東京地区で、面談カウンセリング・心理学講座・講演を行う。恋愛・夫婦など男女関係、家族の問題、アダルトチャイルドの問題など、感情を癒すセラピーが人気で、その実績は東京地区ダントツNO1(全国では3番目)。コラージュをとりいれたマインドマップカウンセリングも好評。資格は日本産業カウンセラー協会認定、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントをもつ。(コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります)
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また一方では、コンビニ店のおでんと、秋テイストのビールからも季節を感じさせられます・・・。6月からはじめたダイエットですが、2ヶ月で9キロの減量に成功したんです。(ダイエットと心理の研究にもなったのでご興味ある方はダイエットのサポートもさせていただきますよ)それに気をよくしてビールもやめているところなので、何とも言えない気分になりました・・・。
ダイエットにとりくんでいると、ストイックな気分になって楽しいのですが、これが実ははまりやすくてよくないのだそうで、気をつけながらとりくみました。そんなこともあって、今回はストイックをテーマにしてみました。彼やご主人が超自立やストイックという場合だけでなく、女性の方も自立やストイックな方は、上手にあてはめて読んでいただくとヒントになると思います。

ストイックというのは、禁欲的な様子をあらわしています。スポーツトレーニングをしているとか、菜食主義など食べ物にこだわりがあったりとか、モラルをよく守ったり、仕事熱心であったりという様子です。
ですから、ほどよくストイックであれば勤勉でよいことですが、行き過ぎると問題もあります。ここでは、ストイックが行き過ぎた男性についてお伝えしています。

禁欲的であるということは、自然な欲求、例えば、楽をしたい、がんばりたくない、好きなものを食べたい、寝たいだけ寝たい、誰かと一緒にいたい、といった欲求を満たすことを禁止して、自分を厳しく律して、何かの目標に向かって物事を意識的に選んで行動する傾向があります。
ですから、ほどよくストイックであることは、勤勉で、よいことだとも言えますが、度が過ぎると、先ほどお伝えした自然な欲求をもった自分に、劣等感、つまり自分はダメだ、悪いなどと感じすぎてしまい、自然な欲求をもった自分を攻撃し、抑圧して、禁欲的な、自分であろうとしすぎてしまいます。
その結果、心や体の健康を損なったり、ストイックな生き方こそが正しい生き方だととらえすぎてしまい、他人に強要したり、極端な場合は自分と同じレベルにストイックになれないとダメだ、悪いなどと批判する場合もでてきます。

では、ストイックさがほどよいのか行き過ぎなのか、どこで見極めたらよいのでしょうか?
生活には、仕事や経済、健康、男女関係や人間関係、家族などさまざまなジャンルがありますが、あるジャンルで幸せになろうとして、ストイックにするあまり、あるジャンルがおろそかになって不幸になっているとしたら、全体として幸せではなくなっていると言えます。これは行き過ぎていて、健全さを損なっていると言えます。全体として幸せかどうか、一部に不幸がないかどうかで見極めるとよいです。
例えば、仕事にストイックすぎて、家族との関係が悪いとか、心や体の健康を損なったとか、スポーツにストイックすぎて、仕事がおろそかになったといったようなケースは健全さを損なっているかもしれませんね。
もし彼やご主人がストイックすぎるとか、自分がストイックすぎると見極められた場合には、全体としての幸せが大切であるということや、そもそも幸せということ、つまり心地よいとか健全に楽であるとか便利であるといったことに価値があることを再確認してみましょう。幸せであることの価値を見失うと、ストイックさが、ただの自分いじめとなってしまい、幸せにつながっていかないことが多いです。

ストイックすぎる男性と関わると、ときとして、ストイックさを強要されたり、特別な努力をしない生き方を否定される場合があります。
例えば、のんびり何もしない休日を過ごしているのは人生の無駄であるとか、楽しんで雑談していることが、何も意義のないことだといったような批判です。
健全にストイックであって、先ほどの各ジャンル全体として幸せを実現できるのであれば、すばらしいことですが、幸せを損なってまで、過剰なストイックさを持つ必要はないですし、健全なストイックさだとしても、他人に強要されたり、それができていないから批判されなければならないということはないんですね。
なぜなら、あなたの人生はあなた次第で自由に選んでよいからです。
あなた自身の心が揺らいでしまったり、行き過ぎたストイックさにおつきあいしなくても済むためには、相手の言うことが健全な範囲なのか、行き過ぎなのかと、見極めながらとらえることと、自分の人生は自分次第で自由に選んでよいのだと知っておくことが役立ちます。
これは、悪徳なエステやダイエット商品や、清潔関連商品など、私たちの心にある不十分さや劣等感や不安感につけ込んだ悪徳営業や勧誘などへの対処にも役立つと思います。

超自立の男性にも通じるところがあったり、女性の方自身にとっても美容やダイエットや仕事など、現代人にとってテーマとなりやすいところがストイックさなのかもしれません。行き過ぎにならず、ほどよく、上手にとりくんでいけると、幸せな気持ちで継続できて、よい成果を出しやすいです。みなさんの幸せな男女関係や人生へのお役に立てればうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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