
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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頑固な男というのがいます。
一度言い出したら、聞かない。
すねると手がつけられない。
困ったものである。
すねると手がつけられない。
困ったものである。
例えば、この手の頑固な男性とお付き合いしていて、お別れしたいなと女性が思ったとします。
男性側は別れたくない。
男性側は別れたくない。
すると、別れたいと言った女性を、説得にかかる可能性が高いです。
「君は間違っている」
「僕と一緒にいることが、正しいことだ」
「君は間違っている」
「僕と一緒にいることが、正しいことだ」
延々と語るかもしれません。
女性側が「そんなあなたと、もうやっていけないのよ」と言ったとしても、聞く耳は持っていません。
とは言っても、こういう場合、本当に女性側の話を聞いていないのかというと、実はそうではなかったりします。
聞いているけれど、受け入れられないのです。
例え女性側が、「あなたは間違ったことしていないけれど、私はもう一緒にはやっていけないの」と言ったとしても、「間違っている」と言われているように感じるし、一緒にはやっていけないというのが、受け入れられないのです。
ですから、それらの言葉を受け入れないために、「間違っているのは君だよ」「正しいのは僕である」ということを、延々と主張するのです。
ですから、それらの言葉を受け入れないために、「間違っているのは君だよ」「正しいのは僕である」ということを、延々と主張するのです。
会話が全くかみ合わないのです。
これ、仕事に疲れ果て、会社を辞めたいと言っている社員に、「仕事をやめるなんて、社会人として間違っている」と語る上司と同じような感じです。
疲れ果てて、仕事ができない状態になっている社員に「気合が足りない」とか、「社会人たる者」というお説教をしたところで、余計に辞めたくなってしまいますよね。
こうなると、仕事を辞めたい社員は、話し合いを諦め、出社拒否という手段に出る可能性があります。
疲れ果てて、仕事ができない状態になっている社員に「気合が足りない」とか、「社会人たる者」というお説教をしたところで、余計に辞めたくなってしまいますよね。
こうなると、仕事を辞めたい社員は、話し合いを諦め、出社拒否という手段に出る可能性があります。
頑固者の男性とお別れするときも、もしかしたら、出社拒否ならぬ接触拒否が必要なのかもしれません。
「人間として、悪い人じゃないし、彼とちゃんと話し合って、理解してもらったうえでお別れしたい」といくら思っても、難しいのかもしれません。
時には、断固とした態度というものが、必要なのです。
時には、断固とした態度というものが、必要なのです。
別れたくない側の彼は、「話を聞いていない」「話を理解していない」のではなく、「その話を受け入れたくない」のです。
ですから、話を聞いてもらおうとしても、話を理解してもらおうとしても、残念ながら意味がないのです。
ですから、話を聞いてもらおうとしても、話を理解してもらおうとしても、残念ながら意味がないのです。
受け入れたくないわけですから、受け入れてもらえるようにしなくてはいけないのですが、なにせ受け入れたくないと頑固に思っているので、受け入れざるを得ない状態になるのを待つか、受け入れていなくても、「もう無理なのよ」という事実を作ってしまうしかないのかもしれませんね。
頑固さというのは、良い意味では、「意志が強い」ということになるのかもしれませんが、別れ話などのときにその意志が「別れない」という側に傾くと、なかなか別れてもらえなくなりますので、困ってしまいますよね。