
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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カウンセリングで、「私、女子力がないので、彼ができないのです」とご相談いただくことがあるのですが、そもそも女子力ってなんなのだろう?と思いませんか?
明確な定義はないのかもしれませんが、細やかな配慮ができるとか、美しいもの、かわいいもの、綺麗なものに敏感であるとか、そんな感じなのかな?と、自分流で考えています。
女子力とは何か?というのは少し置いておいて、世間で言われている女子力が、自分にはないのではないか?とか、少なすぎるのではないか?と、自己嫌悪してしまっている女性は、結構多くいらっしゃいます。
そして、「私は女子力が低いから・・・」彼にフラれたとか、彼ができないのだと、女子力と問題をくっつけて考えてしまうが、悩みを複雑にしてしまうのかもしれません。
女子力と、彼にフラれたことか、彼ができないことを、あまりくっつけて考えない方がいいのかもしれませんね。
もし、先ほど自分流で解釈させていただいたように、女子力とは細やかな配慮ができることなのだとしたら、「料理?食べられればいいわよ」という価値基準を持っている女性は、女子力がないがゆえに、彼ができないということになってしまいますよね?
もし女子力と問題が関係あるのだとしたら、お料理もおしゃれに作れて、彼に細やかな気づかいができる女性は、絶対に彼にフラれることはないとなりますよね?
でも、実際にはそうではありません。
「食べられればよい」という価値基準の人も、彼ができますし、お料理をおしゃれに作れても彼にフラれることだってあります。
全てまるっとひとくくりにして、「私の問題は女子力のせい」にしないでくださいね。
女子力のせいにしてしまうと、本当の意味での問題解決ができなくなってしまいます。
また、正確なのかどうかはわかりませんが、「女子力」というのは、どうも「感性」であったりするようなので、人によって違うのは当たり前かと思います。
ですので、「女子力」というものを、磨くというのは、悪いことではありませんが、「女子力」という言葉に振り回されて、自分という人間を見失わないでほしいなと思うのです。
『女子力?あまりご縁がありません』とか『女子力?なんじゃそりゃっ!』という女性も、ちゃんと彼ができます。
あまり気にしなくてよいのではないかと思います。
ましてや、自分を責めないでくださいね。
それよりも、誰かのことを思いきり好きになるということが、恋愛をうまくすすめるコツなのかもしれませんよ。
「女子力がない私はダメなの・・・」と自分を否定していると、そんな自分は好かれないだろうという心の状態になってしまいます。
そうすると、好きな人に近づけなかったり、どうせフラれるなら、自分から嫌いになろうなんて感じで、よくわからない行動をしてしまうことになりますから、余計に恋愛がうまくいかなくなってしまいますからね。
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