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ケンカの心理

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こんにちはカウンセリングサービス清水三季央(しみずみきお)です。4月も後半となり、GW目前ですね。


国際情勢など不安な方もいらっしゃるかもしれません。万一のことに備えた上で、安定した気持ちで過ごそうと心掛けて下さい。安定している方が何があってもより良い対応がしやすいです。

 

さて、今回はケンカをテーマにしました。

 

 

◆ケンカとは?

 

恋愛や結婚、その他、対人関係があればそこには、良好な関係をもって幸せを分かち合うチャンスもありますし、同時にケンカして苦しみ合うリスクもあります。


DVなどあからさまな暴力や、モラハラのような精神的な暴力、言葉を交わさない冷戦のようなもの、家庭内別居、潜在意識や無意識の下で「あなたのせいで私はこうなった」と問題を起こすもの、1対1だけでなく1対多数、多数対多数など、多くの形があります。


今回はケンカについて考えていきましょう。

 


◆ケンカのしくみ

 

ケンカについても多くの見方ができますが、その一つを挙げると、攻撃が原因だと捉えられます。

 

ケンカなのだから当たり前ですね。この攻撃という感情を持っていると、この感情が相手に向かう場合もありますし、自分に向かう場合もあります。攻撃が自分に向かう場合というのは具体的には後悔したり反省したり、自分を責めている時ですね。

 

2人の間にケンカがあるとしたら、お互いが攻撃という感情を持っていて、お互いが持つ、攻撃の感情が共鳴して、イライラしたり、怒りをもち、男性が攻撃する側で、女性が攻撃される側になったり、その逆だったりします。

 

いずれにしても、心の中には攻撃があるということです。

 

具体的にはご主人が奥さんを攻撃することがあって、奥さんの前で自分を攻撃しない、つまり反省も後悔もしないとしても、離婚話になる時に時間差で反省や後悔をして自分を攻撃する場面が出てくるかもしれません。奥さんがご主人から攻撃されてばかりでも、ついカッとなってお子さんを攻撃してしまうこともあるかもしれません。お子さんを攻撃してしまったことを後悔して自分を責める形で自分を攻撃してしまうこともあるかもしれません。

 

 

◆どうしたらいいの?

 

ここまでの説明で、ケンカの背景には相手や自分に向かう、攻撃の感情があるとお伝えしました。攻撃の感情を減らすと、ケンカの度合が穏やかになったり、ケンカがなくなると言えます。(またまた当たり前ですね。)

 

でも、そもそも、ケンカしてしまうのだから相手を攻撃しないというのは難しいでしょう。けれども自分を攻撃していても、相手を攻撃していても、根っこは同じ攻撃という感情ですから、自分を攻撃する気持ちを減らしていくことを目標にしてみましょう。


これはカウンセリングの場面でセラピーをする時に、ネガティブな感情を専門的な技法を使って、ソフトに感じられるようにして、ネガティブな感情を減らしていきます。攻撃という感情も感じると減っていくんですね。ここでは専門的な技法のままではなく、皆さんが取り組みやすいやり方に工夫してお伝えしていきますね。

 

まずは自分を攻撃している感情を見つけていきます。自分を攻撃している場面をイメージしてみましょう。男女関係の直接のケンカ相手に対するものは感じにくいかもしれません。直接のケンカ相手でも数か月数年前など過去を考えてみたり、お子さんや親、過去の先生、友達、仲間、恋愛相手など別の対象へのものだと感じやすいので、見つけやすいでしょう。

 

自分を攻撃する感情の中にも様々の感じ方がありますが、反省をするという気持ちは一般的に感じやすいです。自分を攻撃する感情を反省として感じてみましょう。数分でOKです。難しい場合もありますので、ムリはせず、自分を攻撃する感情をみつけただけでもよいです。

 

攻撃の感情は赦すという行為でも減っていきます。
反省をしたら、自分を赦そうと決めましょう。

アファーメーションとして

 

「私は私自身を赦します」

 

と声に出して言うとやりやすいでしょう。

 

これによって自分を攻撃する感情は減っていくのですが、1回でゴッソリと減るわけではないので、減った実感がないかもしれませんが、時々でよいので、コツコツ取り組んでみて下さいね。

 

上手に取り組めれば、攻撃という感情が減るので、自分や相手を攻撃する感情も減ったり、なくなるので、自然とケンカが収まったり、相手を気にする度合が減ったり、恐れや不安が減ったり、相手に攻撃されてもダメージを受けにくくなっていきます。

 


◆終わりに

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。ケンカの最中や、攻撃を受けている時など緊急の場面ではもちろん具体的なやり方で自分を守って下さいね。落ち着いて内省的でいられる場面で、ヒントにしてみて下さいね。

 

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