こんにちは、成井です。
今日もご覧いただきありがとうございます(^^♪
火曜日更新の「モテオーラ養成講座」では、魅力アップの為の秘訣や、ココロの仕組みや在り方についてお話しています。
第1週を野村香英が担当し、第2・4・5週を那賀まき、第3週を私、成井が担当させていただいております。
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去年の暮れに、Twitterのタイムラインにこんな内容が流れていました。
「除夜の鐘がうるさいとクレームがあり、除夜の鐘を自粛するお寺が増えている」
そのニュースの出どころや真偽までは追っていないので、その是非をここで問いたい訳ではないのですが、
幼稚園の設立への反対や運動会の練習などにも「子供の声がうるさい」「眠れなくて迷惑(昼間の場合は夜勤明けの人)」というクレームから計画が白紙になったり、規模を縮小するなんてこともよく聞きますよね。
コンサートチケットが当たった!と当選したことを投稿した人に対して、「落選した人の気持ちを考えて」っとコメントがついたり、
震災直後に芸能人がなにか楽しげなことやふざけた内容を投稿すれば「不謹慎だ!」と非難されたり。
特に今はTwitterやこのアメブロをはじめ、多くの人が、簡単に個人の考えや情報を発信することができる時代になりました。
その多くが匿名での発言できてしまうものだったりします。
○○は不謹慎だ!
○○は迷惑だからやめて
○○は間違っている!
そんな風に、正義感や倫理観から誰かを非難したり、その攻撃に加担することも容易になってしまったとも言えます。
しかし、こうした声は今に始まったことではなく、昔からあったことなのです。
ただ、「発信しやすくなった」というだけなんですよね。
ですが、私たちの世界では、
『クレームの声の方が大きい』
↓
『大きい声の方が、総意(民意)だと思われやすい』
ということが起きてしまいます。
・・・一体、恋愛テクニックのこのブログと何の関係があるの?という声が聞こえてきそうですが、
この「声の大きい方についつい導かれてしまう(そちらが本当だと誤解してしまう)」というのは私たちの”心の中”も同じなのです。
*
はぁ~。私には男運がない。
私に言い寄ってくる男性は、最初は隠しているけど、あとから既婚者か彼女持ちだと判明する。
私は、1番には選ばれないんだ。。。
はぁ~。私には男を見る目がない。
付き合うまでは優しくて誠実な彼だったのに、付き合った後は「釣った魚に餌をやらない」状態で私ばっかりが彼に合わせている。
私は、大切には扱ってもらえないんだ。。。
はぁ~。私を本当に愛してくれる人がいない。
何人かとお付きあいしてきたけれど、浮気されたり、暴言をはかれたり。
私はただ、好きな人と幸せになりたいだけなのに。。。
私を選んでもらえない。
大切にされない。
愛してもらえない。
そんな風に感じるのは、誰だって辛いものです。
そんな風に感じてしまう出来事が1度だけでも悲しいのに、「またか。」と思ってしまうほど何度も起きてしまうと、私たちは大きく傷つきます。
次に誰かを好きになることに対して臆病にもなるかもしれませんし、
次に自分に好意を向けてくれる人が現れても「あなたは本当に大丈夫?今までの人のようになったりはしない???」と疑いたくなるかもしれません。
もっともっと傷ついていると
「もう、どうせ私は幸せにはなれないんだ」
「パートナーシップを持つことが向いてないんだ」
と、諦めの気持ちが生まれてしまうこともあるかもしれませんね。
パートナーシップを持ちたいと願う人が、それを諦めなくては、と自分に言い聞かすことは、どれほど酷なことでしょう。
望むものが明確にわかっているのに、自分には持つことができないんだ、手に入らないんだ、と自分に言い聞かすことほど、辛く、苦しいことはありません。
*
ここで、冒頭のお話に戻ります。
お寺の除夜の鐘がうるさい!
子供の声がうるさいから幼稚園建設反対!
夜勤あけで眠れないから、運動会の練習は音量さげて!
そのクレームの発言者1人1人にインタビューすれば、きっとその人なりの理由があることでしょう。
しかし、そうした発言の土台は何か?というのをよく見ていくと"被害者意識"から生まれていることがとても多いのです。
これは言っている本人もとても苦しいことです。
なぜなら、"被害者意識"は、
・損をした(損をさせられた)
・奪われた(失った)
・与えてもらえなかった(得られなかった)
という気持ちがベースとなり、生まれる感情だからです。
もちろん、ただ"被害者意識"があるだけでは、何も問題ではありません。
問題となるのは、「自分は被害者だ」と感じた人に、自尊心や自己肯定感などの、自身の価値や存在意義を肯定できる感情が欠如してしまっていると、
「私はこんなに辛いんだから、
誰かや何かが、私を救うべきだ!」
という発想に行き着きやすくなるのです。
言い換えれば、
私は被害者なんだから
大切にされていいよね?
優先されても当然だよね?
私は間違ってないよね?
そんな風に、自身の欲求を満たそうとしてしまうのです。
それで不足感を感じていた心が満たされれば、それはそれでハッピーエンドなのですが、
「あれ?かわいそうな私でいれば、要求が通るのか!?」
と成功の秘訣だと誤解してしまうと、
私たちは
大切にされたいから、
1番に思われたいから、
愛してもらえていると実感したいから、
私の正しさを証明したいから、
この「かわいそうな私」を手放せなくなってしまう。という罠に陥ってしまいます。
しかし、この誰かや何かに向けて発信した
「かわいそうな私がここにいますよー」
という声を1番聞くのは誰なのでしょう?
・・・そう、他でもない、私自身ですよね。
私たちは『大きい声の方が、正しい』と思いやすいので、
あぁ、私は大切に扱われない「かわいそうな私」なんだ。
あぁ、私は1番には思われない「かわいそうな私」なんだ。
あぁ、私は愛してもらえていない「かわいそうな私」なんだ。
あぁ、私は自分の存在を否定される「かわいそうな私」なんだ。
という方を、強く信じてしまうのです。
これは非常に悲しい、苦しい!!!
*
自分で自分をいたわることや、自分を可愛がったり、甘やかすことはとても大切ですが、
そうだよね、私は何もできないもんね。
そうだよね、私は価値のないもんね。
そうだよね、私はこの程度の幸せが似合うだもんね。
そんな風に、自分が無力で価値のない「かわいそうな存在」のようには扱わないでおきましょう。
自分の未来の可能性を、「どうせ私には無理ですよ」と、自分が先に摘んでいってしまうのはやめましょう。
それはただ、「大きな声」だから聞こえやすく感じているだけで、あなたの本当の姿ではありませんよ。
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