こんにちは、野村香英です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』を、
那賀まきと成井裕美と一緒に担当しています。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
パートナーと長く付き合っていると、
必ずと言っていいほど、ぶつかる壁があります。
それは、
『どちらが正しいかの戦い』です。
心理的にはこの壁のことを、
「パワー・ストラグル」と言いますが、
お互いに自分の正しさを主張し譲りません。
まるで、どちらが主導権を握るかの戦いでもあります。
そんなパワー・ストラグルから脱却し、
ラブラブなパートナーシップを手に入れるためには
一体どんなことが大切なのでしょうか?
***
私たちは、付き合い始めの頃は、
相手にたくさんロマンスを感じます。
そして徐々に落ち着いていき、
相手の嫌なところも目につくようになり、
小さなことで言い争いをすることも増えてきます。
「私の言っていることが正しくて、あなたが間違っている!」
「俺は間違ってなんかない!お前が勘違いしてる!」
そんな風に、
『自分がいかに正しくて相手が間違っているか』で、
何度も何度も喧嘩を繰り返すようになります。
しかし!
この喧嘩の悲しいところは、
例え喧嘩に勝って相手に「ごめんなさい」と言わせても、
全然スッキリしないんです。
一度喧嘩に勝つと、
「次も勝たなきゃいけない!」
と思うのが人間の常ですから、意地でも負けられなくなります。
私自身も夫婦間で、
このパワー・ストラグルを長いこと経験していますが、
喧嘩に勝ちたいがために喧嘩をしているようなこともありました。
『絶対に負けられない戦いがそこにはある』という、
サッカーのフレーズが昔流行りましたが、まさにそんな感じです(笑)
しかし喧嘩に勝っても、
『正しさの証明』は手に入りますが、
『ラブラブな関係性』や
『心地よい関係性』は手に入りません。
不穏な空気が流れるだけで、
更に2人の愛が冷めていってしまいます。
そうとはわかっていても‥、
それでも『自分の正しさ』にこだわってしまう‥。
ということもありますよね。
ですが、
あなたが手にいれたいのは、
『競争に勝って相手を負かす』ことでしょうか?
それとも『より良いパートナーシップ』でしょうか?
***
人は失ってから、その人の大切さに気づきます。
年末に、私の知人夫婦の旦那さんが
お亡くなりになられたのですが、奥さんがこう言っていました。
「出し惜しみしないで、もっと愛せば良かった」
「喧嘩ばかりして殺伐としていないで、愛せば良かった」と。
相手がいるからこそ、
パワー・ストラグルに陥ってしまうのですが、
『競争に勝つ』ことよりも
『より良いパートナーシップ』を選択することができると、
きっと自分の中の「愛」にも気づくことができます
正しさの証明よりも、
大切なことに気づくことができると、
2人の関係にまたロマンスがやってきます!
応援していますね。
☆今日のモテオーラ養成講座☆
パワー・ストラグルの渦中にいる人は、相手とどんな関係を築いていきたいのか、今一度考えてみましょう。
より良い関係性になりたいのか?それとも別れたいのか?
どんな未来を望んでいるのか?
どんなヴィジョンがあるのか?
初心に返って考えてみてくださいね
もしできるのなら、パートナーと一緒に考えながら話すことができればいいですね。
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