担当:渡辺晴美
こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。
毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。
小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。
いつも御覧頂きありがとうございます。
我が家のご飯は、胚芽米と白米をブレンドして炊いています。
ここ数日、妙にご飯がおいしいんです。
夏ばて知らず。と言うわけではなく、夫が横着をして白米だけで炊いていただけでした
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~傷つけられて止まってしまった時間~
生きて行く中にはたくさんの傷つけられる経験や、裏切られてしまう経験、さまざまな苦労などにぶち当たってしまう事があります。
受験に失敗した
大好きな人にフラれた
友達に裏切られた
両親に理解してもらえなかった
など、たくさんの出来事がありますよね。
そういった経験がたった一度で深く傷つき心を閉ざしてしまう場合もありますし、何度も何度も傷つくこともあるかもしれません。
*
人は自分の心が傷ついたとき、自分自身の人生の時間を止めてしまいます。
時には、人生そのものではなくて、傷ついた自分の一部の時間が止まってしまうこともあるかもしれませんね。
傷ついた自分の一部は、
「傷を受けたまま、さらされている」状態
か
「傷ついた自分の一部が切り捨てられている」状態になってしまいます。

誰かから傷つけられたとさらされていると同時に、自分自身でもそれだけの存在であると扱い傷つけている状態です。
何度も同じ経験をして、「やっぱり・・・」と感じるような時には、このような心の状態があるのかもしれませんね。

あの時傷つけられた自分は、「私ではない」と見放してしまっている状態なんです。
とても辛いことですが、自分自身でいたら耐えられないくらいに傷ついたからなのかもしれませんね。
目の前にすごく嫌な人が来て、自分を虐げたり、攻撃的な態度を取られるようなときには、このような事が内側で起こっているのかもしれませんね。
あまり意識されていないかもしれませんが、どちらにしても、「自分を酷く嫌ってしまっている状態」になります。
*
時間を止めてたままにして、あの傷ついた出来事の中に傷ついた自分を置くだけでなく、自分を責め続けている状態だとしたら、なんて辛く悲しいことなんでしょう・・・。
そして、自分自身の価値をどんどん下げて、どん底まで下げてしまっているのかもしれませんね。
どこかで、自分にはそれがふさわしい・・・なんて自分でも自分を嫌ってしまっているのかもしれませんね。
自分自身を責め続けていたり、その逆に傷つけた誰かを責め続けている状態でも同じですが、この時には、自分自身の中にある「傷つけられると思っている要素」の方に心の目線は集中

傷つけられると思っている要素は、
自分はこんな風に傷つけられた
こんな風にバカにされた
こんな風に無残にフラれた
と言うような部分のことです。
そして、いつまたあの時と同じように傷つけられるんだろうと心は怯え続けている状態になってしまいます。
*
そうなんです、自分自身で傷つけられるという呪いをかけ、その呪いが真実であるように、さらに暗示までかけてしまっているようなものなんですね。
そうなんです、自分自身で傷つけられるという呪いをかけ、その呪いが真実であるように、さらに暗示までかけてしまっているようなものなんですね。
知らないうちに、あの時の痛みを思い出しては、自己像をどんどんネガティブにするように誘導してしまっているんです。
ここまで、信頼するように仕組まれたら、同じ事を引き寄せてしまうのも、どうしようもないことなのかもしれませんね。
こんな風に、心の痛みが強い人ほど、同じような経験を何度もしてしまうのかもしれません。
考えてみると、同じようなフラれ方をしている
とか
思い返すと同じように人に嫌われている
とか
対人関係でいつも同じような問題が起きている
と言う感じです。
それだけ、自分が強く傷つけられる存在であるとか、愛されるに値しないんだって思ってしまっているのかもしれませんね。
*
そこで、こんな辛い状態から抜け出すためにも、クソったれと叫びたくなるような人生の中で、感謝できることを探してみる事に心の目を向けてみてはいかがでしょうか。
そこで、こんな辛い状態から抜け出すためにも、クソったれと叫びたくなるような人生の中で、感謝できることを探してみる事に心の目を向けてみてはいかがでしょうか。
感謝することに意識の目を向けていくことは、自分自身が「愛されるに値する人である」と言うことを思い出すことでもあるんです。
最高に大切に扱われた経験ではないかもしれませんが、優しく扱われる、大切に扱われる経験が少しでもあったことを思い出して頂きたいんです。
少しばかりあったって・・・
とか
過去のことだから今の自分とは違うし・・・
なんて思ってしまうかもしれませんね。
どうしても、痛みや怒り、恨み辛みがあると、自分にとってポジティブな経験があっても、心の中で消してしまうんですよね。
少しでも心が楽になるように、心のバランスを取ろうとして、痛みと帳消しにする方に使ってしまうんですよね。
でも、心の痛みの方が大きくって、「そのぐらいじゃぁ、心が癒されないわ」と再び痛みの方に意識を向けてしまうので、

せっかく自分に向けられている愛を、どぶに捨ててしまう様に扱ってしまうのはもったいないですよね。
この部分に目を向けられないでいると、たとえパートナーが出来ても、パートナーを大切にしないことにつながってしまうので、幸せなパートナーシップからは遠くなってしまうんです。
そうだとしたら、パートナーのいない状態から上手にできるようになっていれば、モテる要素にもつながってきますので、素晴らしいパートナーに出会える可能性も広がってくると思いませんか(^^)
*
感謝しようったってそんな事ひとつも思い浮かぶ事がない。
と最初から心のシャッターを閉めてしまわないでくださいね。
確かに、誰かに感謝するよりも先に、自分の痛みを解放したいし、そのためには、憎いあいつが辛い目にあわなければ気がすまない。
そうだとしたら、パートナーのいない状態から上手にできるようになっていれば、モテる要素にもつながってきますので、素晴らしいパートナーに出会える可能性も広がってくると思いませんか(^^)
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感謝しようったってそんな事ひとつも思い浮かぶ事がない。
と最初から心のシャッターを閉めてしまわないでくださいね。
確かに、誰かに感謝するよりも先に、自分の痛みを解放したいし、そのためには、憎いあいつが辛い目にあわなければ気がすまない。
そんな風に感じるぐらい、深く傷つけられる出来事ばかりだったのかもしれません。
今は無理だって思う方は、いつかそこにチャレンジできたら良いなと思っていただけるだけでも良いですよ。
でも、ちょっと勇気を出してチャレンジできるならばやってもらえると変化があるかもしれません。
これまでの人生の中で誰かに感謝できること5つを思い出してみてくださいね。
まずは1つからで良いですよ。
誰も友達がいないと思っていたけど、いつも挨拶してくれる友達が一人だけいた。
今は無理だって思う方は、いつかそこにチャレンジできたら良いなと思っていただけるだけでも良いですよ。
でも、ちょっと勇気を出してチャレンジできるならばやってもらえると変化があるかもしれません。

まずは1つからで良いですよ。
誰も友達がいないと思っていたけど、いつも挨拶してくれる友達が一人だけいた。
とか
忘れ物をしたとき、貸してくれた友達がいた。
とか
いつも一人でご飯を食べていたけど、修学旅行のときに人と一緒に食べた。
とか
人生の中で一度だけ自分の話を聞いてくれた人がいた。
とか
駅に入るときに譲ってもらった。
とか
家に帰るとご飯が出来ていた
などどんなことでも良いんです。
自分の存在を大切にしてもらったこと、何も言わないけどそばにいてくれたこと、優しく接してもらったことなど思い出してみてくださいね。
小さいころはあったけど、ある時期から違う状況になったと言う場合でも、その過去をないものにせずしっかりと受け取ってみてくださいね。

その出来事がどんなことだったのか
その出来事のどんなところに感謝できるのか(嬉しいと思ったのか)
などを思い出してみてくださいね。

イメージしますから、亡くなった方でも、動物でも通りすがりの人でも大丈夫なんです。
「ありがとう」と言えるとき、それは、誰かの愛情を感じて受け取れていないとそのことを伝えられないんですよね。
もう一度自分が愛されていることを受け取って、誰かと愛し合える自分を取り戻してみてくださいね。