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自分をちっぽけに思っていると愛を受け取れない

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mizugaki

こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の〈大人の恋愛術〉コラムを担当しています。

 

年号も改まり、気持ちを一新して、またパートナーシップにまつわる心の機微を解説したいと思います。愛に溢れた人生を生きられるようにチェックポイントやヒントをおしらせしますので、どうぞ、お楽しみくださいね。

 

コスモス自分が自分をどう扱うかが「あなた」の取扱説明書

 

恋愛関係に限らず、人といい関係性が欲しいならば、絶対に忘れたくないのが、コレ。

 

関わりのある大切な人には、自分をどう扱ってほしいかをお知らせするといい、というのはよく聞かれるのではないでしょうか。

 

私は、よくセミナーなどで、「ご自分の取扱説明書をちゃんとパートナーに渡してね!」とお話します。

 

日本人は、「察する」のが得意なこともあって、「言わなくてもわかる」「言わなくてもわかってあげる」ことを願っている方が多いように思います。

 

でも、思うように愛されたいのなら、ちゃんと言葉にして相手に伝えることって、やっぱりとても大切。人によって愛を感じやすい態度や言葉って違うものだから、

 

「私は、あなたに帰宅したらすぐに私を抱きしめてほしいの」

 

と自分がどうしてもらいたがっていて(ニーズ)、どう愛されたら「愛されている!」って感じやすいのか、相手に言葉で伝えられるのは、自分のニーズや感情に責任を持てる大人だからこそ、です。

 

あなたのパートナーだって、あなたを上手に愛したいって思っています。ならば、そのお手伝いをするつもりで、「私の取扱説明書」を差し出すことこそ、あなたのお相手への「愛」ではないかしら?

 

この「私の取扱説明書」、無意識レベルでは、「あなた」が「あなた」をどう扱っているか、が相手に「私をこう扱ってね」と伝わります。なので、いつも自分をちっぽけに扱って、自分の気持ちを後回しにしていると、「私の気持ちはどうでもいいのだ」と伝わりますから、要注意。

 

私は、本当は、ラーメンは食べたくないけれど、彼がラーメンが好きだから、「彼の好みに合わせるわ」と、いつも彼の好みに合わせていると、「私の好みは後回しでいい」と伝わる、ってこと。折にふれて、「私の好み」も主張してくださいね。

 

「いつまでたっても、彼が私の好みを大事にしてくれない」と思っているなら、もしかしたら、あなたが自分の好みを大切にしていないかも、です。

 

 

コスモス「私なんか」と思っていると相手の愛もちっぽけにしたくなる

 

例えば、学生時代の仲間ばかりで旅行に行く計画が持ち上がったとします。卒業旅行以来の女子会旅行で、夜通し喋り倒すぞ、と意気が上がります。この10年、結婚してすぐ子供も生まれて、それは幸せなことだったんだけれど、あなたの毎日は、子供中心で、その次は夫、自分の楽しみは、いつだって最後の最後でした。それが「当たり前」だったのです。

 

でも、ご主人も、たまには奥様孝行もしなければと思ってくれたのか、「子供たちを見ていてあげるから行ってきたらいい」と快諾してくれました。

 

そんなとき、あなたはどんな気持ちになりますか?

 

「わーい!万歳!ありがとうー!あなた、最高!」って大喜びできますか?

 

喜んで、嬉しい、嬉しい、楽しいとはしゃいで、ご主人にキスの嵐で応えますか?

 

それとも、ご主人に対して申し訳なさ満載になって、その分、いつもなら手を抜く家事までやらなくちゃって思って、眉間にシワを寄せて床を磨き出しますか?

 

「私なんか大切にされるわけない」。

「私なんかのために誰かが骨を折ってくれるわけがない」。

「私なんかのために子供が我慢してくれるわけがない」。

 

コレ、「私なんか」オバケ。無価値感が強いと、誰かがあなたを喜ばせようとしても、その優しさや愛を受け取ることが「申し訳ないこと」(罪悪感)になってしまいます。

 

この「私なんか」オバケが巣食っていると、「大切にしてほしい」と思っているのに、いざ誰かがあなたを優先しようとするとキョーレツな罪悪感に襲われて、その場からいなくなろうとするか、相手の好意を「大したことないもの」にしたくなります。

 

「私、いつもこれだけ犠牲的に頑張っているから、これくらいやってもらってもいいよね」と、彼が子守をしてくれること、子供たちが寂しさを我慢してくれることを「これくらい」(ちっぽけな)ことにして、やっと受け取れるようなのです。

 

自分をちっぽけに扱っていると、ついつい相手からの愛もちっぽけなものにしないと受け取ってはいけないように感じちゃうんですね。

 

でも、彼にしてみたら、せっかく差し出したものを目の前で布団圧縮機にかけられたようにシュッと小さくされるので、寂しい気持ちになりそうです。

 

 

コスモス「ありがとう」を受け取っていますか?

 

よく「受け取り下手」なお客さまには、「ありがとう」キャンペーンを張ってみて、と提案させていただきます。

 

「ありがとう」は、「あなたのしてくれたことは、有り、難し、で、普通ではなかなかできないことです」という意味の、相手を最高に承認する素敵な言葉です。日本語ってスゴイ!

 

「ありがとう」をたくさん言うと、自分がしてもらったことを「受け取る」」ことと、相手を承認すること、つまり「与える」ことも同時にできるから、一石二鳥なんです。

 

なので、もし、あなたの人生がどこか滞っているならば、今、目の前にいる人との間で、もっと「受け取って」「与えて」という「想い」のやり取りを積極的にすることで動かしたいわけです。

 

「ありがとう」は、そんな時に一言で、それができるからとてもいいスタートダッシュになります。

 

でも、今日、私がオススメしたいのは、「ありがとう」を言うことではありません。いえ、「ありがとう」はたくさん言ってほしいのですが、それ以上に、誰かに言ってもらった「ありがとう」をもっとしっかりと味わっていただきたいのです。

 

パートナーからの「ありがとう」、家族からの「ありがとう」、友人からの「ありがとう」、通りすがりの誰かからの「ありがとう」。

 

「ありがとう」と感謝され、承認されているのに、それを簡単に流してしまっていませんか?

 

「私なんか」オバケに乗っ取られているときは、この「ありがとう」も、ちっぽけなものにしがちです。

 

「受け取ることは与えること」と言いますが、「ありがとう」に込められた「承認」も、照れくささを超えて、ダウンサイズせずに受け取りたいですね。

 

面白いくらいセクシャリティが高くなって、あなたの魅力が輝き出しますよ。ラブラブ

 

 

 

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