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結婚前は目を開けてちゃんと見るけれど、結婚後は片目を瞑る賢さが欲しい

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の<大人の恋愛術>コラムを担当しています。

 

先日、インプラントの手術をしました。私の顎の形状の問題でか、かなりの大工事となった様子。麻酔がしっかり効いていて手術中は痛みを感じませんでしたし、ドクターのことも信頼していたので、「サレンダー!」と自分の身体を手放していたつもりでしたが、終わってみると身体はぐったり、ふらふら。無意識は全部わかっていて、感じていたんだ、と思い知りました。身体の出すシグナルを軽んじてはいけませんね。皆さまもどうぞお大事になさってくださいませ。

 

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ベル
お知らせから。

 

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さて、本題。

 

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「違い」が魅力だったのに、「違い」がケンカのタネになる。

 

タイトルは、「結婚前は両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」という神学者の言葉をもじったものです。

 

私たちは、人が自分にないものをもっているとき、その人に惹かれやすい、と言います。

 

いつも不安だったとすれば、安心感を感じさせてくれる人に惹かれる。→「この人と結婚したら、いつもおおらかな気持ちで過ごせるんじゃないかしら?」

 

自分の容姿に自信がないと、つい相手は美男美女であることにこだわってしまう。→「この人に愛されている私は、まんざら捨てたものでもない?」

 

引っ込み思案でお友達も少ない、おウチにいるのが好きなタイプの人が、社交的なパートナーを選ぶ。→「私は人が苦手なのに、あなたにはお友達がたくさんいてすごいなぁと思って。」

 

超真面目で堅そうな女性の先輩が、会社の外で、オートバイに乗った黒ずくめのちょっとヤバそうな男性と一緒に帰っていったけれど、ひょっとして「彼」氏?

 

、、、みたいな話はたくさんあります。お互いに自分にないものをもっている相手とおつきあいすることで、その要素が欲しい、自分には生きられなかった世界を生きたい、そんな気持ちが働くのでしょうね。自分一人では知りえなかった世界に連れて行ってくれるのですから、ワクワクします。

 

 

ところが、一緒に暮らし始めてしばらくすると、この「違い」がケンカのタネになります。

 

「安心感」が魅力だと思ったのに、ただ「トロい」「楽観的すぎる」「鈍感なんじゃない?」と、自分の心配をよそに鼻歌を歌っているアイツに怒りが出てくるのです。

 

カッコイイ彼、美しい彼女ができて嬉しかったはずなのに、今度はコンプレックスがかえって刺激されて、「どうせ私は引き立て役だし」とひねくれたくなって距離をとりたくなることもあります。

 

自分のことを置いて、友達とばかり飲み歩いている彼に、「いいわよね〜。あなたは永遠の独身貴族で」とイヤミを浴びせたくなるんです。

 

いったんケンカが始まると、傷つけなくてもいいことでも、傷つけるような言い方をしてしまいがちですから。

 

まずは、「違い」がワクワクを作るけれど、人は「違い」を「怖い」と感じやすいので、「安心感」を求めて、相手を自分にとって「わかりやすい」人にしたい、というニーズが出てきます。

 

結婚前の、相手を見定めようとする時期には、「違い」はワクワクにつながりやすいので、相手をしっかりと見ましょうね。

 

でも、いったん結婚したら、今度は「片目を瞑って」、「違い」を「どっちが正しいか?」競争に使わない、深読みをしない、ということを意識する方がうまくいきます。

 

 

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「合わせる」のか「合わせてもらう」のか?

 

トイレの便座を上げておくのが「普通」なのか、下げるのが「普通」なのか、という「ケンカ」は、global problemだ(世界的にどこにでもある)、とチャック・スペザーノ博士も言っておられました。

 

その家は「男性」が基準なのか、「女性」が基準なのか、男と女の覇権戦争は、「トイレ」の便座が「いつもどうなっているか」で決まるーと私たちは感じるみたいですね。

 

「私は合わせてもらっているか」に「私のことを考えてくれているかしら?」と被せて、下手をすると「自分の存在を認めてくれているか」「愛されているか」までそういうことで判断しようとするから、話がややこしくなるのです。

 

トイレの便座が上がっている=ちょっと前に彼が使ったらしい、でしかないはずなのですが。

 

自分の「普通」が、その家の中で認められるかどうかに、自分の「存在」「居場所」がかかっている、と感じてしまうんですね。これは、私たちが「自分の存在」「居場所」を「トイレの便座の位置」に無意識レベルで投影しているから、なんです。

 

これを死守しなくちゃ、この家での自分の立場は、ずっと奥さまに頭が上がらないんじゃないか、あるいは、夫に合わせ続けて自分がなくなっちゃうんじゃないか、そんな怖さがあるから、頑張っちゃうんです。

 

「合わせる」こと、相手に「合わせてもらう」こと、に意味をもたせすぎると、「いつも合わせている」という犠牲感でいっぱいになる人もいるでしょう。

 

それは、そこに「自分の価値」や「自分の存在」「自分の居場所」を見ては、「自分は大事にされない」という思い込みの証明に使いたがるココロがあるから、なんです。

 

私たちは、とても多くの場合、無意識のうちに、考えすぎて、心配しすぎて、自分が損をするのではないかという怖さから、しなくてもいいケンカをしてしまうものなんです。

 

だから、「片目を瞑る」のが、ちょうどいいことが多いんです。

 

便座を上げっぱなしなのは、あなたが「ジコチュー」だからかもしれないけれど、便座を下げたままがデフォルトと思っている私も「ジコチュー」かもしれない。

 

ただ、それだけのこととして受け入れます。

 

彼も否定しないし、自分も否定しない。

 

それよりももっと大事にしなければいけないことは別にある、と思えたらいいですね。

 

 

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「違い」をこえる「優しさ」を見つけたい

 

 

大事なのは、一緒にいることで「愛」を感じられること、ですよね。

 

ついつい深読みしちゃうのも、「愛されている」証拠を、「自分に合わせてくれる」「自分のやり方を受け入れてくれる」に求めるから、ですもの。

 

人によって「愛を感じやすい」ポイントは違います。

 

言葉で表現してもらって「愛」されているとわかる人。

 

目に見える仕草や表情で「愛」を感じる人。

 

スキンシップがあると「愛」を感じる人。

 

感覚的に「愛」を「感じる」人。

 

「愛」を感じやすい「扉」があって、その「扉」を開けるとその人のハートに「愛」が入っていきやすいのです。

 

パートナーであったとしても、愛を感じやすいハートの扉が一緒とは限りません。

 

私たちは、自分が愛を感じやすいやり方で、相手を愛そうとしますけれど、それが一番伝わりやすいチャネルであるとは限りません。

 

あなたのパートナーですから、相手だって、本当はあなたを「愛したい」のです。

 

「違い」をワクワクのタネにするも、ケンカのタネにするもよし、ですが、それ以上に大事なのは、二人がその「違い」をこえて「愛したい」「愛されたい」と思っていることですもの。

 

パートナーが「愛されている」と感じやすいチャネルを見つけることができるといいですね。

 

「違い」に片目を瞑りつつ、相手の立場で「やさしさ」を差し出せることが愛のリーダーシップをとることかな、なんて私は思うのです。Image may be NSFW.
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