
「結婚したいのです」と、ご相談に来て下さる方の中には、色々とお話をお伺いするうちに、「結婚しないといけない」と思っていることが、判明することがあります。
「結婚したい」のと、「結婚しないといけない」のでは、大違いになってきます。
私達人間というのは、やらなくてはいけないこと、やれと言われることに対して、拒絶反応が出てきてしまうことが少なくありません。
それとは逆に、やりたいことに関しては、意欲が出てきますので、多少の努力も苦にはならなかったりします。
したい結婚ならば、活動的にもなれますが、やらなきゃいけない結婚だと、モチベーションは下がってしまいます。
モチベーションが下がるだけならまだいいのかもしれません。
やらなきゃいけないことに対しては、拒絶反応が出るわけですから、積極的に避け始めるという現象も起こりえます。
個人的には、結婚はしてもしなくても、どっちでも良いと私は考えています。
ただ、結婚してもしなくてもいいけれど、私は結婚したいとか、私は結婚を選ばないと選択できているかどうかが、大切なのではないかと考えています。
ただ、結婚してもしなくてもいいけれど、私は結婚したいとか、私は結婚を選ばないと選択できているかどうかが、大切なのではないかと考えています。
選択肢がある状態で、結婚を選んだり、結婚しないことを選ぶのと、選択肢がない状態で、どちらかを選ぶのは、だいぶ違ってくると思います。
選択肢がある状態で、自分の意志で選択した場合は、結果がどうであれ後悔するということが少なく、選択肢がない状態で、その道に進むしかなかった場合は、結果が良くてもあまり喜べないし、結果があまり良い状態でなければ、後悔に苦しむことも少なくないからです。
「結婚しないといけない」と、もし思っているのだとしたら、それはどうしてなのでしょうか?
◆世間では結婚することが当たり前になっているから
◆周りの人に結婚しろといわれるから
◆友達が次々に結婚しているから
◆周りの人に結婚しろといわれるから
◆友達が次々に結婚しているから
他にも色々あるかもしれませんね。
選択肢がない状態で、「結婚しなくてはいけない」と強迫観念を持ってパートナーと接していると、「あなたは、結婚してくれるわよね」的に、相手に迫力ある姿で接することになるかもしれません。
人間だれしも、押し付けられたり、コントロールされたりするのは、嫌なものですから、迫力ある姿で迫られると、逃げたくなってしまいます。
強迫観念を持って相手に接していると、その相手もあなたから強迫観念を感じ取ることになり、怖くなってしまうのです。
でも、「結婚て良いものだから、結婚したい」と思えていると、お付き合いしているパートナーに対しても、迫力ある姿で接する必要もなくなります。
本来の自分らしい姿で接することができるので、とても魅力的になりますね。
気を使っていない、フラットな人と一緒に居ると、人間の心は落ち着きますし、安心感を得ます。
お互いが安心感を持っている状態から、自然と結婚へ話が進んでいくことになります。
安心感を持って相手に接していると、その相手もまたあなたなから安心感を感じ取ることになるわけです。
感情は共鳴作用があります。
特にカップルの場合など、身近な存在なだけに、同じ感情を共有することが多くなります。
特にカップルの場合など、身近な存在なだけに、同じ感情を共有することが多くなります。
ですから、相手にどんな感情を感じさせることができるか?は、あなたがどんな感情を感じているか?によるのです。
「結婚」という言葉が浮かんで来たら、したいことなのか?しなきゃいけないと思っているのか?を、一度立ち止まって自分に聞いてみてくださいね。
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