カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
当社の平準司 と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を書いています。
東京出張＠原裕輝です。
今日（8月27日(日)）は東京出張の最終日。
本日、田町で『インナーチャイルドを癒やして恋愛を良くするというワークショップ』を行い8月の東京出張を完了する予定。
完了日というだけで、なんだか達成感があります（笑）
今回の恋愛心理学は、
「依存の恋・自立の恋（１）〜依存タイプの良いところ〜」というテーマです。
お楽しみに。
原裕輝のオフィシャルブログも読んでくださいませ＞＞＞恋愛のこと、心のこと、日々のエッセーなどなど書いてます。
こちらも読んでくださいね。
↓↓↓
・愛を選択する(1)～愛とニーズについて～
・愛を選択する(２)～愛は傷つかない～
・『攻撃的になる時』まとめ
『依存の恋・自立の恋（１）
〜依存タイプの良いところ〜』
文：原裕輝
●タイプ分けの話
人をタイプ的に分けると、わけ方の切り口の違いによって、いろんなわけ方ができます。
例えば、肉食系とか草食系と言うわけ方もその一つ。
犬タイプ、猫タイプというわけ方もその一つ。
ハイエナ系とか、アスパラベーコン巻系とかもありますね。
そんなタイプ分けの1つとして、依存タイプ、自立タイプと言う分け方があります。
●依存タイプ
よく雑誌や、ネットの記事なんかで「依存的な恋愛から卒業しよう」的なタイトルの記事があったりします。
依存的な恋愛の卒業を目指そう！と書かれていたりすると、
『卒業しようと勧められているということは依存タイプというのは良くないことなのかな・・・』
と捉えてしまう人もいますが、そんなことはありません。
依存タイプ＝良いことではない！
ではありません。
逆に良いところはいっぱいあります。
確かに依存度が強くなりすぎると、「依存的な恋愛から卒業しよう」と思うこともいるかもしれません。
例えば、
自分に自信がないので、愛されているという安心感をパートナーからもらおうと依存しすぎている女性がいたとします。
「私のことほんとに愛してる?」
「もちろんだよ」
「そうなのよかった」
ほっとするのもつかの間しばらくすると本当に愛されてるのかな？と不安になってきて、また彼に聞くのです。
「ほんとに私のこと愛してる?」
「もちろん愛してるよ」
自分は愛される価値ある存在なんだという自信がないので、愛される価値があるんだという不安を彼氏に解消してもらおうと依存するんです。
そして、仮に1分20秒おきに彼氏に「本当に愛しているの?」と確認をするです。
これはどうでしょう？
依存しすぎですよね？
彼氏が愛してるよって言ってくれないとこの不安が解消されないという依存しすぎている状態はご本人がしんどいです。
彼氏が愛してるよって言ってくれないない限り、この不安は解消されないわけですから。（不安が解消されるか、解消されないかは彼次第なわけですね）
この場合は依存度が強くなりすぎていることで本人が苦しかったり、幸せから遠ざかっていたりするので、依存的な恋愛から卒業すると言うことがテーマになります。
このように依存度が強すぎると問題が出ます。
依存度が強すぎると、問題が出るので依存を手放しましょうねということがテーマになるのであって、依存度が強すぎない場合は特に問題がおきなかったりします。
依存タイプ＝悪いわけではないんですね。
それを理解しておかないと、依存タイプの人は自分のことを悪く思ってしまい、自己肯定感が下がってしまいます。
●依存タイプの良いところ
依存とは
心理的に誰かにもたれかかっている状態で、
何かして欲しい、何かしてもらいたいというような、欲しい、もらいたいと言う気持ちが優位になる傾向があります。
そして、自分を満たしたり、不満な気持ちになるのは、外の何かしだいという観点でものを捉えている傾向があります。
彼氏の言葉しだい、行動次第とか。
そんな依存タイプの良いところは、
甘える、頼るという発想が自立タイプより比較的多いです。
甘えられたり、頼られたりしたいタイプの男性にとっては、甘えてくれる、頼ってくれるっていうことはとても嬉しいことです。
甘える、頼ることことができるというのは、そのタイプの彼氏にあなたが嬉しいという感情を与えられるということなんですね。
そして依存タイプはの方は、甘えたり、頼ったりするので、パートナーにとっては、愛する隙があり、愛しやすいです。
愛しやすいというのも良いところですね。
＋＋＋
人は愛せないときに悲しくなったり、さみしくなったりします。
・何かしてあげたいけどしてあげれることがない。
・喜ばしたいけど喜ばせるものは持ってない。
・助けてあげたいけど何もしてあげれない。
・というような愛せない時に苦しくなります。
だから、
こうして欲しい、ああして欲しいと甘えられたり、頼ることができたりする、愛しやすいのは良いことなですね。
＋＋＋
そして、
頼られるというのは、頼られた相手にとっては、自分は強い存在だ、頼もしい存在だと捉えていられると感じることができます。
頼られるというのは、頼ってほしいというタイプの男子にとってはこのような気持ちを感じることができるので嬉しいことなのです。
＋＋＋
だから、
依存タイプということは悪いということではありません。
もし、読者の皆さんの中に「私は、どちらかというと依存タイプだな」という方がいらっしゃいましたら、依存タイプが持っている良いとこを、まずは見て欲しいなと思うのです。
（文：原裕輝）
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