と仲良くなっていくと、その楽しさのエネルギーを心地よく感じ、ますますその人に好感を持ったり、応援したくなったりします。
喜びと楽しさのエネルギーは周りの人に伝染していくのです。
ですから日頃から「ワクワク感」を感じやすい人になっていけたら、魅力的になり、好感度が増して、パートナーシップも得られやすくなると言えるのではないでしょうか。
◇ワクワク感を感じるための方法
では、どうしたら「ワクワク感」を感じられるようになるのでしょうか。
そのために大切なのは
「ワクワク、喜び、楽しみを感じるための仕掛けを日常に取り入れる」
ことなんですね。
具体的なやり方のひとつは、月末には来月のための楽しい計画を立ててそれを実行すること。
例えば、ワクワクする場所、お店に行くとか、話すと楽しくなる人と会う。
美味しいものを食べる、服装、メイクなどを今までと違ったものにする。
そして、モデルになりそうな、ワクワクして楽しんでいる人に会いにいく真似をする。
素敵だと思う芸能人のことを調べたり真似をしてもいいと思います。
そうした、いつも楽しもう、という思いを持ち続けることの積み重ねが「ワクワク感」を感じられ、喜び楽しみ上手になっていく道です。
◇ワクワク感じるのに無理がある時には「今の気持ちに寄り添う」
ワクワク感を感じる練習をしている時に
「こんなの綺麗事じゃないか」
「自分を無理やりワクワクを感じさせてる気がする」
こんなことを感じる場合があります。
ワクワクする、楽しむって無理やりすることじゃないですよね。
でも、周りに気を遣うタイプ、遠慮するタイプ、人の迷惑になりたくないタイプの方の中には、雰囲気を壊したくないとか、雰囲気を作りたいという理由から、無理をして元気にふるまっている方もみえます。
そうした方の場合だと「ワクワク感を感じてみよう!」と言われても、逆に苦しいと感じることもあるんですね。
あるいは、ワクワク感の練習をして、ワクワクすることを探しているうちに、それに疲れてしまった、という場合もあります。
こんな時には、ワクワクではなくて「今の自分の気持ちに寄り添ってあげる」ことをしてみてください。
落ち込んでいる時とか元気が出ない時には
「落ち込む時だってあるさ」
「ワクワクが見つからない時だってあるさ」
「こんな日もあるさ」
みたいに、その時の自分の気持ちに寄り添ってあげてください。
これは自分を責めるため、ワクワク感をあきらめるためにやるという意味ではありません。
今の自分の気持ちに寄り添ってあげるとは、自分の気持ちを大切にすること、今の気持ちを感じている自分を認めてあげること、なんですね。
そうやって自分を大切にする、認めてあげることは、
「そのままの自分でいい」
という自分を肯定することにもつながっていきます。
すると、段々と元気を取り戻していけたりするのです。
そしたらまたワクワクすることを見つけて、計画して、実行していけばいいんですね。
ワクワクする喜び楽しみを感じられる心もあなただし、
落ち込んだり元気がない時の心もあなたです。
長所と短所とどちらもあってあなた自身であるように、ポジティブな時もネガティブな時もあなた。
そんな風に「今の自分の気持ちを感じてあげる」ことを大切にしながら「ワクワク感」を練習していくと、自分らしく楽しめるところに少しずつ近づいていくことができます。