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他人からの評価を”自分の価値”の全てにしていませんか?

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恋愛テクニック-成井裕美

こんにちは、成井です。

今日もご覧いただきありがとうございます(^^♪

 

火曜日更新の「モテオーラ養成講座」では、魅力アップの為の秘訣や、ココロの仕組みや在り方についてお話しています。

第1週を野村香英が担当し、第2・4・5週を那賀まき、第3週を私、成井が担当させていただいております。

 

モテオーラ養成講座執筆中の那賀・成井も参加!!

カウンセラーの講演を聴いて、しゃべって、学べる1日。

今回は女性ばかり7名のカウンセラーが講演しますよ。

 

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私たちは多かれ少なかれ、「誰かの役に立ちたい」と思っている部分があります。
そして「誰かに必要とされたい」とも思っています。

だからこそ、自分にとって大切な誰かに対して、何も出来ないように感じる時には、程度の差はあれ、自分の無力さを嘆きますし、
必要とされていないように感じると、「私は何のために生きているんだろう」と存在意義自体を見失ってしまうなんてこともあります。

誰だって、周りから評価されると嬉しいですし、
褒められることで自信が生まれ、
頑張りを認められることで、自分を誇らしく思えるものです。

しかし大切なのは、「それとあなたの価値はイコールではない」ということです。



「インスタ映え」という言葉があります。
写真共有がメインのSNS、『Instagram(通称「インスタ」』に投稿する「見栄えがいい写真」という意味で使われている言葉です。

ある人が、「昔の人はなんか感動をした時に、そこで俳句や和歌などを読むことでその時に感動や思いを残そう、共有しようとしだが、今の若者にとってはそれが写真を撮ってSNSにあげることだ」というようなことを言っていましたが、
「感動を記録したい!」
「その出来事を誰かと共有したい」
というのも、私達のとても自然な欲求です。

しかし、もしそのインスタを始めとするSNSの「いいね!」の数があなたを一喜一憂させたり、不安にさせたり、
「いいね!」の数を獲得する為に、あなたが多少なりとも無理をしているのであれば、そこでは

【「いいね!」の数=他人からの評価(承認)=私の価値】

という構図が出来てしまっているのかもしれません。
(もちろん、ビジネスとしてSNSを使われている方は別ですよ。
 その場合は「いいね!」の数は拡散力に繋がりますから、世の中の色んなテクニックやサービスを使われるのも1つの選択だと思います)


「承認欲求」という心理学用語がありますが、「誰かから認められたい!」と思うのは、私達の自然な欲求です。

ずっとずっと遡れば、子供の頃はそれが両親だったり、祖父母や周りの大人だったりに、「すごいね」「えらいね」「頑張ったね」「好きだよ」と自分を認めてもらえる、受けとめてもらえることで自信を育て、アイデンティティを確立してきました。
そうした安全な世界の中で私たちは「もともと自分は価値のある存在だ」「自分は愛されていい」と、自己を肯定する感覚を持ち、自分に対しての信頼(自己承認)を育むわけです。

しかし、この「自己を肯定する感覚」がきちんと育っていないと、
「自分は価値のある存在だ」「自分は愛されていい」
ということを、他人に委ね過ぎてしまうよう
になります。

そうすると、「他人の評価」が必要以上にあなたを振りまわすことになってしまいます。

それでも「他人の評価」が一定であれば、まだ問題ないのです。
問題は、他人の評価は移ろいやすい、ということ。
あなたの周りの人が、全員同じ基準であなたのことを評価してくれるとは限らないのです。

Aさんは○を付けてくれたあなたの魅力に対し、Bさんは嫉妬から×をつけることもあるかもしれません。
以前は「いいね」と言ってくれていたことが、その人の気分や価値観が変わったことで「それってどうなの?」と同じようには評価し続けてくれないこともあるかもしれません。
学校やサークル、習い事、職場や同僚など、あなたが所属するコミュニティが変われば、その中でのルールや価値観も異なる、ということだってあり得ます。

そうした明確な基準が分からない中で、目の前の人やそのコミュニティに「認められなくっちゃ!」と頑張るというのは、ものすごくエネルギーは必要なわりに、あなたを心から安心させてくれることは少ないのです。
その為、さらに承認欲求が強くなり、こじらせてしまう、ということも起こりえます。



あなたは、自分に対して「いいね!」をちゃんと付けていますか?

あなたが自分に「いいね!」とつけたことに、周りの人も「いいね!」としてくれることがあれば、それは「今私達は価値観を共有できているね」というサインなだけで、
仮に「いいね!」がつかなくても、あなた自身の価値とはなんの関係もないのです。

例えば、夕焼けをみてキレイだと思う。
それはあなたの感覚で、あなたが感じた美しさなのです。

その夕焼けの美しさに対して、仮に「そう?今日のはそこまで感動するものでもなくない?」と賛同が得られなかったとしても
あなたが感じた夕焼けのキレイさは、あなたの中からなくなりませんし、
あなたの中にある美しさを感じる感覚は否定する必要がありません。

SNSに限った話ではなく、あなたが自分に「いいね!」をしていくこと。
それこそ、誰かの投稿にそうするように、自分自身に対してももっともっと気軽に「いいね!」をしていくことが大切なのかも知れまんね。







 


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