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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀・池尾千里、夫婦でさせていただいています。
今週は、池尾千里がお贈りします。
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本日は「手に負えない女性（ひと）」というテーマでお贈りします。
女性は、「手のかかる男性（ひと）」をちょっと好きだったりします。
まあ、程度にもよりますし、女性のタイプにもよるので、全員ということではありませんが、
「私でないと、この部分は面倒みれない」
という感覚が、非常に古めかしい匂いもしますが、それとは別に、男性の中に、女性である自分と違う部分があって、そのせいでちょっと、手がかかることを、厄介だなと感じることがあったとしても、嫌うばかりでなく、気に入ってるところがあるような気がします。
それとは、逆に、男性にとって女性が、男性である自分と違うところというのは、非常に難解で、どうしたらいいものかなーと感じるようです。
自分観察がうまい女性のリーダーシップ
そもそも、多くの男性は、自分のことを、じっくり観察することに興味が薄いように思いますが、そのせいで、女性という、まったくちがう生き物を理解することも、同じく難しくなっているのではないかと思います。
女性は、その点、男性に比べると、自分のことに興味があるようです。
自分の機嫌にアップダウンがあることに慣れていますし、そのしくみも、自分なりに理解している方が多いのではないでしょうか。
すると、同じように、男性のことも観察しますから、女性である自分と、どうちがうのかも、よく見ているようです。
これは、パートナーシップの上で、女性がリードするといいですよと言われる所以です。
女性が得意な部分が、この感情とか気分などの、心の中のジャンルなんですね。
ところが、この位置が女性側のリーダーシップではなくなると一気に、情勢は変化します。
察してオーラ大作戦
例えば、夫が仕事で忙しくて、毎晩遅くにしか帰らない。家のことは全て、妻がやらなければならない、夫と話をする時間もろくにない日が続いているとしましょう。
当然、妻は、不機嫌になってきますよね。仕事だとわかっていても、理屈と感情は、分かれていますから、穏やかではいられなくなったりします。
でも、遊び歩いているわけではなく、仕事を頑張っている夫に、文句を言うわけにもいかず、我慢に我慢を重ねていたとします。笑顔でいることも難しいですよね。
すると、なんとか雰囲気で察してもらおうとしたりします。
いえ、そのつもりはなくても、無意識に態度が悪くなったり、口調が冷たくなったり。
もし、ここに女性の友だちがいたら、
「何かあった？」
「お茶でもしに出かける？」
という話にすぐなるのです。女性は、察しがいいのですね。
ところが、男性にそれを求めると、高確率でスルーされてしまいます。
ここに、悪気はないのです。
本当に気がつかないか、本当にどう対処したらいいのかわからないかのどちらかです。
華麗なるスルー
昔、一緒に住んでいる母や、姉がイライラしていた、そんなこども時代を過ごしたことのある男性だと、このスルーが非常に華麗に決まることが多いです。
「触らぬ神に・・・」というのが、身についていて、そうっと居なくなる（笑）
そうやって、難を乗り越えながら、無意識に身につけた術なのでしょう。
このタイプの男性は、女性の性質については、なんとなく把握し、生き残る術は身につけています。
あくまで、母や姉に対するものですし、妻にいつまでも使える手ではないかもしれませんが。
では、このような術を持たない男性の場合はどうでしょう。
妻から立ち上る怪気炎
「妻のご機嫌が、あまりよろしくなさそうだ」
というのは、妻から昇る怪気炎で、さすがにわかるものの、どのようにしたらいいのかについては、皆目分からないというのが、多くの男性の思いなのではないでしょうか。
しかし、なんの反応もない夫に、さらに妻の無言の察しなさいオーラ大作戦が続き、家庭の空気は重苦しいものになるでしょう。
この状態が長ければ長いほど、解決の糸口は、かえって見えなくなり、お互いの不満や、やがては怒りが積もっていきます。
妻は、夫にわかってほしい一心で、この態度になってしまっているのですが、夫が、いつまでも、無言で不機嫌な妻に対し、「もう手に負えない」と思ってしまう地点があるようです。
極論ではあるのですが、男性らしいものです。
コミュニケーション不足なんですね。言葉が足らないのです。
わからないことは、勇気を出して聞く。
わかってほしいことは、言葉を尽くして伝える。
ということを避けて、理解したい、わかって欲しい、を叶えるのは難しいのです。
なぜかって、女性と男性は、全然違うのです。
「手に負えない」という男性の諦め
男性が女性を「手に負えない」と思ったとたん、男性はそれ以上、何かしようとしなくなります。
もう手がない。自分にはどうすることもできない。もう何をしても無駄だと諦めてしまうのですね。
いえ確かに実際には、妻に対して何もしていないかもしれないのですが、ひとつ夫がずっとしていたことは、
「妻を笑顔にできていない」そんな自分を責めるということは、妻を見る度にやっていたはずなのです。
自分を責めるというのは、男性でも女性でも、ひどく自分を痛めつけます。
生きるエネルギーを消耗させていくほどです。
妻でない場所へ、ほっとできる場所を、つい求めてしまう隙間を作るのもこんな時です。
パートナーシップの鍵を握る、女性のみなさんへ
もし、夫に理解して欲しいことがあれば、態度だけで察してもらおうとするのではなく、言葉で伝えましょう。
そして、実際にどうして欲しいのかを伝えましょう。教えてあげるのです。
男性は、察するのが苦手です。
あなたを理解したくないのではなく、どうしたらいいのかわからないので、できないだけです。
どう愛そうか、考えてもわからないのです。
妻のことを「手に負えない」と、男性がすっかり諦めて、シャッターを閉めてしまってから、あれこれ働きかけて、理解してもらうのは、困難を極めます。時間がかかるのです。
パートナーシップは、簡単ではないかもしれません。
どうしてこうなるの？と経験したこともないことが起こったり、ひどい気分にさせられたり、やったことのないチャレンジをすることになることも多いものです。
でもそれが、ふたりにとって必要で、これからの人生に、とても役に立つものだから、起こるのです。
勇気を出してみる価値はあると思いますよ。
お役に立てれば嬉しいです。
池尾千里
昨日、名古屋感謝祭が開催されました。
たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
遠くからお運びいただいた方もいらっしゃいました。
みなさまの日常に、人生に、お役立て頂けたらと思います。
また、これからも引き続き、カウンセリング、また、カウンセリングサービスのワークショップなど、ご利用いただけたらと思います。
カウンセラー一同、またお会いできますのを、楽しみにお待ちしております。
ご来場、本当にありがとうございました。Image may be NSFW.
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池尾昌紀・千里、ふたりのカウンセラーによる『カップルカウンセリング』ご好評いただいております。
おひとりでお越しいただくことはもちろん、お客さまのパートナーとご一緒にカウンセリングを受けていただくこともできます。
男性カウンセラーと女性カウンセラー、双方からのバランスの良いカウンセリングがご提供できます。
ご希望の方は、ご予約の際に「池尾家・カップルカウンセリング」とお申し出くださいませ。
池尾家カップルカウンセリングは、名古屋市の鶴舞にておこなっております。
カップルカウンセリングの料金
１時間 ￥14,500-（税込）
２時間 ￥27,000-（税込）
次週、９月３日（月）は、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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８・９月のご予約受付中です。
池尾千里の初回無料電話、
面談カウンセリングも是非ご利用くださいませ。
１時間 ￥10,800-（税込）
２時間 ￥21,600-（税込）
カウンセリングのご予約・お問い合わせはこちらまで。
TEL：０６－６１９０－５１３１
定休日：月曜日（祝日の場合は翌日代休）
受付時間：１２：００～２０：３０
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