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こんにちは カウンセリングサービスの近藤あきとしです。いつもありがとうございます。
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。
●同じ問題が繰り返されるパートナーと何度もやり直してしまうのはどうしてか?
恋愛のカウンセリングしていると、同じパートナーと何度も別れてはやり直している、という方のご相談を伺うことは良くあります。
(もうつき合っているかどうか分からない関係だけどなぜか彼(彼女)を手放せない・・・、という悩みも同じジャンルに入りますね。)
さて、例えばこんな女性がいたとします。
・彼とはつき合って3ヶ月くらい。じつは去年も、その前の年も3~4ヶ月つき合って別れている。
・彼からは連絡をしてこない。電話には出ない。今も態度は以前と変わっていない。
・いつも『別れましょう』と切り出すのは彼女の方から。その連絡をした時も彼からの返事は無かった。
・3ヶ月前たまたま連絡したらやり取りが続いて、そのままつき合うことになったが、彼はいつも仕事が忙しく3ヶ月で会えたのは2回だけ。
・LINEもメールもスルーされることが多く、これってもう終わってるのかな?と不安になってしまう。
・別れてしまった方が楽なのは分かるけどなぜか、彼の気持ちが分からないことの不安が大きい。この関係どうしたら良いんだろう?と悩んでしまう。
特定の方のケースではなく、こういった恋愛の典型的なお悩みをピックアップしてまとめた感じですね。
このような問題には、いくつかポイントがありますので、1つずつ見ていきましょう。読者の皆さんも今抱えている問題やテーマについて自分なりに振り返ってみると気づきがあると思いますよ。
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1.どうして前と同じようなパートナーシップになることを自分で選んだのでしょう?
「別れた人ともう一度やり直す」という選択をする人たちは少なからずいますよね。
ただその後に依然と同じ問題で悩んでまた別れる人と、その問題を乗り越えて以前よりも幸せになっている人と、2つのタイプのカップルに分かれてしまいます。
前者になってしまう人の共通点は、別れた後の寂しさや孤独に耐えられなくて、心の隙間を埋めることを最優先にしてやり直すことを選択してしまうことです。
つき合い直して、寂しさと孤独がとりあえず満たされると、相手の嫌なところと再び直面するので、同じ結果になりやすいんですね。
なんとなく「また同じことが起こるんじゃないかな~?」と予想しつつ、復縁しちゃったという人もいるんじゃないでしょうか?
このケースでは「お互いに正面から相手に向き合って、真剣につき合うことを選べていない」ところに課題があります。
彼女も彼も、お互いの関係性に腹をくくれていないのかもしれません。
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もし、あなたがこのようなパートナーシップで悩んでいるとしたら、おそらく一番に考えられる可能性はこうです。
「彼にもっと私のことを気にかけて欲しいけど、依存的になって重い女だと思われてしまうかもしれない。」
「そうしたら嫌われて、他に好きな女性を見つけられて私はフラれるかもしれない。」
といったような恐れや不安が出てきて、なかなか正面から彼と向き合えないという悩みかもしれません。
もし、そうだとしたら、あなたの不安や恐れがこの問題の本質的な原因の一つだと言えます。
不安な気持ち、恐れを感じていることを言えないパートナーシップを続けても、ある程度問題を先送りには出来るかもしれませんが、苦しみそのものが消えてなくなることはないですよね。
そして、あなたが言わないことを彼は無意識的に利用してしまうんです。
利用しているといっても、彼に悪意があるからという意味ではないんです。(悪意がある男性もいるかもしれませんが・・・)
ただ単に、彼は仕事に一生懸命なハードワーカーで、「恋愛よりも、まず仕事だ」「寂しさなんていう感情は自分で何とかするもんだろ?」と思っているだけのタイプかもしれませんしね。
潜在意識のレベルで捉えてみると、このタイプの男性を選ぶことによって、あなたが感じている感情を言わないでいい状況に、自分を置くことができます。
そういう意味では、あなたもそんな彼を利用して、不安な感情を言わないでいい状況を作り出しているのかもしれないんです。もちろん、これも無意識的なレベルでやっていることです。
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なぜそんなことをわざわざしてしまうかと言うと、私たちの潜在意識、心の奥に埋もれている過去の傷があるからです。
その心の傷の原因になった痛みの体験は人によって違います。
ある人は、子供時代は父親が海外赴任ばかりだったために「私の好きな男性はいつも遠くにいる」そんな思い込みがありました。
だから、彼との距離感が近くなってくると「でもいつか離れてしまうに決まってる」という不安が出てくるので、親密感を感じなくて済むパートナーばかり選んでいました。
別の人は、初恋の相手がじつは他に本命の彼女がいて二股をかけられていた経験をしたことで、その後の恋愛では、いつもパートナーが浮気をしているんじゃないか?と疑ってしまって上手くいかないことが続いていました。
こういった過去の痛みが、恋愛を通して相手と親密な関係になることを避けてしまう現実を作ってしまうわけです。
パートナーとの心の距離が近づく分だけ、かつて感じた痛みが心に浮上してくるので、「もう二度とあんな悲しい思いをしたくない」分だけ、距離の縮まらない相手の方が自分にとって都合が良くなってしまうのです。
私たちの潜在意識に埋もれている心の傷は、こんなふうにして幸せにならないような罠を仕掛けてくることがあるんです。
(もちろん後に出会った人との関係性で、心の傷が癒されて幸せになっている人もたくさんいますよ)
まずは、「もしかしたら、私は、私をあまり大切にしてくれないようなパートナーをわざわざ選んでいるのだとしたら?」と考えてみる所から初めてみてください。
そこから、しんどい恋愛を抜け出すための思わぬヒントが見つかるかもしれません。
ポイントは全部で3つありますので、次回に続きをお話しますね。
※参考記事です↓こちらもどうぞ
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
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最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は12月19日(土)です。お楽しみに!
来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。
※【恋愛テクニック】バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます
読者さまからステキな感想をいただきました。
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html
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