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「もうこの人とは別れるしかない」と感じたら~デッドゾーンの罠の正体(2)

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こんにちは カウンセリングサービス近藤あきとしです。

いつもありがとうございます。

 
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。

 


●「もうこの人とは別れるしかない」と感じたら~デッドゾーンの罠の正体(2)

 

前回の記事では、
2019/5/12「『もうこの人とは別れるしかない』と感じたら~デッドゾーンの罠の正体(1)」
https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12460201096.html

いわゆる倦怠期、【デッドゾーン】がテーマでした。今回も続きをお届けします。

デッドゾーンにはパートナーに対するたくさんの「不平不満」と「期待外れ」が積み重なっているとお話しましたね。

そして「諦めた」というプロセスと、「変化したくなくなる」という罠があることもお伝えしました。

そんな状況になると、別の異性に魅力を感じて浮気をしたり、友人との遊びや趣味や仕事に夢中になったり、ギャンブルやアルコールなどの依存性のある刺激に没頭してしまうことがあります。

パートナー以外のモノに夢中になることでデッドゾーンで感じる無力感や虚しさを紛らわしているのですが、じつは、これらはすべてパートナーに対する復讐にもなっています。

ただ深層心理から言うと、デッドゾーンにハマる本当の理由は「パートナーとこれ以上親密になるのが怖い」という恐れなのです。

なぜかと言うと、2人の仲が良くなればなるほど親密感は高まりますが、高まった分だけ今度は「自分がなくなるような怖さ」も感じるからです。

言い換えると「もしこれ以上、彼(彼女)を好きになったら、彼(彼女)なしでは生きていけないかもしれない・・・」という感覚が出てくるんですね。すると、

「もしパートナーを他の人に取られたらどうしよう?」
「いつか私のことを好きじゃなくなるかもしれない」
「彼が急に死んじゃったら、私どうなってしまうの?」


こういった不安が湧き上がってきます。その為に「これ以上好きにならないように」親密感を避けるようなことをしてしまうのです。





パートナーに対して親密感を避けていると、私たちは【罪悪感】を感じだします。

「大好きなパートナーなのに、私はぜんぜん優しくできてない・・・」というような。

皆さんが、もしそんなことをしていたら自分のことをどう思うでしょうか?

「私はなんて冷たい人なんだろう」とか、「こんなことをしてしまう自分が嫌」なんて感じるかもしれませんよね。

すると、私たちはそんな自分を感じたくないので、【パートナー以外の人に】優しくすることで、そのネガティブな感情を帳消しにしたくなるんですね。

ただ、これが心の不思議なところなんですが、こういった埋め合わせのような行動をすると、間違いなく、もっと【罪悪感】を感じてしまいます。

仮に、皆さんが近所の人や、友だち、職場の人たちにはすごく優しくて、周りからもそう思われているとします。

 

でも、パートナーに対しては、親密感が怖くて冷たい態度をとってしまうとしたら、そんな自分がどんどん嫌になってしまうでしょう。

他の人たちに優しく接している自分が、まるで偽善者のように感じてしまうかもしれません。人に優しくすればするほど、罪悪感に苛まれて、苦しくなっていきます。

そうなると、「自分みたいな冷たい人間は、誰にどう思われても良いんだ!」と、どこまでも冷たい態度をとるようになるか、

「もう、こんな自分を感じたくない!」と、パートナーと向き合い直す選択するか、のどちらかになるのですが、たいていは前者を選びますね。

「こんなに苦しいのはもう嫌だ!」と、パートナーと別れることで、優しい自分をとり戻したくなるんです。





私たちは誰もが、人を愛したいという欲求を持っています。だから、そうしていない自分を冷たく感じて、罪悪感を感じたり自己攻撃したりするんです。

すると、つい人から嫌われるような態度をしてしまったり、人が離れていくような振る舞いをしてしまうことがあります。

それは、パートナーを愛していない自分を冷たくて酷い人間だと感じている分だけ、罪悪感が出てくるからなんです。

罪悪感は自分は悪いことをしたので罰を受けないといけないんだという感情ですから、そんな自分が幸せになったり、楽しんだり、人から好かれていいはずがないと、自分を罰しようとして、人から嫌われ人が離れていくような行動を無意識的にとるのです。


もし今、あなたがパートナーとの関係性にデッドゾーンの危機を感じているなら、もう一度パートナーに対してやり残していることを思い出す必要があります。

なぜなら、デッドゾーンにいるカップルのほとんどが、まだやるべき課題をやり残しているからです。

「でも、もう疲れたし別れて終りにしたい・・・」

そう思っているとしたら、この質問を自分にしてみてくださいね。

「私はパートナーに対して、出来ることをすべて与えきっただろうか?」

答えがYesなら、今の気持ちをパートナーに伝えて別れの選択をしても良いでしょう。

でも、もし少しでもNOがあるのなら、パートナーに対してやり残していることがあるはず。

ここをクリアしないと、もし別の人と付き合ったとしても、同じ問題が出てきた時に、同じように諦めたくなってしまうんです。


そして、続けてこの質問を自分に投げかけてみてください。

「私がパートナーとの間で、諦めてしまったことは何だったろう?」

次回も続きをお届けします。

質問への答えを考えながらお待ちくださいね。

 

 

 

 

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

 
心理カウンセラー  
近藤あきとし

 

 

***

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は6月8日(です!お楽しみに^^来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。

 

※バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます

 

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

 
読者さまからステキな感想をいただきました。  
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html

 

 

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このブログの執筆者

心理カウンセラー◆近藤あきとし

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超自立男性との恋愛・コミュニケーションに関わるお悩み・慢性的な生きづらさの解消などを得意とする。 理論的な“心理分析”と、感覚を使った“心理セラピー”を活用する多面的なサポートが好評。 問題の裏に隠れた「真実の物語」を読み解き「自分の本質を生きる」ことを目指すカウンセリングを提供している。

 

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