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愛する人からの愛が薄れてきたように感じるとき

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと隔週で、金曜日の<大人の恋愛術>コラムを担当しています。

 

5月の風は気持ちいいですね。週末に谷川岳のふもとをドライブしてきましたが、まだ新緑がキラキラと輝いていて眩しかったです。

 

まずは、お知らせです。

 

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さくらんぼ

 

先日、ダーリンのオススメもあって「トランボ」という映画を見ました。ご覧になりましたか?

 

米国で、いわゆる「赤狩り」が巻き起こったときに、「共産主義者はみんな国賊だ」として排斥された映画人たちを題材とした映画です。映画の主題は、社会的ヒステリーを引き起こす「怖れ」という感情への気づきや「許し」の大切さですが、それと同時に私の心に残ったのは、

 

「失ってみると、自分がどれほど愛していたかがわかるものだわ。

 

ねぇ、もし愛する人(やもの)からの愛が薄れてきたと感じたら、どうしたらいいと思う?

 

正解は、『もっと愛すること』なのよ」、

 

というセリフでした。

 

 

「BRAVO!まさに!」

 

と心の中で手を叩きました。

 

言うのは簡単ですけれど、実際には難しいです。

 

愛する人に愛されるのは、嬉しいけれど、それに慣れてしまうとあまりありがたみを感じなくなります。

 

ついつい文句も増えるというもの。

 

パートナーの愛の上にあぐらをかいて、要求ばかりが募るのをどうにもコントロールできなくなった経験はありませんか?

 

それまで我慢してきた「甘え」が爆発しちゃって、「たいがい」な女になって、相手の愛を試している間はいいのですが、やりすぎちゃって、次第に相手の反応が白けてくるときがきます。

 

慌てて追いかけるものの、相手の愛が指の間をスルリと抜けて掴めなくなってから、それがいったいどれほど自分にとって大切なものかを思い知らされることがあります。

 

「もっと大事にすればよかった!もっと愛すればよかった!」

 

後悔と自責の念で、吐くような悲しみに床を転げ回ってもどうにもなりません。

 

私たちは「無い」ものには敏感なのに、「もっているもの」、「ある」ものは過小評価しがちですね。

 

 

さくらんぼ   さくらんぼ

 

愛する人の心がどうも自分の方を見ていないように感じるときの心許なさときたら、、、。

 

今までならば、前髪を少し揃えただけでも変化に気づいてくれたのに、パッツリと後髪のながさを変えても、似合っているでもいないでもない。

 

私と会っているのに、今日が私の誕生日だということも忘れている。

 

一緒にいても、話をしていても、どこか上の空。

 

いやでも彼からの愛が薄れてきたことを感じるとき、そんな自分の感覚を間違っていると思いたくて、その不安を心して「軽く」扱おうとします。

 

「たいしたことはない」。

 

そう自分に言い聞かせて。

 

そして、彼からの愛がなくても傷つかなくてすむように、彼を愛さないようにしようとします。

 

あまり関心をもたなくてもいいように。

 

彼のイヤなところばかり思い出して、嫌いになる理由を何度も心の中で唱えて、

 

自分はやっぱり間違っていない!と安心しようとしませんか?

 

気にならなくなりますようにと「手放し」た?

 

 

でも、ちょっと待ってくださいね。それは「手放し」とは違います。

 

「手放す」といいのは、「期待」や「執着」で、「愛」ではありません。

 

愛する彼が少し離れたように感じるとき、もっと彼を愛してみます。

 

彼があなたの期待するように行動してくれるか、あなたの欲しい愛しかたをしてくれるかではなくて、

 

「彼が幸せでありますように」

 

と祈りながら、あなたの中にある精一杯の優しさを差し出します。

 

ココロの法則に、

 

「あなたが欲しいものは、あなたがこの世に与えにきたもの」

 

というのがあります。

 

今こそ、あなたの中にいる「最高に慈愛に満ちた私」を引っ張り出すタイミングです。

 

 

さくらんぼ   さくらんぼ   さくらんぼ

 

本当は図にでもしたいところなのですが、

 

<あなた> <彼>→ → →

 

と彼の気持ちのベクトルが<あなた>から離れていくように感じるとき、

 

もし、<あなた>も<彼>から気持ちを離したら、

 

← ← ←<あなた>      <彼>→ → →

 

と、二人の距離はどんどん離れてしまいます。

 

だから、この局面では、「拗ねない、いじけない、妬まない」ことが大事。

 

ついつい、彼が離れていってしまうことが怖くて、彼が自分の「期待」どおりに愛してくれないことで、怒ったり、「要求」をエスカレートして、彼をコントロールしようとすると、彼の方は「愛されていない」と感じてよけいに離れたくなってしまいます。

 

そうではなくて、あなたのハートを開いて、「見る、祈る、愛する」ことに専念してみて。

 

こんなイメージです。

↓  ↓  ↓

<あなた>→ → → <彼>→ → →

 

 

ふとした瞬間、<彼>が振り向いたら、そこに笑顔の<あなた>が同じ距離でいるとしたら。

 

そこで<あなた>が<彼>の「愛」を受け取って、喜んでくれるとしたら。

 

どれだけ彼は「愛」を感じることができるでしょう。

 

彼を包み込むような優しい眼差し、思いやりのある言葉、そして何よりも心の奥底から引っ張り出したいのは「傷つかない強さ」、かもしれません。

 

「ひょっとして愛されていないかも?」という不安や怖れはとても苦しいし、痛いから、ついちょっとした彼の仕草にも傷ついてしまいます。

 

そんな自分の痛みにそっと手を当てて、

 

「今日は、私はどう愛そう?」

 

そう聞いてみてくださいね。

 

あなたが、あなたの中の「最高にステキな自分」とつながれますように。ラブラブ

 

 

 

 

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