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こんにちは カウンセリングサービスの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。
●「どうして人の気持ちが分からないの?」と言われてしまったら(2)
今日は前回からの続きをお届けしますね↓
2022/7/4『「どうして人の気持ちが分からないの?」と言われてしまったら(1)』
https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12608592707.html
相手の気持ちが分からない理由
1つ目は
【自分自身の心に蓋をしているので感情が感じられない(特にネガティブな感情)】
2つ目は
【自意識が強いため「恥ずかしさ」や「恐れ」の気持ちが強い】
ということでしたね。今日は3つ目の理由についてお話します。
3つ目の理由は・・・
【人の気持ちを考えたくない。知ることが怖い】です。
ん?どういう意味?って思った方もいるかもしれませんね。
これはどういうことかと言うと、たとえば皆さんが潜在意識で「人も気持ちなんて考えたくない!」と思っているとしましょう。
すると、相手の態度や立場、気持ちなんて考えたいとは思わないでしょうし、そんなものは無視していたくなるはずですよね。
それって、なんだかワガママで冷たい人のように思われたかもしれませんが、そうではないんですね。
ちょっと考えてみて欲しいのですが、「人の気持ちを考える」ことにデメリットがあるとしたら、それは何だと思いますか?
*
代表的な答えは「人の気持ちに振り回されてしまう」ことになるでしょう。
たとえば、あなたが片想いをしているとしたら
「彼は私のことどう思ってるのかな?」
「好きかな?嫌いかな?」
「この前私を見て笑ったから、あの笑顔は好きってことかも?」
と思うこともあれば、
「でも今日、目が合ったのに『おはよう』って言ってくれなかったな・・・」
「普通好きならあいさつはするはずだよね・・・」
「こんな風に考えててもグルグルするだけで答えが出ない・・・」
なんて悩んでしまうこともありそうですよね。
要は、相手の態度や言動に振り回されて、悩んだり、辛い目にあってきた人にとっては「相手の気持ちを考えるから面倒なことになるんだ!」という思いがあるので、相手の気持ちを考えずに無視して行動してしまいたくなるんです。
恋愛以外でも、たとえば小さかった頃に、両親が下の兄弟ばかり可愛がって自分はいつも後回しにされていた・・・そう感じてきた人もいるかと思います。
「あなたはお姉(兄)ちゃんなんだから我慢しなさい」そう親から言われ続けて、いつも先ず弟や妹のことを考えて我慢することが当たり前だった。そんな人だからこそ、「大人になった今は、自分の気持ちを一番に優先したい」と思うようになっても不思議はないでしょう。
となると、「もう人の気持ちなんて考えたくない」思った方が楽ですからね。こんな過去の痛みが隠れている場合もあります。
他では、たとえば親がいつも周りに気を使って、神経をすり減らすような生き方をしている(ように見えた)のを子供時代からずっと感じてきた場合。
親戚やご近所にいつも気を使って疲れた様子でいるのを見たり、そのことに愚痴を言っているのを聞いたりして、「そんなに疲れるなら、気を使わなきゃ良いのに」と子供ながらに感じていたとしたら、
「人への気遣い、配慮」は「疲れること」、そして「自分だけが損をすること」
のような思い込みを持つことがあります。その結果「人の気持ちなんて考えたくない」と思うんですね。
(あるいは、誰かに子供らしいイタズラをしかけたはずが、思いがけず相手が怒ったり、泣いてしまったりして、罪悪感を抱えてしまうというケースもあり得ますね)
*
このように、誰かのことを考えて行動した結果、嫌な体験(傷つく体験)をした。というネガティブな思い込みによって、人の気持ちを理解することに抵抗を感じてしまうことは少なくないんです。
ただ、よく考えてみて欲しいのですが、元々はどのケースも「自分だけが良い思いをしたい」のではなく、両親、兄弟姉妹、親戚や友だち、そして自分も含めて「みんなが楽しく幸せに過ごしたかった」のが本当の望みだったはずですよね。周りへの思いやりと愛で行動していたんです。
しかし、私たちは「人のことを思いやる・考えること」が、「自分を犠牲にすること」なんだという誤解を、過去の体験でたくさん感じています。
もしあなたが3つ目の理由が当てはまると感じていたら、この誤解から抜け出して本来の自分に戻っていくことを自分に許してください。
すると、自分もパートナーも、家族も、友だちも、職場の仲間も、あなたに関わる全員を大切にする生き方ができるようになります。
もし一人では難しいと感じたらカウンセリングやセラピーを使って、過去の痛みや葛藤を癒しながら進んでみてくださいね。
きっとそれは、あなたの人生の流れを大きく変えていくはずです。そして今まで以上の幸せを受けとれるようになるでしょう。
なぜなら、周りの誰かへの想いから「与えよう」とする人にこそ、幸せはやってくるからです。
そして、あなたは元々、周りへの思いやりと愛で行動してきた人だからです。
*
「相手の気持ちを考える」という行為は、一種の想像力・イメージの力が必要だと思います。その時に、
「あの人と、私の望みが違ったらどうしよう」
「私と彼のどちらかの幸せを諦めなければいけないってこと?」
「じゃあ、私が無理をしなきゃいけないのかな・・・」
と自分を犠牲にすることを考えるか、
「どうしたら、私と彼の2人の望みを叶えられるかな?」
と考えるのかで、人生が大きく変わりますからね。
こうした葛藤を感じたとき「二度と我慢したくない!」と思って人の気持ちなんて考えずに行動するのでもなく、罪悪感を感じたくないがために他人に譲るのでもなく、
「どうしたら、2人が一緒に幸せになれるだろう?」
と考えてみてください。相手も自分も幸せを感じられるように、全員が満たされるためのやり方を考え方ることを習慣にしていきましょう。
これは今パートナーがいない人にとっても、大切な考え方なんです。
「どうしたら相手も自分も幸せになれるのか?みんなが満たされるのか?」
全員が幸せになれるアイデアを考えられる人って魅力的だと思いませんか?
以前、ある芸能人が「モテる人っていうのは『人の気持ちを持てる(理解できる)人のことなんですよ』」と言っていました。
大切な人の気持ちを感じられたら、誰もがモテる人になれるということですね。
あなたがそんな魅力的な人になった時、きっとあなたにふさわしい魅力的なパートナーがやってきますからね。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
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最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は8月1日(土)です。お楽しみに!
来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。
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読者さまからステキな感想をいただきました。
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