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LINEの頻度と愛情の量は比例するの?

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みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。

今週は、大野が担当させて頂きます。  

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

◆L I N Eの頻度と愛情の量は比例するのか?

 

カウンセリングのご相談の中でも、「彼からのL I N E の返信がないと不安になってしまう」「浮気でもしているのではないかと疑ってしまう」というお声を聞きます。

 

女性は恋をすると、「私は本当に愛されているの?」ということがとても気になります。仕事をしながらも、女友達と過ごしながらも、彼の存在はいつも心の中にあるし、ふとした瞬間に彼のことを思い出すことも多いのではないでしょうか。

 

女性が恋をした時、恋をしていない時では、コミュニケーションがどのように変わるのかをちょっと考えてみましょう。

 

あなたが恋をすると、彼とコミュニケーションをとりたくなるので、たくさんのL I N Eを送りたくなるはずです。かわいいスタンプもたくさん使いたくなるかもしれませんね。

 

女性は好きな人とはいつでも繋がっていたいと思います。会えない時間もL I N Eや電話で繋がりを感じたいし、彼の愛を感じていたいと思います。

 

女性にとってのL IN Eや電話というのは、彼の愛を感じるためには必要不可欠なのです。別々の場所にいても、お互いの心が一緒にいる感覚が女性には必要です。

 

逆にあなたが彼を好きでなくなれば、L I N Eや電話の回数はだんだんと減っていくはずです。かわいいスタンプも使わないし、返信の回数も文字数も少なくなっていくでしょう。もしかしたら何日も返信をしないことや、未読スルーすることだってあるかもしれません。

 

つまり女性にとって、好きという感情とコミュニケーションの量は比例していくようなところがあるのです。しかし、そこに大きな落とし穴があります。女性はこの心理をそのまま男性にも当てはめてしまうことがあるのです。

 

「私がそう思うことは相手もそう思うはずだ」これを心理学では投影の法則と言います。これは自分の感情を相手の心の中にあるスクリーンに映し出すという心のメカニズムです。

 

彼からのL I N Eが減ったということは、「私への愛情が減ったのではないか?」「私への興味が薄れたのではないか?」と感じてしまうのです。なぜならば、私がそう思うからそう感じるのです。

 

さらには、自分の心の中にある「私は大切にされるような存在ではない」という気持ちが投影されると、あたかも彼から大切にされていないように感じます。

 

このように私たちは、自分の心の中を相手に映し出し、あたかも相手がそう思っているかのように感じるので、自己完結をしたり自滅をしてしまうことが多くなるのです。

 

私たちにはどこか相手の感情ではなく、自分の感情に振り回されているようなところがあります。とくに不安にのみ込まれている時には、自分の気持ちばかりを見て相手の気持ちを見ていないことすらあるのです。

 

◆あの頃は愛されていたのに?

 

男性の多くは、L I N Eの量と愛情の量が比例しているわけではありません。それは私の長年のカウンセリング経験からも言えることです。

 

そう言うと多くの女性は、「付き合い始めの頃の彼はとてもマメに連絡をくれたし、愛の言葉もたくさん送ってくれたのに」と嘆きます。だから、今がさみしいのだと。

 

なかでも多いのが、いちばん連絡が多かった時期と比較していることです。こんな時に真っ先に思い出すのは、ふたりがいちばんよかった時のことなのですよね。

 

それと比較すると、「ああ、あの頃は幸せだったのに」とまるで彼の愛が冷めてしまったように不安になるのです。私も女ですからね。そのお気持ちはわかるような気がするのです。

 

そういえば、私はある男性からこんな言葉を聞いた事があります。「男ってさ、話をしたいからというよりは、好きな子を落としたいとき必死にL I N Eするんだよね」。

 

「へぇ、だから最初はあんなにマメなのね」と思いました。そうであるのならば、恋人になり関係性が落ち着いてくれば、そんなに必死になる必要は確かになくなりますよね。

 

「俺たち、付き合っているんだし、もう大丈夫だよねと思えたら、連絡は減っていく」とその男性は言っていましたが、女性にしたら「私に飽きたのかしら?」と誤解してしまうかもしれません。

 

でも、ですね。語弊を恐れずに言うのならば、男性にとって交際後のL I N Eはどうでもいいようなところがあるのです。それ以上に、彼女が笑顔でいてくれるのか、自分といて楽しそうにしているのか、そっちの方がずっと重要になってくるからです。

 

そういえば、「100通のL I N Eよりも1回のデートの方がずっといい!」という男性もいました。私はこれが男性の心理をよく表している言葉だなと思っているのです。

 

女性は彼に会えない日々をさみしい時間として過ごしていますが、男性は楽しみを待つ時間として過ごしているんだなと。

 

また今日も会えないのかと思って過ごす一日と、あと何日したら会えると思って過ごすのとでは、全く違った一日になるのでないかと感じたのです。

 

◆男性の愛と女性の愛の違い

 

長いことカウンセリングをしてきて、女性の愛と男性の愛には、大きな違いがあると感じることがあります。

 

女性の愛はこの人を好きだという気持ち。この人を愛おしいと思う気持ち。

男性の愛はこの人を一生守りたい。この人を幸せにしたいと思う気持ち。

 

つまり女性の愛がとても感情的なものであるのに対して、男性の愛はとても現実的なものであり、リアルに表現するのならば「愛情=責任をちゃんと取ること」なのです。

 

責任とは、「自分は一生この女性を守れるか、自分には守れる能力があるのか、自分はまだ一人前の男になっていないのではないか、自分はそれだけの男になっているのか、相手はそれに相応しい人なのか」という気持ちです。

 

男性は本質的には、自分の隣にいる女性を幸せにしたいし、一生守りたいと思っている。

それゆえに、今の自分でパートナーを幸せにできるのだろうか?と思い悩むところがあります。

 

男性の愛は、L I N Eや愛の言葉などのコミュニケーションというよりは、行動や責任で表現されることの方がずっと多いのです。

 

例えば、

・頑張って仕事をして稼ぐ

・忙しい中少しでも会う時間を作ろうとする

・悩みを聞いてくれるというよりは問題解決をしようとする

・言ったことは守る

・できないことは言わない

など。

 

あまり甘いムードはないのですが、これらは男性らしい愛の表現なのです。真面目で責任感が強めの男性ほど、甘い言葉がささやけないものかもしれません。だから、L I N Eの量と愛情は比例するものではないのです。

 

だとしたら、女性にとっては会えない時間をどう過ごすのかが大きな鍵になりますよね。おすすめは、「彼以外のことで楽しみを見つけること」。

 

彼だけを楽しみにしていると、会えない日々が「ただのつまらない時間、我慢をする時間」になってしまいますからね。

 

趣味でも、仕事でも、自分磨きでもなんでも良いのです。会えない時間も楽しみに過ごせると良いですね!

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

大野愛子のプロフィール&ブログ 

Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。

婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。

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