毎週月曜日の「恋愛テクニック」は「カップル・カウンセリング」と題して、パートナーシップの問題の修復やもっと幸せな二人になるための提案をしていきます。
担当は「池尾昌紀」「池尾千里」の夫婦カウンセラー。夫婦で毎週交代で発信していきます。
「月曜日:カップル・カウンセリング」のコーナーを、どうぞお楽しみに!
◎カップル・カウンセリングの詳細は以下をご覧ください。
>>>「カップル・カウンセリグ」って何?
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「君は強いから大丈夫」と言われやすい度チェックです。
以下の項目の中で自分の当てはまるものを選んでください。
□我慢強い
□弱音が吐けない
□一人でやってしまう
□自分に厳しい
□人に迷惑をかけたくない
□がんばり屋
□遠慮しい
□背負ってしまう、抱えてしまう
□誰かを助けたい
この項目を読んで、当てはまる数が多い度合いだけ「君は強いから大丈夫」と言われやすくなるとしたら、どうでしょう。
◎本当は弱さも脆さも持っているのにがんばっている
彼や夫に「君は強いから大丈夫」と言われたことはありませんか?
そんな風に言われて嬉しくなる女性はいませんよね。
腹がたつし、傷つくし、悲しくなります。
実際には弱いところがたくさんあるのに、それを隠して頑張っているのに、そこに気がついてくれないどころか、強いから大丈夫だなんて。
このすれ違いの理由の一つは、女はそれぞれ感じ方や価値観が違うので、お互いのことを理解しにくいことがあげられます。
男性が女性の気持ちをキャッチする材料はその言動。
すると「弱さをうまく表現できない」と男性はそれを弱さとキャッチすることが難しくなります。
ここで厄介なのは、女性同士ならわかるサインも、男性にはわからない、というところ。
微妙なサインというのは男性はキャッチするのが苦手なんですね。
すると「この数ヶ月、仕事でずっとがんばり続けてきたから、さすがに疲れて弱ってきてる」という状況で、ため息をついたり、辛そうな顔をしていたとしても、その様子を彼が見つけたとしても「普段、あれだけ仕事が好きでがんばっている彼女だから、励ましてあげたほうがいい」と思って、
すると「そんな顔してるのは君らしくないぞ。がんばっていこうよ!」なんて言われたりするのです。
本当にかけて欲しいのは「がんばらなくていいよ」とか「弱音を吐いてもいいよ」みたいな言葉なのに、逆の言葉がやってきたら、余計に疲れます。
ここで「違うんだよ、私だった辛かったり落ち込んだりすることあるんだよ。私にも弱いところたくさんあるから」みたいな言葉を彼に伝えることができたら楽なのです。
でも、こうした弱音を言えない女性は、本当に多いのですね。
するとますます彼は「しっかりしていてがんばっている彼女」というイメージを持ってしまうのです。
◎弱音を吐けない理由は「誰かのために自分を後回しにしている」から
では、そもそも、弱音が吐けないタイプの女性はどうして、そうなってしまうのでしょう。
冒頭のチェックリストを見直していただきたいのですが、この要素を持っている女性って、とても健気で、優しい人だと思いませんか?
弱音が吐けなくて強く見られてしまう方は「誰かのために自分を後回しにしている」ことが多いのです。
弱音を吐けないのは、自分の弱さを認めたくないという部分もあるのですが、それよりも弱音を吐いたり頼った時に相手に負担がかかること、迷惑をかけることが嫌だ、という気持ちが大きいのです。
人に迷惑をかけたり、負担をかけてしまうくらいなら、自分が我慢して、がんばっていこう。
そんな風に思うのですね。
とても優しくて、愛情深い人、なのです。
ところが、自己イメージの中では、全く逆で、自分にダメ出しをいつもしているので、これくらいのがんばりをしないと役に立てないとか、ダメな自分を出したら迷惑をかけると思ってしまう。
だから表に出せないのです。
しかしながら、誰かのために、誰にも迷惑をかけないようにと思っていることが、我慢してしまうことで逆になってしまうことも多いのです。
彼や夫が「自分は役に立てない」と感じてしまう、ことだけでなく、あなたが抱えてしまうと周りの人がそのことで罪悪感を感じてしまいます。
人は犠牲している人がいると無意識に罪悪感を感じるもの。
あなたの願いである「誰かのために」なるためにも、弱音を吐いていくことを少しずつやっていこうと思ってみてください。
◎まず「気づく」こと、そして「自分の愛情の大きさ」を知ること
「君は強から大丈夫」と言われないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
そのためには、まずは上記のような自分の心がどうなっているかについて、いつも気づきを持つことが大切です。
その上で、簡単なことから手伝ってもらったり、小さいことから弱音を話したりしていく。
そんなトレーニングをしていきましょう。
また、彼や夫というような言うのが難しい人ではなくて、言いやすい友達から始めていくことも大切です。
この積み重ねが自分だけが背負うことをやめていくことにつながっていきます。
そして最も大切なのは「自分がこれほど誰かのためにと思うほどの優しさと愛情を持っている」ことに気がつくことです。
何度も何度も、このことを自分に言ってあげる、思い出しながら、弱音を吐いたり頼りにする練習をすることをやりやすくし、効果を生みやすくします。
一番の誤解は自分の価値を思い違えていること。
こんなにがんばって悩んでいることが、価値の大きさの証拠なのです。
今回のお話がお役に立てたら幸いです。
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次週、2017年3月13日(月)は妻、「池尾千里」が担当します。
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