こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、この金曜日の<大人の恋愛術>コラムを担当しています。
お知らせ!いよいよ今週末です!「豊かさ」を受け取るための「お金」と「時間」のセミナー。
1/22(日)「アバンダンス(豊かさ)の心理学<「お金」編>」@東京・三田
<昼の部>13:30~17:30『Money is love!「豊かさ」を受け取るお金の使い方』
<夜の部>18:30~20:30『Time is money!「豊かさ」を受け取る時間の使い方』
3/26(日)10:00~20:00 <癒しの>CS1DAYワークショップ
『アバンダンスの心理学(1)〜罪悪感はいらない〜』@東京・三田
お金の問題のネックには「罪悪感」あり。「豊かさ」を受け取ることを自分に許しましょう。理屈を知り、自分を見直し、方向性を見定めたら、感情を癒して、人生を変える!1年のはじめにやっておきたいことを、Hop、step、JUMP!とご用意しました。
「アバンダンス(豊かさ)の心理学<「お金」編>」シリーズの詳細はこちら
「夫が浮気しているかも、なんです」。
「最近は、業務連絡ばかりで。なんだか彼と距離を感じます」。
「仲はいいんですよ。子供の面倒もみてくれますし。夫婦なんてそんなものかな、とも思いますし」。
カウンセリング中にそんな言葉がこぼれると、私の頭の中に「ピンっ」て旗が立ちます。
夫が浮気しているだろう、とまでは思いません。
でも、「退屈だなぁ」というため息まじりの、ボソッとした独り言のような想いが聞こえるんです。
パートナーシップが「役割」を演じるようなものになっていませんか?
お互いを「お父さん」「お母さん」と呼び合っているうちに、
彼を「お父さん」の「役割」に、
自分を「お母さん」の「役割」に閉じ込めてしまっていませんか?
(男性は、逆にして読んでみてくださいね。)
毎朝、同じ時間に起きて、
同じようにコーヒーを淹れて、
朝ごはんの支度をして、
家族を送り出して、あるいは、自分も家を飛び出して、
仕事をするのも、
家事をするのも、
今、一生懸命にやっていることは、全部、パートナーがいてくれることが前提なのに、
無味乾燥。
パートナーシップが「お仕事」になっちゃったみたい。
日本には、そういうご夫婦がとても多いです。
子供がいると、
「夫婦」の「役割」以上に、子供の「親」としての「役割」を意識するので、
「夫婦」としての関係性がどうなっているかに気付きにくいです。
「親」としてのパートナーシップが取れていれば、なおのこと。
「役割を手放して、ハートを開いて、愛を与えて!」
というのが、処方箋といえば処方箋なのですが、
「それってどういうことよ!」って言いたくなりますよね。
おまじないのようにしか聞こえません。
(10数年前の私にはそうとしか聞こえませんでした。今ならわかるんですけど。)
「役割を手放す」と言われても、明日から家事も仕事もしないというわけにはいきませんから、何をどうしたらいいのかわかりません。
そんなとき、私はこんなことをお聞きします。
「あなたの生活の中で、ご主人(奥さま)の優先順位はどうなっていますか?」
お子様がいらっしゃる方は、
「え?まだ子供、小さいですよ」
とおっしゃったり、
「あぁ、主人ねぇ」
というなんとも煮え切らない反応になることが多いのです。
子供の世話や心配よりも、
仕事のもろもろよりも、
家事のやりくりよりも(たとえそれが彼のためであっても)、
パートナーに「反応すること」を優先していますか?
家族の中で、
パートナーの意見を優先していますか?
(常にその通りにするということではないけれど)
家族の中で、
パートナーの希望を優先して叶えていますか?
「家族」は、まず「夫婦」ありき、です。
だから、まず「夫婦」の絆が大事、なのです。
「夫婦」は一番身近な他人どうしです。
「親子」は血がつながっています。
離れても「親子」は「親子」なのです。
他人であるパートナーと一番親密になることで家族に安心感が生まれます。
「夫婦」のつながりがしっかりしていれば、
子供は安心して悩めるので、自立できます。
ご主人が話しているときに、お子さんが割り込んできたら、どうなさいますか?
ついつい子供の話を聞いていませんか?
「ちょっと待って。今、お話をしているでしょう?終わったら聞くからね」
とお子さんにご主人の存在の大切さを教えていますか?
もしくは、
「ごめんなさい。ちょっと子供の話を先に聞くわね」とご主人に一言ことわっていますか?
私がこんなことを言うと、
「だって彼は子供の父親ですよ!私が子供の世話で大変なのだから、彼が一緒に引き受けるのは当たり前だと思うんです」
と、ごもっともなお返事をいただきます。
でもね。
「当たり前」がクセモノだ、と私は思うんです。
「お父さんだから当たり前」という考え方は、彼の「愛」を「役割」による「お仕事」にしてしまうから。
そして、その同じ考え方が、
あなたの家事や育児を「お母さん」としての「お仕事」にしてしまい、
そこにこめられたあなたの「愛」を見えにくくしてしまうから。
こんなに頑張っているのに、
「お父さん」の「愛」も受け取れず、
自分の「愛」もわかってもらいにくいものにしているとしたら、
それはとても残念です。
本当は、「愛」がいっぱいなのに。
「当たり前」は心から「ありがとう」を追い出してしまいます。
「ありがとう」は一番自然な「愛」のありようです。
私たちは、自分に一番近い人を、自分と同じように扱うものです。
あなたがパートナーを扱っているように、ご自分を扱っているとしたら、
いったい自分をどれほど大事にしているでしょうか?
あなたがパートナーの存在を大切にした度合いだけ、
自分に向けられた「愛」を受け取りやすくなります。
「妻」という「役割」から「何かをする」のではなくて、
ただ「彼」がそこにいることを「楽しむ」ためにどうしよう?って考えてみるといいようです。
コツは、
「やっていることがら」以上に、
「相手の存在の素晴らしさ」に
「ありがとう」の気持ちを送ること。
最初は、面倒ですし、水くさくて、かえって居心地が悪いかもしれません。
でも、わざとらしくても、少し続けてみてください。
子供よりもパートナーの存在を優先する、それも「言葉」を使って大切さを伝える。
それをやるようになって、
パートナーとの絆が戻って、
お互いにもっと楽で自由になったカップル、家族をたくさん見てきました。
幸せなパートナーシップをもつ人が増えますように。
lots of love,
みずがきひろみ
お知らせ!いよいよ今週末です!「豊かさ」を受け取るための「お金」と「時間」のセミナー。
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