こんにちは。カウンセリングサービス の根本裕幸 です。いつもありがとうございます。
先週は4日ほど仕事やプライベートで車で高速を走る生活でした。
神戸に3日、大阪の東の方に1日出かけていたのですが、ますます車というか、運転が好きになりまして、ほんと楽しいんですよね。
「趣味、ドライブ」と書ける日も近いかもしれません(^^)
実は何年か前まではペーパードライバーで、運転というのはコンプレックスだったんですよね。
それを解消したら、好きになり、趣味になるなんて、不思議なものです。
ま、そもそも、運送屋の息子なので、筋はあったかと思いますが・・・
さて、今週は福岡へ参ります!
村本明嬉子とのダブルトレーナーでヒーリングワークを開催!
特別な2日間をたっぷり演出します。お近くの方、ぜひ、お越しくださいね。損はさせませぬっ!
5/26,27 10:00~ 福岡ヒーリングワーク (博多駅前・深見ビル)
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さて、「根本は今、どこにいるの?どこの枠が空いてるの?」と思ったら、こちらの根本のスケジュール一覧を参照下さい 。(パソコンからの方が見やすいです)
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「知り合ってから付き合うまでは熱烈なアタックがあり、情熱的でロマンチックな言葉をかけてくれた彼。
デートの帰りはちゃんと家まで送ってくれたし、メールの返信だってとてもマメだった。
この彼はとても誠実だと思ってお付き合いを始めた頃から徐々にその態度が変わり、3ヶ月経った今では、メールの返信はほとんど期待できず、デートだってこちらがお願いしてようやく実現する始末。
釣った魚に餌をやらないとよく聞きますが、まさか自分がそんな目に合うなんて!でも、好きになっちゃったし、健気に彼の連絡を待ってしまう自分がいるんです。
そんな自分のことも嫌になるんですが・・・。」
よく聞く話を言えばそうなのですが・・・、果てさて、なぜ、こんな風になってしまうのでしょう?
私の何がいけなかったのでしょうか??
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現実の「釣り」にもキャッチ&リリースというやり方があります。まさに釣ることが目的で、釣った魚はすぐに水に返してしまうのです。
“釣ることが目的”。魚は生き延びれますから嬉しいですけど、魚と一緒にされる女性はたまったもんじゃないですよね?
でも、なぜ、釣ることに満足できるのでしょうか?
女子的な見方をすれば、釣った後にどんな楽しいことをするのか?が一番大事だと感じると思うのですが。
男性はもともと、獲物を捕まえる、ということがはるか昔、狩猟時代からの大切な使命でした。家族を飢えさせないために、食料を持ってくる(お金を稼いでくる)ことが男性の大切な任務だった時代があったんです。
そして、それは現代にも続いてますよね。働いて稼いでくるのはお父さんの仕事、みたいな風潮。
その影響で、「結果」や「目標達成」に何よりも意識を置く傾向が今も残っているのです。
男性が「どんな仕事をしているか?」よりも「どれだけ稼いでいるか?」、「どんな勉強をしているのか?」よりも「どの学校を出ているか?」などの結果で比較・競争・嫉妬・否定することが多いところに、その影響を見て取ることができます。
そうした考え方で行けば、「目標=狙った女性を落とす」ことがまさに重要になってしまうのです。
だから、落とした後の獲物には興味を持てなくなってしまうのです。
「ああ自分のものになったな」と思った瞬間、興味を失い、それまでのマメさが影を潜めてしまうのです。
そんな男性に理由を聞くと、おそらく「わからん。なぜかそうなってしまう」とつれない答えが返ってくることもあるんです。
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また、このパターンには実はもうひとつ違う側面があるのです。
男性性が強く、自立的な人に共通する心理でもあるので、この「釣った魚に餌をやらない」を、私の得意な“心の距離感”から見てみましょう。
まず、釣った魚に餌をやらない彼。自立的で男性性が強く、仕事を頑張り、優秀な人であることも多いと思います。それが表面化していなくても、きっととても個性的で、強いパワーを持った方であろうかと思うのです。
さて、そういう自立的な方、釣った魚、自分自身に対しては餌をやっているのでしょうか?
『パッと見はすごく餌をやってるように見えるのだが、深層心理では逆に、全然受け取れておらず、自分自身にも餌をやっていないケース』が実に多いのです。
皆さん、意味、分かります?
すなわち「自分には甘く、自己チューに、わがまま、自分勝手に生きてるようにしか見えない彼。でも、外向けにそう振舞ってる人に限って内面では真逆で、自分を攻撃し、傷つけている自分がいたりするんです。
その多くは罪悪感の仕業なんですけどね。
心の法則のひとつに「心理的な距離が近くなればなるほど、自分自身に対して同じようにその相手を扱う」というものがあります。
心理的距離が離れている人に対しては親切にしたり、優しくできたりするのですが、距離が近くなると、自分自身に冷たくしているように、相手にも冷たく接してしまうのです。
これは男性に限ったことではなく、女性にもよく見られる現象で、「とても自己攻撃が強い女性が、彼ができて距離が近づくと、その彼に対しても攻撃的な姿を見せる」などのケースが相当します。
そういうわけで、釣った魚=心理的距離が近くなった彼女、というわけで、自分自身を大事にしてない分、彼女を大事にできないようなのです。
もちろん、意識的なものじゃありません。
むしろ、彼は親近感を感じているし、大事にしてるようなつもりであることも多いのです。
(これはカップル・カウンセリングで、よく男性側から同意を求める視線を向けられるポイントでもあります。笑)
だから、彼自身が受け取れるようになるように、彼が自分のことをもっと大切にできるように、彼女や周りがサポートしてあげることが大切なんですよね。
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さて、そんな男性にどうしたらいいのでしょう?
一言で言えば「彼に安心感を与えない」ということなんです(笑)
刺激物であり続けることであり、彼の狩猟意識を刺激するような女で居続けることです。
特に“落ちそうで、落ちない”という女性に、このタイプの男性は燃えますよね。
じゃあ、どうしたら、そんな振る舞いができるのか?というと・・・「自分が欲しいもの、したいことをはっきり伝える」「嫌なものは嫌とはっきり言える」などの自分の意志をきちんと表現することなんです。
また、自分自身を常に成長させようとしたり、いい女でいることにコミットしたり、要は、自分を安く扱わないことなんですね。
だから、ちょっとタカビーなくらいがいいのかもしれません。
でも、これ、勇気がいることですよね?
自分に自信がないとなかなか・・・。
でも、そんなハンターな彼に見初められたわけですから、そんなあなたはいい女なのです!
結局は、自分に自信を持つことこそ、餌をもらう秘訣と言えるのではないでしょうか。
それに相応しい自分であること、どうか、認めて欲しいな、と思うのです。
ちょっとハードルの高い要求でしょうか。
皆さんの参考になれば幸いです。
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