カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
今日は東京にきております。(住居は大阪なんです)
本日の田町で行う『幸せなパートナーシップを手にするワークショップ』を行いに東京にきています。
実は昨日も田町に行っており、田町で本屋を見つけたので入ってみると、村上春樹さんの新刊「騎士団長殺し」が山積みになってありました。
その山の高さに、本が売れない時代にこんなに山積みにするくらい入荷するってすごいなぁ!と思ったのでした。
原裕輝が行うワークショップのお知らせ
「幸せなパートナーシップを手にするワークショップ」
【東京開催】
日程:2月26日(日)開催
*内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
~インナーチャイルドをじっくり癒やす1日~』
あなたの心の基礎の部分を癒やすと全てが変わります。恋愛、仕事、友人、すべての人間関係がより良くなります。
【大阪開催】
日程:3月19日(日)開催
【名古屋開催】
日程:5月21日(日)開催

日程:6月18日(日)開催
*内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
『気づいていなかったけど実はパートナーを救っていた!
〜あなたは無力じゃない〜』
文:原裕輝
●助けたいが、怒りに変わることがある
あなたの好きな人や、パートナー(彼氏、彼女、夫、妻)が何らかの事情で落ち込んでいて元気がないということがあると、どんな感じがしますか?
パートナーのことを愛している人なら、気になる方は多いんじゃないかなぁと思うんです。
そして、
相手が元気なれる、
心が軽くなる、
笑顔取り戻す、
悩みから解放される、
気が紛れることに、
少しでも自分が力になれることがあるのであれば、何らか力になりたいと思う人も多いんじゃないかなと思います。
でも、少しでも自分が力になれることがあればと接していたにもかかわらず、それがいつの間にか怒りに変わるというケースがあります。
+++
仮に、
A太郎さんという夫を持つB子さんという女性がいたとします。
A太郎さんは最近元気がない。
A太郎さんは、「はぁ〜〜〜〜」と魂が抜けていくようなため息を時々つきます。
B子さんはそんな元気がないA太郎さんの力になりたいと思い
「どうしたの?」
と聞くんです。
A太郎さんは
「実はかくかくしかじかで・・・」
と、会社の人間関係が上手くいってない悩みをB子さんに打ち明けます。
B子さんはA太郎さんの話を一生懸命聞いて、自分なりに色々考えてアドバイスをします。
そして一通り話し終えたA太郎さんはB子さんに言うのです。
「聞いてくれてありがとう・・・はぁ〜〜〜〜」
と。
それから日がかわり、やはり元気がないA太郎さん。
何度も何度もB子さんはA太郎さんの話を聞きます。
でも、内容は前回と変わらずいつも一緒。
なんだか同じ所をぐるぐる回っている感じ。
でも、その度にB子さんは自分なりに色々考えてアドバイスをします。
そしてその度にA太郎さんの口から発する言葉は、
「聞いてくれてありがとう・・・はぁ〜〜〜〜」
です。
様子は変わらず。
そして、
一緒にいると度々「はぁ〜〜〜〜」と魂が抜けていくようなため息をA太郎さんは発し、元気が無いまま。
B子さんは、それを見て、何度話を聞いても同じ話ばかりでぐるぐると同じところを回っているA太郎さんに腹を立てます。
「うじうじうじうじと何遍同じ事ばかり言ってるのよ。しっかりしなさいよ!」
とB子さんは言っちゃうのでした。
●本当は自分に怒っていた?
この物語、最初はB子さんはA太郎さんを助けたいと思ったんです。
でも、最後はB子さんはA太郎さんを責める怒りのに変わってしまいました。
なんででしょう?
それは、もしかしたら自分の無力さへの怒りかもしれません。
パートナーを助けたいと思う人の中には、思っているようにパートナーが良くならないことへの無力感を感じる人がいます。
すると、
パートナーが元気がないのを見ると無力感を刺激されます。
『大切な人を何とかしてあげたいのに自分は何もしてあげれてない』と無力な自分へ怒りが生じるのですが、その感情を感じると心が辛くなるので、その無力感を無意識のうちに防衛します。(意識上でははっきりと感じません)
どのような防衛されるかというと、
相手を責める怒りに変わるんです。
相手を責めている間は自分を責めなくていいし、相手に怒っている時は自分へ怒らなくていいからです。
でも本当は自分へ怒っていて、自分を責めていたりすることがカウンセリングをしていると分かるケースがあるんですね。
●愛情深い人からこそ
そんな人はパートナーのことを助けたいと思っている心が温かい人なんです。
そういう人は愛情深い人が多いんです。
だからこそ無力感を感じることがきつくなるんですね。
そして無力感を防衛し相手への怒りになってしまうんです。
それくらい温かくて、愛情深い人なんです。
●実は救っていた!あなたは無力じゃ無い
でも、その人達はあることを見落としていることが多かったりします。
それは、
あなたのサポートがなかったらパートナーはもっとしんどかったということ。
思ったように元気になっていない、
回復していない、
悩みから解放されてないかもしれませんが、
あなたのサポートがなかったらパートナーは精神的にもっとひどい状況になっていたかもしれません。
もっとボロボロで、
いっぱいいっぱいで、
しんどかったかもしれません。
自分のことを気にかけてくれている人がいるという状況じゃなかったら、もっと孤独だったかもしれません。
もっと不安だったかもしれません。
自分のことをきにかけてくれている人がいる。
それだけで独りじゃ無くなり、
安心感が少し芽生えたかもしれません。
心が楽になった面があるかもしれません。
だから、
一見、パートナーの状況は変わってないし、同じことばかりを言っているし、元気もないし、何も救われてないように見えるかもしれないけど、あなたの愛で救われている部分があるんですね。
あなたは無力ではないんです。
そのことを受け取り、
自分は役に立ってる面があるんだと思えると無力感の防衛からくる相手に腹がたつということがなくなっていきます。
実は、パートナーを救っていた!
これを受け取っていただければと思うのです。
何かの参考になれば幸いです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
(文:原裕輝)
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