こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
当社の平準司 と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。
もう年末も暮れの暮れの暮れですね
よいお年をお迎えくださいね。
今回も恋愛心理学をお楽しみくださいね。
原裕輝の心理学ワークショップのご案内
テーマ『自分が良くないのかなぁと思っているインナーチャイルドを助けよう』
インナーチャイルドを癒やすワークショップです。
【大阪開催】
日程:1/27(日)
昼の部13:30-17:30 夜の部18:30-20:30
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
【東京開催】
日程:2/11(月・祝日)
昼の部13:30-17:30 夜の部18:30-20:30
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【名古屋開催】
日程:2/17(日)
昼の部13:30-17:30 夜の部18:30-20:30
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『自分をみじめにしない言葉を使おう〜彼があなたの元を去っていたとしても〜』
私たちは言葉で自分の状況を認識し把握している側面があります。
恋愛で、つらいことがあった時に、誤った言葉の使いをすると、誤った認知の仕方をしてしまい、そのせいで自分で自分のことをより自分をつらい感情にしてまうことがあります。
例えば、もし仮に好きな彼があなたを振って、あなたの元を去っていたとします。
あなたが彼を愛し、それを表現し、彼の愛を得ようと頑張ったにもかかわらず、彼はあなたの愛を見ようともせず、あなたのもとを去っていったとします。
もし仮に好きな人が自分の元を去るということがあれば、それは悲しく辛いことですね。
ただでさえ悲しく辛いことなのですが、言葉の使い方によって、更に自分をつらい状況に追い込んでしまうことがあります。
例えば、
「彼に去られて私はみじめになった・・・」と嘆き悲しんだとします。
この言葉の使い方は、自分を傷つけてしまうことがあります。
彼が去っていくことで、みじめな気持ちになっちゃうことはあると思います。
愛したし、頑張った分だけ、その愛を見られたなかったりすると、そんな気持ちがもたげてくることってあると思います。
去り方によってはその愛をゴミ箱にすてられたように感じることもあるでしょう。
そのような気持ちにあることはわかります。
だから、みじめさを感じてはいけませんということではないんです。
みじめになったという言葉の使い方は、『今の自分はみじめな状態なんだ、今のみじめな立場なんだ、私はみじめな状態の女なんだ』という認識になっちゃうんです。
“私はみじめな状態の女である”そんな認識ができると、ますますつらい気持ちがわき起こります。
そうではないんです。
仮に、
みじめな気持ちを感じていたとしても、
みじめな女になったわけではありません。
そんな時は、
「彼に去られて私はみじめになった・・・」
ではなく、
「彼が去ったことで私はみじめさを感じている」
という言葉を使ってみてください。
自分の感情としてはみじめな気持ちを感じているけれど、みじめな女になったわけではないのです。
同じように、
「彼に去られた私はダメな女だ」
とか、
「彼に去られた私は価値がないんだ」
などという言葉がでてきたら、
そういう時も言葉を変えてみましょう。
「彼に去られた私はダメな女だ」
ではなく、
「彼に去られて、私はダメな女だと感じている」
に変えてみましょう。
彼が去って行ったということは自分はダメな女なんだという証明されたという認識と、自分が感じている感情としてはダメな女と感じているというのでは違ってきます。
「彼に去られた私は価値がないんだ」
ではなく、
「彼に去られて私は自分に価値がないように感じている」
と変えてみましょう。
彼が去って行ったということは自分は価値がないということなんだ!と、まるでそれが証明されたことのような認識と、自分が感じている感情としては価値がないように感じているというのでは違ってきます。
もし、彼があなたの元を去って行くということがあったとしても、あなたの尊厳と価値は1mmたりとも失われてはいないのです。
あなたは価値がある人間である。それが真実だと思います。
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もし仮に、彼があなたの元を去って行くことがあった時に「彼に去られて私はみじめになった・・・」という言葉が浮かんできたら、その言葉の使い方はやめてみましょう。
その時は「彼が去ったことで私はみじめさを感じている」という言葉に変えてみましょう。
そして、その気持ちは独りで抱えず、誰かに受け止めてもらってください。
あなたが誰かを愛したことはすばらしいことだし、美しいことです。
それが相手が受け取らなかったとしても、相手は相手の問題で受け取らなかったのであって、あなたが誰かを愛したことがすばらしくなかったこことではないですし、美しくないことの証明ではありません。
あなたが誰かを愛したことはすばらしいことだし、美しいことである、それが真実なのだと思います。
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
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