Quantcast
Channel: 恋愛テクニック
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

不充分さに囚われないで

$
0
0

恋愛テクニック-秋葉秀海


こんにちは、カウンセリングサービスの秋葉秀海です。

金曜日の「大人の恋愛術をみずがきひろみカウンセラー
と担当させていただいています。12月にはいって急激に寒くなってきました。みなさま体調は万全ですか?私も今月は引越しに忘年会、友人カップルのウェディングとイベント目白押し。風邪には気をつけて2011年の締めくくりの月を完了したいな、と意気込んでおります。


さて、今週も秋葉秀海の「大人の恋愛術」をお届けします。今週のテーマは「不充分さ」。「足りないところ」に意識が向かって自信が持てない、というときの対策について考えてみたいと思います。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




ブーケ2「愛してる」が信じられなくてブーケ2


「愛してる」という彼の言葉。ホントはうれしいはずなのに素直に喜べない。

「口ばっかりで言ってるんじゃ?」と疑ってみたり、「それもいつか冷めるでしょ」とどこか冷静に捉えている自分がいたり。



幸せになる道を望み、確かにその道を歩いているはずなのに、いざ望んだ幸せが手に入りそうになると途端に不安や怖れ、疑いが心に浮かび、知らず知らず幸せの道から外れ、立ち止まり、幸せになることから自分を遠ざけてしまう、そんなことはないでしょうか。



殊更、過去に手痛い失恋の経験があったりすると、私たちの中の冷静な部分が気持ちをコントロールして、それ以上恋が燃え上がらないようにしてしまうこともあるでしょう。信じて裏切られるくらいなら、はじめから信じない、そんなふうにリスクを回避しようと心が無意識に反応しているのかもしれません。



愛する人に愛されたい、愛する人を愛したい。



それはとっても自然な願いのはずなのに、いざパートナーと向き合うと心の奥から不安や、疑いなどネガティブな感情が湧き出してくる。



『愛してるなんてそんなに続くはずがない』と疑いを抱いたまま向き合うパートナーシップがうまくいくはずもなく、不安から相手を試したくなったり、気持ちがいつか離れるんじゃないか、と一線を引いた関係に寂しさが募ってきたり。



「こんなものかな」と諦めるまえに、注意深く自分自身の心に目を向けてみましょう。



パートナーの言葉を信じられないそんな時、



本当に信じられないのは彼(彼女)でしょうか?


それともあなた自身でしょうか?



ブーケ2何かが足りない?ブーケ2

パートナーとの間でネガティブな気持ちを感じるとき、その気持ちの発信源はどこにあるのでしょうか?

前回の記事で、そんな問いかけをさせていただきました。



「愛してる」というパートナーの言葉に、不安や疑いを感じるその気持ちの発信源はどこにあるのでしょう。


パートナーの言葉を素直に受け取れない時、私たちは彼(彼女)を信じられない、といういっぽうで、彼(彼女)への自分自身の気持ちを信じることができないのかもしれません。また、彼(彼女)に愛され続ける私である、ということに自信が持てないのかもしれません。



カウンセリングの際に、女性クライアントさんから恋の悩みについてお話をお聞きしてりると、「愛され続けるために、自分には"何かが足りない"」と考えていらっしゃる方が多いことに驚かされます。



スタイルがよくないから
甘えるのが苦手だから



はたまた、



家事が苦手だから
片づけができないから



と、足りない、不充分だ、と愛され続けるためのマイナス要素と考えられているものをお聞きすればするほど、男性から見れば惚れてしまえば問題にもならないのでは?ということが多く、むしろ、「足りない」「不充分」と感じていらっしゃるその「感覚」のほうが気になります。



例えば、料理の苦手な彼女を持つ男性が「お前は料理ができないから駄目。料理のできる彼女と付き合うことにした」とはなりません。もし、そんなケースがあるとすれば、「料理苦手でゴメンね」とか、「もっと料理が上手な彼女がよかった?」とか、料理ができないことに負い目を感じている彼女の「不安」に反応してしまうのです。彼女からすれば、「もっと料理が上手なら良かった?」と聞いて、「そんなことないよ」と言ってもらうことで安心できるのかもしれませんが、そんなやり取りを重ねていくうちに、彼氏のほうは、「何回も言ってるじゃん、俺って信頼ないの?」と疑われている気がしてきたり、同じことを聞かれることにうんざりしてしまうのです。



ブーケ2不充分さに囚われないでブーケ2

恋がうまくいかないとき私たちは、「私のどこがだめなの?」と、自分には何かが足りない、不充分で欠けたものがあるのでは、と思い悩むこともあるかもしれません。



けれど、そんな時に「足りないもの」に考えを巡らせるのはあまり得策とはいえません。



絶世の美女であったといわれる、古代エジプトの女王クレオパトラ。私たちがイメージするのは、息を飲むほどの美しさを誇る女性、というイメージですが、最近では、実はそれほど美形ではなかったのでは?と言われています。



ただ、彼女が素晴らしかったのは、初めて夫をベッドに迎える際には寝所に香を焚いて雰囲気を演出をしたりと、警備が厳しく会えない愛人のもとへ贈り物の絨毯にくるまって届けさせる、といった「気配りと機転」だったのではないか、と言うのです。



また、クレオパトラに並ぶ傾国の美女、中国の楊貴妃もまた、ただ美しかったからではなく、踊りや歌、そして当代きっての詩人と肩を並べるほどの機転の利いた知性が、皇帝の寵愛を集めたのではないか、と言われているそうです。



美しさの定義は、時代や文化によって様々ですから、一概には言えないのですが、当時の古文書を読み解くなかで、同時代を生きた文化人がそのように評価しているのですからまんざら間違いでもないのでしょう。



それにしても、クレオパトラも楊貴妃も、寵愛を受けた理由が「機転のよさ」とは。

今も昔も、いかに私たち男性が女性から優しく、大事にされたがっているのかを物語っていますよね。



さて、そんなクレオパトラや楊貴妃のエピソードは、私たちに何を教えてくれるでしょう。私たちは、つい自分の中の不十分さや足りない部分、自信のない部分にばかり気を取られてしまうもの。

けれど、自信のないところに自信を芽生えさせることはけっして容易くはありませんよね。



「不充分さ」に囚われそうになるとき、「私に足りないものは何だろう?」と考えてもなかなか答えは見出せず、余計に自信をなくしてしまうものです。そんな時は、パートナーが欲しいもの、求めているものは何だろう?という方向へと意識を向けてみると良いかもしれません。



あなたの中にある(もしかしたら眠っている)"何か"が目覚めてくるのではないでしょうか。



============================

今日は、あなたの中にある才能に光を当てるセルフカウンセリングをご紹介します。



<今日のセルフカウンセリング>


・これまでの人生の中で、あなたがこだわってきたことは何ですか?

(趣味でも仕事でも、どんな分野のことでも構いません。あなたのこだわってきたこと、ベスト3を挙げてみましょう)



1)
2)
3)



・それらにこだわることは、あなたのどんな信条によるものですか?

(1~3、それぞれについて考えてみましょう)



「私が、____________にこだわってきたのは、


私自身の___________という考えからです。



こだわることと、囚われることは根本的に違います。


あなたが何十年かの人生においてこだわってきたこと、というのは、確固たるあなた自身の考え(信条)に裏づけされたものであるはず。


自分自身の考えを明確にしておく、ということは自分に自信を持つ第一歩となるはず。



是非、チャレンジしてみてください。
=============================

「不充分さにとらわれない」というテーマでお話をさせていただきました、秋葉秀海の「大人の恋愛術」。来週はみずがきひろみカウンセラーの担当となりますので、次回、秋葉秀海の登場は12月23日(金)となります。今週も最後まで読んでくださいてありがとうございます。また、いつもたくさんのコメントをいただきありがとうございます。返信遅くなってしまうこともありますが、励みになっております。



それでは、またこちらのページでお会いできることを楽しみにしております。


こちらもおススメ・秋葉秀海のブログより


「自分と向き合う、ということの大切さ」>あなたを救うもの
「政府なんて関係ない、不景気だって気にしない」>イタリア人の働き方


=========================


◆秋葉秀海のプロフィールへ


◆カウンセリングを受けるには?


◆会場案内


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

Trending Articles