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つい男性と競争してしまう

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。

担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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私は生まれも育ちも大阪なのですが、大阪でもかなりの田舎に生まれ育ちました。

よって、かなりの昔文化が残った中で育ちました。

 

お家のなかで、長男は絶対的に大切なものとして扱われていました。

長男だけ夕飯のおかずが一品多いというのも、当たり前でしたし、親戚が集まる場では、男性たちは座って食事しているのに、女性たちは台所であわただしく働きながら、立って食事をとるような感じでした。

 

別に男性たちに悪気があったわけでもないのでしょうが、それが当たり前という環境だったのです。

ですから、自然な流れとして、「男性は偉い」と思うようになりました。

ということは、女性である私はいつも男性に仕える立場にならなくてはいけないような・・・そんな気分だったのです。

 

でもだけど・・・

やっぱりそれは悔しい。

 

そこで自然に芽生えたのが、男性への競争心です。

 

「私だって、やるときゃやるのよ!」

「私は、男性より出来がいいのよ!」

そんなことを証明したくてしょうがない。

なので、女の子としては、ずいぶんかわいくない状態だったかもしれませんね。

 

男性に頼らない、あてにしないが当たり前でしたからね。

 

男性を立てているふりをしながら、心の中では、「あなたより、私の方が優秀なのよ」と思っていたわけですから、恋愛がうまくいくはずがありませんよね。

女性が男性よりも、優秀なことがいけないわけではないのです。

競争心が恋愛には、悪影響を及ぼすのです。

 

本来、恋愛とは、対等な関係性であるはずなのですが、私のように男性は偉い、女性である私は仕えなくてはいけないと思っていると、どうしても女性である自分の立場を男性の下に置いてしまいます。

これだけでも対等ではないのに、下に置いた立場は、やっぱり悔しいからと、男性の頭をおさえつけ、何とか自分が上の立場になろうと競争します。

自分の立場を下に置いても、男性の立場を下に置こうとしても、どちらにしても対等さは永久にやってきません。

 

常に「どうせ私は・・・」といじけているか、「男なんてなによっ!」とケンカを売っている状態になってしまいます。

 

恋愛は勝ち負けや、優劣ではないとわかってはいるのですが、なかなか競争から抜け出せないのです。

 

勝っていても、負けていても、それは競争しているということには変わりないのです。

 

多くの女性は、男性と競争などしていないでしょうが、もしも昔の私のように男性と競争してしまうとう人がいらっしゃったら、女性である自分の価値や魅力というのを、再認識していくといいかもしれません。

 

自分で自分の価値を認識し、受け入れることができるようになると、他に価値を求めなくてもよくなります。

つまり、男性に勝つことで得ようとしていたものを、求めなくてもよくなり、競争しなくてもよくなるのです。

 

とは言っても、自分の価値を認識するって難しいのですけどね。

私もいまだに努力している日々ですが、男性女性に関わらず、競争するのって疲れますから、いつか競争を完全にやめられたらいいな~くらいの、緩い感じでやってみるといいのかもしれませんね。

 

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大門昌代の『あの時知りたかったよ』シリーズ はこちら>>> 

『大門ママの言葉の解説』はこちら>>> 

私が子供だった頃シリーズはこちら>>> 

 

 


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