みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。
今週は、大野が担当させて頂きます。
私が心理学に興味をもったのは30歳の頃。
かれこれ今から18年ほど前です。(あ、いま年齢を計算した?)
その頃、ちょうど失恋したばかりで。
しかも、11年という長いお付き合いをしていた彼に振られたショックで、私の未来はお先真っ暗だったのです。
なんとか彼を取り戻せないだろうか?
藁をも掴む思いでたくさんの本を読み漁ったのが、心理学との出会いでした。
とはいえ、彼を取り戻せるわけもなく。
その後もいくつかの恋愛をしては、また懲りずに失恋をして。
ようやく夫に出会い、結婚をして今に至ります。
(いろいろな恋愛については、今度ゆっくり。)
でもまぁ、今思えばなんですが。当時私を振ってくれた彼らのおかげで、今の夫に出会うことができたのですから、本当に感謝なのです。
若い頃の私は今のような穏やかな性格ではなく、天邪鬼でツンデレなところがありましたから、女としてはひじょうにかわいくなかったのです。
今も多少その痕跡はあるかもしれませんが、だいぶ丸くなった・・・はず。
あまりにも恋愛に悩みすぎて、男女の心理への興味をもつことができたのですから、今の仕事についたことも、歴代の彼らのおかげに違いないのです。
今、自分の過去の恋愛を振り返ってみると、本当にたくさんの学びがあったなぁと思うのです。
私が、かつての失恋から学んだと思うことを書き出してみると、
・人を愛することの難しさを学んだ
・人を愛することの素晴らしさを知った
・素直になれない自分に出会った
・自分に正直になることを学んだ
・愛ってなに?それを知りたいと思った
・自分の自信のなさを知った
・そのままの自分を愛してくれる人がいると知った
・そのままの相手を愛することの難しさを知った
・相手を大切にすることを知った
・自分を大切にすることを知った
・言葉で伝えないと何も伝わらないと学んだ
・言葉では伝わらないこともあると学んだ
これぐらいにしておきますが、まだたくさんあります。
私にとっては痛い思いをしてまで学んだ、人を愛する方法であり、自分を愛する方法だったのです。
私たちはこのような学びをするために、ハートブレイクという経験をするのかもしれませんね。
もちろん、なんの苦労もせずに、恋が成就したら幸せだなとは思います。
だって、ツラいのはいやだし、簡単に幸せになれたら、どんなにいいだろうとも思います。
だから、失恋の相談を受けたときには、こういいます。
「きっとこのことに感謝できる日がきますよ。この失恋のおかげで、幸せになれたと思う日が必ず来ますよ。」
今はお先真っ暗に見えるかもしれない失恋も、未来の自分にとっては大きな恩恵だったということは、本当にたくさんあるのです。
そんなことは信じられないでしょうか?
失恋のカウンセリングをしているとき、私はいつもこう思っているのです。
「この失恋があってよかったと思えるような、
未来へ向かうためのお話しを一緒にしているんだ。」
お先真っ暗の闇の先にある希望の光を見ながら、お話しを聞いているのです。
だから、深刻になることはなく、どこかでは「大丈夫だよ、絶対に大丈夫だから」と思っていられるのです。
どんなにつらい失恋であっても、そこにどんな意味や学びがあったのかをちゃんと見つけることができたら、それは大きな恩恵に変わっていきます。
たとえ今は痛みしかなかったとしても、「あの経験があったからこそ、今の自分があるんだ」という恩恵に形を変えて、必ずあなたのもとにやってきます。
その恩恵を受け取るコツは、本当に「見方次第」なんです。「この失恋をどうみるか」だけなんです。
私もね、今なら思うんです。あの18年前の失恋した自分に、「大丈夫だよ。何の心配もいらないよ。」っていってあげられるって。
だから、今のあなたにもいってあげませんか?
「大丈夫。あなたはちゃんと幸せになれることが決まっているよ。」
皆さまのお手伝いさせていただけるのも、あの失恋のおかげ。
だから、がんばりますよ。
皆さまに素晴らしい未来が訪れますように。
30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。
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