こんにちは。
みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代でこの金曜日の【大人の恋愛術】コラムを書いています。
あなたは、どんなときに「愛」を感じる人ですか?
「愛はいつだってすぐそこにある」と言いますけれど、受け取りやすい愛の表現は、人それぞれ。
言葉でしっかりと「愛する気持ち」を語ってもらえないと不安、という方がいれば、
言葉なんてアテにならない、抱きしめてくれるかどうかだわ、という方も。
かと言えば、女性には、
身体目当ての男性もいるから、気持ちが見えなくちゃ信用できない、という方は少なくありません。
人にはどうも「愛」を感じやすいチャネルがある、みたいです。
ヴィジュアル派は、美しいものが好きなので、「お花」や形になるプレゼントのセンスに「愛」を感じるし、
言語派は、思考から感情が動かされるので、言葉で伝えてくれる人に愛と誠意を感じます。
感覚派は、皮膚感覚で「愛」を嗅ぎ分けるので、人の温もりがすごく大切だったりします。
もちろん、どれか一つだけ、ではなくて、どれもあるのですが、人によって優位になるチャネルが違うようなのです。
そして優位になるチャネルで、「愛」を伝えてもらえると、受け取りやすいみたいです。
あなたは、どのチャネルが優位ですか?
あなたのパートナーはどうでしょう?
あなたはご自分のパートナーが受け取りやすいように、「愛」を伝えていますか?
あなたのパートナーに、あなたの受け取りやすい「愛」の表現を伝えていますか?
私たちは、人に「愛」を伝えるとき、ついつい、自分がしてもらったら嬉しいことをします。
それは基本中の基本で、「間違い」ではありません。
でも、もっと効果的に愛したいならば、相手の受け取りやすいチャネルで伝えられるといいですよね。
人はどうしても「過去」に縛られるので、何を「愛」だと感じるかも、過去の体験というフィルターを通して受け取ります。
なので、やっぱり「お母さん」や「お父さん」に愛されたように愛されると、「愛」を感じやすいということはありそうです。
私の父が、「美味しいものを食べさせてくれる」=「愛」というタイプだったので、私の愛し方も、自然と「美味しいものを差し出す」になっていました。
私が人を好きになると、「美味しいものを食べさせてあげたくなる」からか、逆に「美味しいものを食べさせてもらう」とオートマチックに「愛されてる!」と思うので、すごく嬉しそう、なのでしょう。
「ろみのご機嫌を直すのは簡単。美味しいものを食べさせればいい」
とダーリンに言われてしまいます。
実際、私は食べるために生きているようなところがあって、美味しいものが目の前にあると、それに意識が集中してしまいます(笑)。
好きなものを差し出してくれる人には、ハートが開きますものね。自然とご機嫌になる、ってもんです。
自分がしてもらって嬉しかったことを、相手に差し出すのは基本中の基本、と言いました。
自然に愛して、それを愛されたと思ってもらえるのって、楽だし、すごく嬉しいです。
でもそれだけではなくて、「私、こうしてもらえるとめっちゃ喜びますけれど〜」を、無自覚にですが、相手に伝えているんですね。
無言の「私の取り扱い説明書」です。
あなたが「愛」を感じやすい「愛し方」を相手がしてくれたときは、受け取りやすいし、すぐに感謝も伝えられます。
ところが、相手が取り扱い説明書を差し出しているのに、それが見えない、ということもあります。
それは、あまりにも当たり前だと思っていたり、「取るに足らない」と思っていることは、たとえ相手が差し出してくれていても、「愛」だと認識できないからなんです。
主婦にとって、洗いカゴに乾かしてある食器を、どこかの時点で食器棚に片付けるのは「当たり前」かもしれません。いつも考えずにやっていたことを、誰かがやってくれても「やってくれたの、ありがとう」で終わってしまいがちです。
自分が「大したことない」と思っていることを、誰かがやってくれても、それはやっぱり「大したことない」ことになってしまうのです。
もしかしたら、相手は、「あなたのために」「あなたを助けたくて」「あなた喜ぶ顔を見たくて」「あなたの大変さを肩代わりする」つもりでやってくれたのかもしれないのに、です。
特に、男性は、自分が何を思って行動したか、いちいち説明しない人が多いですよね。
好きな人のことを思って、コップを片付けた、きっと彼女が気に入るんじゃないかと思った雑誌を買っておいた、好きそうなエンタメをチェックした、などなど、案外頑張っているのですが、残念ながら女性からすると「大したことない」ことだったり、「それは自分でやるのに」、「あなたが欲しいだけしょう?」みたいなことだったり、と女性の期待から外れていることが多いんです。
(あなたが愛だと思って差し出したことを受け取ってもらえないときも、案外そういうことかもしれません。)
お互いの「こだわり」ポイントがズレると、せっかくの「愛」も見えなくなります。
人は、愛をもらえなかったから傷つくのではなくて、自分の「愛」を受け取ってもらえなかったから傷つくのだ、と言います。
差し出した「愛」が、気付いてもらえなくて、「大したものではない」ことになってしまって、宙ぶらりんになっている、なんてことありませんか?
もし、あなたが、「私の愛は必要とされていないんじゃないかしら?」と不安になっているとしたら、あなたとあなたの大切な人との間には、受け取れなかった「宙ぶらりんになった愛」がいっぱいあるのかもしれません。
その不安、「愛を感じるチャネルを増やしましょう」というメッセージかもしれません。
まずは、あなたの中の「当たり前」を一つずつ、「ありがとう」に言い換えませんか?
もしかしたら、それは「自分」に向けて言わなければならない「ありがとう」かもしれませんね。
「当たり前」が「ありがとう」に変わるたびに、受け取れる「愛」が増えるのを感じていただけたら嬉しいです。
love and abundance,
みずがきひろみ
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