こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。
ZOOMでのオンライン面談カウンセリング始めました
ZOOMを使ってのオンライン面談カウンセリングを始めました。移動することなく、面談カウンセリングを受けられるとお客さまから大変好評をいただいております対面形式の面談カウンセリングも再会しました
よろしければお使いくださいね。
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●褒め疲れ、慰め疲れ
「私のパートナーの話は、俺って頑張ったでしょとか、俺って凄いでしょという承認欲求を求めるような話が多いんですよね」
「彼の話を聞いていて、これって褒めて欲しいってことなんだろうな…と思っちゃうと、めんどくさいなぁと思っちゃうんですよね。一応誉めてますけど」
「パートナーは私のこと慰めて、私のことをよしよししてという話が多くって・・・。多すぎると、またかぁーとうんざりしちゃうんですよね」
というようなお話をカウンセリングでちょこちょこお聞きすることがあります。
パートナーから、承認欲求を満たすことを求められる、慰めることを求められるというお話です。
多少は良いようなのですが、多く求められると疲れてきたり、うんざりするというお話をお聞きすることがあります。
自主的に褒めることや慰めるのではなく、褒めることや慰めることを求められてそれに応えなければいけないということになっているときは、疲れてきちゃうかもしれませんね。💦
また劣等感や自己嫌悪が強いタイプのパートナーだと、日常会話に褒めることが必要になるというお話をお聞きすることもあります。
「それって俺のことを馬鹿にしてる」
「俺の話しは興味がないの?」
「私のこと嫌いなの?」
と劣等感や自己嫌悪が強いが故に、友達などに言っても多くの人はそんな風に解釈しないよね?というような会話を、馬鹿にしてるとか、自分には興味がないとか、嫌っていると解釈され、それで揉め事になったり、雰囲気が悪くなったりするというお話を聞くことがあります。
そして、パートナーにそう捉えられないようにするために、日ごろからパートナーを褒めて劣等感を感じさせないように、自己嫌悪が少しでも弱まるように、パートナーを誉めることを心がけているが、それに疲れてしまっているというお話をお聞きすることもあります。
褒めたいから褒めているのではなくネガティブな話しの展開にならないように、気をつけているということになっている時は神経をすり減らすので疲れちゃいますね。
●自分のことを良く思えています?
めんどくさいとか、うんざり感とか、疲れてくるとかを感じながらも、パートナーのとの関係がうまくいくように褒めるとか慰めるとかを心がけているというお話をお聞きして、私的には立派だなぁと思うのですが、当のご本人は自分のことを立派だと思っていないというお話をお聞きすることもちょこちょこあります。
「心から言えてない自分ってダメだなぁと思うんですよね」
「めんどくさいなと思いながら、パートナーのことを慰めている自分って愛がないなと思うんですよね」
などなど、
ご自身はご自身のことをあまりよく思っていなかったりする内容を話してくださいます。
●心からできなくてもご自身を誉めても良い
「100%心からできてなかったとしても、ご自身のことを褒めていいことじゃないかと私は思いますよ」
ということをお話しさせていたことがあります。
仮に、
めんどくさいなという思いが心のどこかにあったとしても、それがパートナーにプラス効果になっているかもしれないことをしていたり、パートナーとの関係がうまくいく為にしていることだったりしたらご自身のことを肯定していいことじゃないかと思うのです。
「心から言えてない自分ってダメだなぁと思うんですよね」
とか、
「めんどくさいなと思いながら、パートナーのことを慰めている自分って愛がないなと思うんですよね」
ではなく、
「なんやかんや思いながらも、パートナーの欲求に答えているって私って女神だなぁ」
などと思ってみてはいかがでしょう?
●誉めると行為に自己を肯定する成分をくっつけよう
褒める、慰めるという行為に、
「自分てダメだな」とか、
「自分は愛がないな」などの、
自己を否定するような成分がくっついてると、褒めるとか慰めるという行為をすることが自己を否定する行いにもつながるのでますます疲れちゃうんですよね。
だから、長くパートナーとの関係をうまくいかすための行為を続けられるようにという意味でも、パートナーを誉めるとか、慰めるとかの行為をすることに自分を肯定する成分をくっつけたほうがいいんですね。
もし仮にに100%心からできていないことがあったとしても、
「私って女神だな」
とか、
「私ってえらいな」
などなど、
ご自身を褒めてみてはいかがでしょうか?
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