毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀・池尾千里、夫婦でさせていただいています。
今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。
カウンセラーたちが執筆している、こちらの「恋愛テクニック」では、女性のみなさんに、こんなことをよくお願いしているんじゃないかと思います。
パートナーに対して、
あなたが、こう考えてみましょう。
あなたが、こう見てみましょう。
あなたが、こう言ってみましょう。
あなたが、こうやってみましょう。
どうして、私ばっかりっ💢
もうさんざん、がんばってきた。
パートナーには何度も伝えたし、
いっぱい裏切られ、我慢してきた。
これ以上、やれって言うのーっ!
ガオーーーーっ🔥🔥🔥
カウンセラー丸焦げ事件。
よく勃発します。
そうなんです。
どうして、丸焦げになってまで、こんなことを女性のみなさんにお伝えしているかといえば、そこには、大切な2つの理由があるからなんです。
ひとつめ 〜あなたがリーダー〜
あなたが、パートナーシップをもっと良いものにしたいと思っていること。あなたのパートナーより先に、この記事に辿り着いたこと。
それは、あなたとパートナーの関係「パートナーシップ」をリードするのは、あのパートナーではなく、あなただということを表しています。
あのパートナーがしてくれなかったこと、是非とも、できるようになって欲しかったですよね。
あのパートナーがしでかしたこと、是非とも、二度とやらないでいただきたかったですよね。
あいつさえ、変わってくれたら、あいつさえ、改心し、更生してくれたら、私は幸せになれたのに。
そう思って、怒りが湧いて暴れたり、悲しくなってひとり枕を濡らしてらしたのではありませんか。
でも、パートナーが変わってくれるのを、怒ったり泣いたりして待っていても、うまくいきませんでした。何ヶ月も、何年も、待ってたけど、苦しいのは私ばっかり。
もう期待するのは辞めます。
そんなふうに、すっかり諦めてしまおうと思っているカップルやご夫婦は、少なくありません。
それがまさに、デッドゾーン。すべてが停滞し、止まってしまい、八方塞がりで出口が見えない場所です。
もしその場所で、あなたがこの記事をみつけてくださったのなら、まだ、手はありますよって、お伝えしたいのです。
それは、あなたがリーダーシップを取るということなんです。
でも、これまでのように、たったひとりでがんばるのではありません。
信頼できる人たちやカウンセラーのサポートを受けながらです。
応援団に支えてもらいながら、余裕を作りながら、いろいろ試してみていただけたらと思うのです。
これまでと同じやり方を続けるのではなくて、ちがうやり方を取り入れていきましょう。
待つのではなくて、あなたのほうから。
ちがうやり方をやってみて、それでもダメなら、または、この人じゃないなってなったら、また考えたらいいと思います。
ふたつめ 〜女性の才能〜
それは、あなたが女性だからです。
男性と女性のコミュニケーション能力には、ずいぶんと差があるのです。
原始的なお話をすると、女性は、腕力が弱い分、ひとりでリスク回避するのは難しい。だから、コミュニティに所属して、団体戦に持ち込むわけです。束になっていた方が強いですものね。
そうなると、コミュニティの中でうまくやっていかないと具合が悪いわけです。こうして、女性のコミュニケーション能力は、どんどん向上することになったと言われています。
確かに、女性というのは、「察する」能力に長けた生きものですよね。
そのために、女性同士になると、言葉さえも、あまり必要としないようなところがあります。
なんとなく、
声の感じが・・
伏せた目が・・
雰囲気が・・
元気なさそう。
何かあったかな。
ちょっと呼び出して、会ってみよー。
なーんてことを、一瞬でやり退けてしまったりします。
しかも、これは、頑張ってやっているわけでもなければ、珍しいことでもなくて、女性たちは、普段からやっていることなんです。
でも、なかなかの高度なコミュニケーション能力ですよね。
男性は、見たもの、聞いたものは、理解しますが、見てもいない、聞いてもいないものを、あれこれ予測し、察するのは苦手のようです。特に、気分がコロコロと移り変わっていく女性のことはなおさら。
悪気はないけれど、こんなふうに解釈してしまいます。
「何にも言われなかったから、これで問題なし!」
「怒られなかったから、OK!」
現状維持、安定志向と言われる多くの男性たちは、こんな調子なのです。
「うちにも一人おるわ・・
」
とため息をついたみなさま、お察しします・・
でも、救いは、彼らは悪意も悪気もないのです。あなたをがっかりさせようなんて、思っていないのです。なのに、大いにがっかりさせているところが、男女のすれ違いを生むのですね。
しかしながら、この状況を理解できるのは、あなたと彼のどちらでしょう。
全体像が見えていて、この難しい状況がわかっているのは、あなたの方なんです。そして、高度なコミュニケーションの才能をお持ちなのも、女性であるあなたなんですね。
これまで、あなたはきっと、ちっともわかってくれないパートナーに悪意を感じたり、愛情のなさを感じたり、人間性を疑ったり、終いには、私がそもそも間違ってて、おかしいのか?!とご自身を責めたりもされていたかもしれません。
どれも、誤解なんです。
真のコミュニケーションを取る
ここからは、真のコミュニケーションを取っていきます。
彼らは、あなたが感じている、その苦しい場所にさえ、まだ居ないのかもしれないのです。それは、あなたにとっては、とてもがっかりすることかもしれませんが、彼らがわかっていなかっただけだとしたら、希望があります。
女性は、大学生。
男性は、年長さん。
このくらいのコミュニケーションの差があると例えることがあるのですが、だとしたら、正直な気持ちを、優しく、易しく、言葉で伝えてあげることで、彼らは、あなたをずいぶんと理解しやすくなるはずです。
真のコミュニケーションとは、「言わなくてもわかって欲しい」という思いを超えて、きちんと、あなたの思っていることを伝えることなんです。
そもそも伝えていなかったことや、わかりにくい伝え方だったとか、1回しか言ってない、ずっと前に言ったきり・・などなどあるのではないでしょうか。
でも、こんな気持ちも出てくるかもしれません。
「そんなこと、言えないっ!」
「あらたまって言うの、恥ずかしいっ!」
「私が言っても大丈夫なのかな」
「めちゃくちゃ、抵抗ある・・」
いろんな「言いたくない理由」が、続々と出現するんです。
パートナーとあなたの間には、こんなにもいろんなものが邪魔をしていたことに気がつくかもしれませんね。
伝わるコミュニケーションをしていきます。
正直な気持ちを、優しく易しく伝えてみましょう。
直接言うのも、メールするのも、手紙書いちゃうのも、どれでもいいんです。
あなたがやってみてもいいと思うものから、始めてみてください。
やがては、日常的にできるようになります。
その頃には、彼らもあなたのこと、もっと理解しやすくなり、助けやすくなり、愛しやすくなるでしょう。
どうぞ、おひとりでがんばらないでくださいね。
信頼できる誰かに応援してもらいながら・・それが一番やりやすく、続けやすいんですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お役に立てれば嬉しいです。
5月24日(月)は、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
池尾千里
聞き流し系音声動画。
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