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浮気したり嘘をつく超自立男性が抱える心理について(3)

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こんにちは

カウンセリングサービス近藤あきとしです。

 
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。

 

***

 
●浮気したり嘘をつく超自立男性が抱える心理について(3)

 

ここ2回にわたって、超自立男性の中でも浮気をしたり嘘をついたりしてパートナーを困らせている人たちの心理についてお届してきました。

2018/3/3『浮気したり嘘をつく超自立男性が抱える心理について(1)』
https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12357040507.html

2018/3/17『浮気したり嘘をつく超自立男性が抱える心理について(2)』
https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12360717888.html


前回は、超自立男性と母親との関係が与える影響についてお話しましたね。

子ども時代のお母さんとの関わりのなかで(夫婦関係や家庭の状況も含めて)傷ついた体験が、どういうかたちでその人の人生や人間関係やパートナーシップのパターンに出てくるかを、詳しく解説しました。

今日は、もう一つの典型的なケース、【初恋での失恋という痛み】について見ていきましょう。

家族関係での目立った問題が無かったという人でも、初恋で大失恋をしたり、恋人に振り回されて辛い思いをしたり、恋愛関係にあまり幸せな感情が持てなかったりすると、

 

「女性というのはこういうモノなんだ」

 

という観念(思い込み)が作られることがあります。たとえば、

・初恋の相手にフラれて立ち直れないくらい落ち込んだ。
・彼女のわがままに懸命につきあったけど酷いダメ出しをされてきた。
・ある日突然「他に好きな人ができたから」と一方的に別れを告げられた。


などなど。初めての恋愛のダメージが大きな心の傷になって、前回とりあげた母親との関係で傷ついた体験と同じような痛みとして刻まれてしまうわけです。


(ただ、パートナシップは「お互いさま」ですから、彼女が一方的に悪いなんてことはないのですけどね。)


大好きだった初めての恋の相手との体験が、あまりにも大きな痛みとして心の傷になって、「世の中の女性はみんなこうなんだ」という思い込みになってしまうんですね。



このシリーズでも何度も書いていますが、人は同じ失敗・同じ痛みを二度と味わいたくないと思うと、何が何でも回避したくなるものです。

恋愛の場合、基本的に惚れた(好きになった)側が依存の立場になりますから、

ある男の子が、ある女の子を好きになって(依存して)恋愛をして傷ついたとしたら。

「女に依存して傷ついたんだから、だったら二度と女を本気で好きになんてならないし、夢中になったりするものか!」

そう心に決めて、傷つかないために【依存することを切り捨てる生き方】になっていくのです。

だから誰かに弱さを見せたり甘えることなんて出来ません。

依存は利用される、立場が弱い。そう思いこんでいるので、人間関係の主導権は絶対に手放すこともありません。

心や感情を相手に読まれることを極端に避けたくなります。感情は隠すもの、抑圧して悟られないようにするものになっていきます。

 

※この記事は参考になると思いますのでご覧ください↓

2015/11/22「超自立の彼が「距離をとろう」と言いだしたり、音信不通になるのはどうしてか?(その4)」http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65890498.html

 



恋愛関係になったとしても、相手との距離が近づいて親密感が高まると、ようは感情を感じそうになると逃げ出したくなるのです。

ほとんど無意識的にそうなるので、表面的には標準(スタンダード)タイプの超自立男性であれば、

「どうせオレが優しくて言うことを聞くから好きになったんだろう・・・」


遊び人(プレイボーイ)タイプなら、

「どうせ女なんて最初は嬉しそうにしていても、そのうち怒り出して不満をぶつけてきて、結局オレに怒って離れていくんだ・・・」

そんなことを感じていることが多いんです。ちなみにこの感情の下はどうなっているかというと、

「どうせオレのことを理解してくれる女性なんていない。」


「きっとオレを受け入れてくれる人なんていないんだ。」
 

「だってオレは最低の男だから。本当のオレを見せたら負担になってしまうから。」
 

「だからオレは誰にも心を許さない方がイイ。本当の自分はこのまま隠しておいた方が迷惑にならないから。」

こんな風に感じていたりします。これは自分自身を許せない気持ち、すなわち罪悪感なんですね。

子ども時代に十分愛情を感じられなかったり、恋愛経験の少ない時代に傷ついた体験を持っていると、こんな感覚になることがあるのです。

もしこの感覚を一言で言うなら、

「僕はここに居てもイイですか?」

という言葉になるでしょう。

「僕はこの家にいてイイの?お母さんのそばにいてもイイの?誰かとつきあったら、大好きなパートナーの隣にいてもイイの?」


「僕は迷惑じゃあない?あなたの負担になってない?」

そんなことが気になって仕方がないんです。



罪悪感という感情があると、自分を人から遠ざけよう遠ざけようとします。それは「自分の存在をまったく肯定できないから」です。

「自分が悪い。自分が間違っている。自分は迷惑になる。自分は存在してはいけないんだ。」


「だから誰かのそばにいないほうがイイんだ。」

すると、人の気持ちを感じる場所から自ら離れていくか、離れていかないといけないような問題を起こしてしまうのです。

標準タイプは、心にうけた傷から引きこもり、心を閉ざしている人。
そして今回のテーマにあげている、浮気をしたり嘘をついたりする遊び人タイプの超自立男性は、母親や初恋の相手からうけた傷を現在のパートナーにぶつけている人と言えます。

どちらにしても、この態度・行動は

 

「オレはこんな目にあってきたんだ。自分ではどうしようもないんだ。こうするしかなかったんだ。」

 

という深層心理をメッセージとして表現しているのです。

無意識的にこんなことをパートナーに感じながら恋愛をしていたら、上手くいかないのは当たり前ですよね。

でも、目に見えない心の世界で起きているだけに、男性にこんな恐れがあるなんてパートナーである彼女にも分かるはずもないことなんです。

あと少しだけ次回に続きをお届けしますね。
 

★【超自立男性の心理】バックナンバーhttp://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/cat_60254867.html

 

 

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

 
心理カウンセラー  
近藤あきとし

 

★近藤のブログはこちらから

 

 

 

***

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は4月14日(土)です!お楽しみに^^

来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。

 

※バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます

 

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

 
読者さまからステキな感想をいただきました。  
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html

 

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