こんにちは。
カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の【大人の恋愛術】コラムをお届けしています。
まずは、お知らせから。
10月13日(木)13:30〜15:30 第8回【みずがきひろみの心理学サロン】『デッドゾーンは生まれ変わるチャンス』。無関心、無感動、無意味感、虚しさ。ただただ疲れる。デッドゾーンはあなたがリニューアルするチャンスです。必ず出口はあります。そのプロセスをお伝えします。
11月6日(日)東京感謝祭で講演します
ワンポイント相談会でプチカウンセリングもします
ぜひ、会いにいらしてくださいね。
さて、本題。
「コミットメント」とか「コミットする」という言葉も、スポーツジムの「結果にコミット」というコピーで、一躍日本語の仲間入りをした感があります。
「明け渡す」「約束する」「のっぴきならない立場になる」という意味の英語です。
私たちカウンセリングサービスのカウンセラーが、「コミットメント」とか「コミットする」というときは、
「心を決める」
ことを意味します。
例えば、パートナーシップのジャンルでいえば「結婚」は明らかな「コミットメント」です。
「この人と人生のパートナーとして生きることを宣言し、法的に契約を交わす」ことで、「心を決めた」ことを公に宣言するものだからです。
「心を決める」と言うと、どんな感じがしますか?
ワクワクしますか?
それとも、悲壮感が漂う感じですか?
よく
「結婚すると自由がなくなるような気がして怖いんです」
とか、
「子供ができると自分の時間がなくなるじゃないですか。それが怖くて子供を産むことを決められないんです」
という不安感や怖れから「結婚」や「親になること」に「コミット」できないという悩みを聞きます。
でも、実際には逆で、むしろ「コミット」した方が、
心は自由になります。
それは、心も身体もがんじがらめにして動けなくしているのは、
「どうしよう、どうしよう」と思い惑う不安や怖れの感情で、
いったん「心を」決めてしまえば、
どのようなやり方をしようか、と具体的に、建設的にものごとを考えられるので、
軽やかになることが多いのです。
私たちは悩むとき、
つい、
自分がコントロールできないことをコントロールしようとして、
コントロールできることをコントロールしない、
というワナに陥ります。
「彼が私のことを愛すると決めてくれたなら」(条件)←コントロール不能!
「私は別れずに ←コントロール不能!
彼のことをもう一度愛そうと思う」(自分の決断)←コントロール可!
のように、自分ではコントロールできないことを条件にして、
自分にできることをやるかやらないか決めようとすると、
いつまでたっても不安定な状況から抜け出せなくなります。
これを、
「彼のことをもう一度愛することに決める」
と、彼がどうであれ、条件をつけずに自分の心を「決める」と、
不思議と清々しい気持ちになり、
ならば「どのように」愛そうか?と「自分にできること」に意識が向くようになります。
前向きで、明るく、相手に何かを求めるわけでもない。
そんな軽やかさが、相手に伝わるのでしょうか。
「コミット」をすると、結果は早く出る
ようです。
条件のない、ただまっすぐに差し出された「愛」には、
やはり誠実な「愛」が返ってくることが多いです。たとえそれが、「受け取れなくてごめんなさい」であったとしても、「誠意」や「思いやり」という名の「愛」がついてくるようです。
「欲しい」ものを手に入れた人は、本当にそれを「欲しい」と思った人である、
と言います。
意識だけではなく、無意識も含めた「心、全部」で「欲しい」と思えると、
「願い」を叶えるためのパワーが出ます。
そんな、心を軽やかにする「コミットメント」の仕方を考えてみましょう。
(1)「(◯◯を)愛すると決める」。
「愛する」は動詞です。自分で主体的に決めることができます。自分の心の態度を自分で決めると、内側の深いところから、ふつふつと力が湧いてくるような気がしませんか?
(2)「私は幸せになると決める」。
自分が何を選択し、具体的にどうしたらいいのかがわからないとき、まず、自分の最終的な心のありようを、「幸せ」に決めてしまいます。
そうすると、「幸せにならない」選択肢は、自然と消滅します。このとき、起きることを信頼して、うまくいかないことにしがみつかずに手放せると、徐々に最善の道が見えてきます。すごくパワフルです。
(3)何回でもコミットします。
1回コミットすると、すぐに答えが出ることも多いです。
でも、コミットすることが怖くて、コミットしても、またすぐ心が迷ってしまうことだってあります。
だからといって、自分を「優柔不断!」と責めないでくださいね。ただ「怖い」だけかもしれません。
本当に「欲しい」ものを「欲しい」と思うことが怖いなんて不思議ですが、それが手に入ってしまうと人生が終わってしまうような怖さを感じることはしょっちゅうです。
なので、「欲しい」気持ちをもう一度確認して、また「コミット」します。
やっぱり不安や怖れが出てきたら、
「失敗するのが怖いの?」
「せっかく手に入れても、万が一、それを台無しにしてしまったらどうしよう!って怖がっているのかしら?」
とそれもそのまま優しく抱きかけてみましょう。
そして、やっぱりまた「コミット」します。
そんな小さな「コミット」を重ねることが、揺るぎない「コミットメント」に育ちます。
皆さまが、本当に「欲しい」幸せにたどり着けますように。
10月13日(木)13:30〜15:30 第8回【みずがきひろみの心理学サロン】『デッドゾーンは生まれ変わるチャンス』。無関心、無感動、無意味感、虚しさ。ただただ疲れる。デッドゾーンはあなたがリニューアルするチャンスです。必ず出口はあります。そのプロセスをお伝えします。
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