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決められない男性の心理(2)

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カウンセリングサービス清水三季央(しみずみきお)です。8月もお盆前となりましたね。暑さが厳しいですが、6月から続いているので、体に負担が大きくなりそうです。さらに後1カ月は続くので本当にご自愛下さいね。


さて、前回お伝えした決められない男性の心理の2回目。今回は少し違った視点でお伝えしたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・
◆決められない男性とは?

 

前回と同じで、言葉の通りですが、いわゆる優柔不断でもありますし、迷っているだけではなく、何かを決定し実行していくことが苦手だったり、できなかったりする男性を指しています。

 

例えば、結婚を決められない、恋愛相手を決められない、一緒に行くお店を決められない、不動産物件を決められない、買い物が決められない、旅行のプランを決められない、などですね。

 

このように男女関係の多くの場面で、女性が、決められない男性に対して、イライラと怒りを感じたり、さっさと決めなさいよ!と怒りを爆発させたり、無言の不満を感じたりしてしまうというお話もよく伺います。
 
このタイプの男性について今回は前回と少し違った視点で考えていきたいと思います。


 

◆決められない男性の心理

 

なぜ決められないのでしょうか?前回とは違った視点でいくつかある中から1つお伝えしたいと思います。

 

女性側が検討する範囲よりも、広い範囲を男性が検討しているから決めるまでに時間が長くかかっている

 

こういう場合もあります。女性からは一見、決められない優柔不断な男性に見えますが、男性が決めるためによりベストを尽くして検討するために、時間が長くかかっています。正確に言い換えると、決められない男性というよりは、決められないように見える男性ということになりますね。

 

具体的には、食事をするお店を、予約していないので、その場で決めようとしている場面で、一つの飲食店街があればすべての店を検討してベストな答えを出そうとしてしまいます。

 

女性の側は適当に選んでくれれば、よいと考えているけれども、男性はすべての範囲で検討してベストなところで決めるのに時間がかかっているということですね。

 

その他には立ち止まってスマホで検索を始め、ベストな答えを出そうとするあまり、検索時間が長いという場合もありそうです。

 

多くを検討したり、スマホで検索しても、最終的にベストな答えにたどり着くとしたら、ある意味では有能だとも言えますね。またある意味では、時と場合に合った検討の仕方ができていない臨機応変さに欠けるとも言えますし、そもそも予約していないのでダメとも言えそうですね。

 

 

◆女性の側はどうしたらいいの?


前回お伝えしたのは、男性が決めるまでの検討に時間をかけているけれども、検討が進まず結果にたどり着かない場合です。

 

今回は、検討に時間はかかっているけれど、よい結果にたどり着く場合を指しています。けれども女性から見て、男性を「決められないタイプ」だと捉えているわけですから、もしかしたら男性がベストな答えまで検討している途中で、女性が男性を遮っている(いた)のかもしれないと捉えてみましょう。


男性がベストな答えにたどり着いて、よい答えを決めてくれると、最終的には女性はとても幸せな体験をすることになります。

 

具体的には 食事のお店を決める場面なら、女性が描いていたイメージよりも、よい雰囲気のお店を男性に見つけ出してもらえます。結婚などであれば、男性が十分に結婚資金を用意して、挙式までの手続きや、挙式、その後の生活のプランなど、ここでも女性が予想しているよりも何ランクも上の出来事を用意してもらえることになります。

 

男性が決めてくれるまで女性側は待つことにチャレンジしてみましょう。

 


◆なぜ女性は男性を待ちきれないの?

 

待てばいいとはわかっていても、難しいですよね。なぜなのでしょう?

 

女性側にとって、自分が予想している幸せよりも、大きな幸せを男性がプレゼントしようとしてくれている時に、女性側にはその幸せを手に入れることに抵抗感が出てくる場合があるんですね。抵抗感とは不安や悲しみや怒りなどネガティブな感情です。

 

抵抗感が出てくるとネガティブな感情のせいでネガティブなコミュニケーションや態度をしてしまうなどしてしまい、その結果、男性を待ちきれず、男性が決めてくれた後に手に入りそうな、その幸せを手に入れないような状況を作り出してしまうことがあります。

 

具体的には、ロクなお店に決めないだろうと男性のセンスをあきらめている、結婚を急ぎすぎて男性を怒って関係を悪くしてしまう、男性を信頼できずダメ男だと信じ込んでいる、などですね。

 

抵抗感というのは無自覚なまま感じていると、その感情に巻き込まれてしまいやすいです。抵抗感があるけれども惑わされないぞ、と抵抗感を自覚して、あえて意識して忍耐力をもって男性を待つということにチャレンジすると、待ちやすくなります。その結果、女性にとって予想もつかない幸せを男性が決めてくれるかもしれません。

 

結婚の場合には待つといっても待った結果、結婚できなかった場合に、数年を無駄にするというリスクが出てきますよね。その場合は日常的な他の場面で待つというチャレンジをして男性を試してみましょう。同時に前回のコラムも参考に取り入れて下さいね。

 

 

◆待ってみたところで結局・・・

 

女性によっては待ったこともあるけれど、男性は女性が求めている幸せとは見当違いな、「オレがここに決めてやった感」満載な答えに決めてしまい、男性目線では自己満足、女性目線ではありがた迷惑、という場合もあるかもしれません。

 

具体的には、食事なら女性はほどほどのところでも早く食べたり休憩したいのに、男性は高級なところや口コミがよいところにこだわりすぎているとか、旅行なら、女性は近場でものんびりしたいのに、男性はスケジュール満載の旅行プランにしてしまう。結婚なら女性は早ければ形にこだわらないのに、男性は形にこだわりすぎて数年延びるなどですね。

 

この場合は結果的に女性が幸せにならないので、前回のコラムに当てはまります。やはり簡単なレベルの決め事から男性をトレーニングしていきましょう。

ここでのトレーニングのポイントは、女性側が求めていることと、男性が達成しようとしていることにズレがあることを、男性にしっかり伝えるところにありますね。

 


◆終わりに

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回は前回の続きとなりました。男性の方が女性よりも年上だったり、保守的だったり、高学歴だったり、超自立だったりすると、今回のケースが当てはまる場合があると思います。女性側の抵抗感が強すぎる場合、コミュニケーションしてもうまくいかないなど、個別の問題はカウンセリングでご相談下さいね。。皆さんの男女関係や人生がよりよくなるよう祈っています。

 

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