こんにちは。カウンセリングサービス の根本裕幸 です。いつもありがとうございます。
福岡でのヒーリングワーク へは地元の方だけでなく、関東や関西からも“旅行気分”で訪れてくれる方がたくさんいらっしゃるんですね。
2か月先の12月の福岡ワーク(12/15,16)は僕の担当なので、早くも数名の方から「月曜日の予定を早く教えてください」「帰りの飛行機は何時のを抑えたらいいんですか?」との催促が寄せられています。
ヒーリングワークは土日の2日間。じゃあ、月曜日って???となると、みんなで一緒に遊びましょう!というアフターセミナーがあるのです。もちろん、自由参加ですが、昨年の7月などは30名を超えるメンバーで志賀島というところに遊びに行きました。
そこで、担当トレーナーとしては、どんなプランを立てようかあれこれと悩むわけです。むしろ、本業よりも真剣に悩むと言っても過言ではありません(笑)ま、遊びこそ、本気で悩まなきゃ面白みがないですよね。
さて、どんなプランが浮かんでくるのか、地元の人とも話しながら考えてこようと思います!
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自立的でばりばり仕事をこなす男性。仕事っぷりも、プライベートにおいても、とても魅力的な人物で、女子的にはぐっと心が惹かれてしまうタイプの人。
でも、同時に「いつも与えることばかり考えている人」で、「与えるばかりで、私の気持ちは全然受け取ってくれない」と女子が不満を感じやすい存在でもあります。
そんな彼が別れを切り出す時、こんな理由を挙げることが多いんです。
「僕は仕事が忙しいし、大事だから、君と一緒に過ごす時間が作れない。だから、僕は何もしてあげられないんだ。だから、付き合っていても君を辛くするだけだと思う。だから、別れて欲しい」
女子的には「え?なんやねん、その理由」て思うこともあるかもしれません。
こうした思いは確かに彼の独りよがりと言えないこともないんですが、でも、案外本気なんですよね。
自立して頑張ってる男性は、誰かに何かを与えることで自分のアイデンティティを保っています。
誰かの役に立つこと、誰かに喜ばれること、誰かの助けになること、誰かを癒すこと、誰かを安心させること、誰かを気持ちよくさせること・・・等々。
役に立ってこその自分、と彼が思っているとしたら、「役に立たない自分」は存在価値がないと感じてしまうのです。
「それならば、僕よりもっと他に君を幸せにしてくれる人がいるんじゃないだろうか?」と真剣に悩んだりもするのです。
いやいや、そんなことないですよね?
何もしてくれなくたって、彼がそこにいてくれたら、それで嬉しいし、安心するし、もらっているものもたくさんありますよね?
でも、彼はそこが感じられないんです。
ただ存在しているだけで価値があるとは思えないから。
そこには実は強烈な無価値感が隠れています。ハードワーカーの裏によくある心理なのですけどね。だから“何かをして存在意義を示そう”としますが、何もできないから、そこに無力感やら罪悪感を感じてしまうのです。
あるホステスさん曰く「自立男性の自作自演の自爆劇」状態です。
だから「何も与えられないから」が彼なりの別れる理由になります。
そして、それだけ自立している彼だから、あなたの言い分は何一つ届かないことも多いでしょう。頑なに心を閉ざしてしまう人もいるかもしれません。
さて、そんな彼に対してどう振る舞ったらいいのでしょう?
そこで「そんなんいやや」と駄々を捏ねたところ、彼は一層シャッターをかたくなに閉めます。あなたが抵抗すればするほど、彼の罪悪感が高まっていくわけですから、埒があきません。
だから、彼の顔を立ててあげるように、その言葉を受け入れ、尊重してあげることが一つ目のアイデアとなります。
彼がそうしたいというならば、そうさせてあげる、という高度な愛情表現ですよね。
彼の顔を立てて、素直に引いてあげて、罪悪感をこれ以上刺激させず、そっとしておいてあげるわけです。
いい感じで別れることで、いずれ彼があなたの元に戻ってくる確率も上がります。
ここで大事なことは、振られる立場に違いはないのですが、“別れてあげる”という“与える姿勢”であることです。
実際、こういう別れ方は彼に「好印象」を与えて終わるので、以後も何かといい関係を築きやすいのです。
心理的にはあなたが“与える”と自立的な行動を取ることで、相対的に彼は依存側の立場に移行します。そうすると、今度は彼が追いかける側になるのですね。
その結果、突然電話がかかってきたり、数週間後にメールを送ったら普通に返事が返ってきたり。
でも、安易にそれに乗っかると、今度は都合のいい女になっちゃうことも多いので要注意。復縁したい気持ちに流されることなく、ちゃんと自尊心を持って彼の意志を確認したいですね。
一方で、二人の関係性によっては『説教してもいいですよ』ということもあります。
これは彼女がある程度自分自身を持っている場合(経済的、精神的で自立していること)によく提案するのですが、「本気で怒ってみませんか?」ということです。
「与えることが何もない」というのは、ある見方をすれば、だいぶ傲慢だと思いませんか?
与えることばかりを考えて、全然相手の気持ちを考えていない姿勢とも言えますし、与えているのならば無限にコンコンと愛は湧き出るわけで、何もなくなるわけがないじゃないか!そんなのって単なるナルシストなんじゃないか?と思っていいのです。
本気で、ということは、感情に流されません。怒りに任せるわけではなく、むしろ、感情をコントロールできる状態にあります。
そこで「自分のことばかり考えて、私がどれくらいあなたを愛してるのか、あなたの愛に感謝しているのか、あなたばかりに与えてもらって申し訳なく思ってるか、本当に分かってるの??」などと怒鳴り込んでみるわけです。
それで彼の目が覚めて、「そ、そうか。俺って自分のことばかり考えてたんや」と素直にうなだれたケースもあります。でも、多くはとりあえずその場ではシャッターを下ろしたり、反撃に出るかもしれませんが、しばらくあとで反省するわけです。
それで「傲慢だったごめん」などと素直に謝ってくるケースも意外とあります。
逆にそれで「お前だって俺の気持ちを考えたことあるのか!!」と逆切れしてくれたら、心の中で拍手喝さいを送ります!!
あの彼が感情的になったわけですから、それはとても素晴らしいことなのです。彼が怒りを出せた分、心は軽くなってます(^^)
そこでビビることなく、「素直に感情出してくれて嬉しい」とギュッと抱きしめてあげられたらベストですねー。彼はあなたの掌の上で転がり始めます。
この2つの提案は相反するものに感じられるかもしれません。でも、本気で向き合うことに違いはありません。
ぜひ、あなたの本気、発揮して頂けたら、と思うのです。
参考になりましたら幸いです!
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